太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

3月中旬から下旬 in 2015

2015-03-31 | つれづれ
 3月のイベントして,3つの大きなイベントがあった.1つはannual,1つは恩師に関して,1つは家族に関してのことであった.

 1つ目のannualなことは,卒業式.初めて受け持ったゼミ生との時間や4年生に教えた講義などを思い出していた.星城に移って1年目の3年生の講義から運動器全般を任されることとなった.1年間で講義の流れを作りながら実習の準備ができるように工夫した.学生の人数が多いたため実技の時の私の手元が見えるようにビデオカメラの映像をプロジェクターを通して映すなどの工夫をした.論文検索をどのように症例に応用するか,keywordを絞り込み過ぎない検索などを行ったこともこの学生たちからである.臨床に出てから役に立つことを考えて,講義の中に加えた.是非,今後に役立ててもらいたい.

 2つ目は,恩師名大河村先生の最終講義と退任祝賀会があったこと.名大の工学部に入った後,医学部に入り直し,その後基礎研究を通して,UCLAに留学.留学時も輝かしい業績を残し,その後保健学科に来られ理学療法の教育と研究に27年間従事された.まさに,名大の理学療法の育ての親であり,それでいて親しみやすく学生目線で,イベント事には必ず参加された.この間に多くの方の祝辞などから,自分の知らない河村先生を知ることができ,益々その偉大さを感じた次第でした.

 3つ目は,自分の母親を海外旅行に連れて行ったこと.数年前に体調を崩し,昨年父親が亡くなったこともあり,とにかく連れて行きたかった.本人も旅行前はかなり心配していたが,旅行中の体調も悪くなく楽しかったようである.飛行機も初めてであった.帰ってくると今度は北海道がいいと言っていた.昨日,帰国したが近所でしゃべりまくっているようである.

2月下旬から3月上旬 in 2015

2015-03-12 | 大学
 現在,1週間に1回ほど,本学のNative English speakerとchattingをしている.基本的には,世間話後に研究の話,学会の話をなどで1時間が過ぎる.かれこれ半年ぐらい続いているがなかなか有意義な時間だ.また忙しい時は無理をしないのも都合が良い.

 2月から3月の中旬までは,論文執筆のゴールデンタイムである.毎日空いた時間は論文を書いているが,いつも背景で時間がかかる.先日,英語校正に出した論文が昨日戻って来て,本日,修正は終えて,また文章の追加などもした.しかし,背景で止まっている.英語は気にせずに再度日本語で流れを書いた.数回書き直しているが,まだまだ.妙案(そつのない流れ)が浮かばないので,本日はここまでとした.

 3月上旬に東京で研究打ち合わせをした.その内容の一つである関節の振動信号解析では,多方面からの解析(工学部の専門家の解析)で,自分たちが行った解析結果が更に深まった.また,結果と仮説も合う.こちらも論文投稿の準備が出来つつある.言うは易し,書くのは大変.

 先日,大学と同じ東海市にあるアロン化成さんにお邪魔した.車で7分ぐらい.そちらにはものづくりセンターがあり,誰でも知っているアロンアルファの会社であるが,シャワー椅子,ポータブルトイレと介護用品も昔から扱っており,私も豊橋で臨床をしていた時は,多く使わせて頂いた.歩行路や床反力計もあり,我々に近い(研究内容も,距離も)施設であった.驚いたことにフリクションペンの擦る部分のゴムも製造されていた.

 さて,本日は,ゼミで学生と研究打ち合わせをした.1つは,昨年の続きで姿勢と歩行に関する研究,もう一つは歩行と循環に関する研究.こちらは新しい取り組みとなる.3月末の倫理申請を目指している.
 
 プライベートでは,日間賀島にフグを食べに行った.不思議(?)なことに,島に渡ると味が増すように感じる.電車で河和まで行きフェリーで20分.小旅行としては,大変楽しいものであった.

 今週の土曜日は,いよいよ4年生の卒業式である.星城での初めてのゼミ生が卒業する.感慨深い会となりそうである.謝恩会後は一応,終電では帰る予定である.