太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

11月中旬から12月中旬 in 2018

2018-12-17 | 研究室
 11月末がOARSIの発表抄録の締め切りで,自分と他の2名がぎりぎりとなった.抄録と言っても,文書量も多く図やテーブルも付けられるので簡単に作成は難しい.私は関節音の研究で投稿した.来年のゴールデンウィーク期間にあり,航空券が高くなりそうで心配である.採択されてからチケットを毎年取っているが購入できるかも心配である.2名のうち,1名は間に合ったが,1名は十分なデータの検討が十分に出来なかったので,来年6月にある国際リハビリテーション医学会世界会議(ISPRM)に変更.英語の校正も校正会社に急いでもらい慌ただしい11月末であった.

 12月には毎年恒例の太田ゼミのOB,OGと私の仕事の仲間と学生,院生が参加して,症例や研究発表会を膝を突き合わせて行った.いつも思うことであるが「もったいぶらない」という考えで行うと事が非常にスムースで得るものも多い.10月から11月に土曜日が1日も空かず12月になってしまった.遠方からの参加者もあり来年は以前のように1泊にという希望も聞いた.来年のことは来年のそのぐらいの時に考える.夜は,今年はタイ料理をみんなで食して,学生も先輩PTたちと話ができ楽しかったようである.

 12月に入り,今度は院生の発表会と修論.今年は2名の修士修了予定者がいるため,随時,進めている.2-3か月に1度の割合でprogress meetingを行っているので,発表スライドの方はそれで準備が整ってくるものと思われる.まとめてきても私がまたいろいろと要求するので困っていることと想像する.

 前院生の関節音論文の返事待ちであったがどうもうまく投稿できていなかった可能性もあり,次の準備を進める方向となった.私の方も先にrejectされた論文の投稿先を決め,それら2つの論文は同じジャーナルに出そうかと考えている.論文の体裁がいつも異なるとなかなか修正が困り,投稿したことが無いジャーナルに投稿をするとミスが良く起こる.いつも同じ出版社の国際雑誌に投稿される先生も確かにいらっしゃる.年内には,再投稿をしたい.

 学部の4年生から3年生へ研究で使用する機材の伝達講習も終わった.来年度の卒業研究は1グループは関節音,もう1グループは動作解析と筋骨格シミュレーションを予定している.4年生は,国試勉強にいよいよお尻に火が付き始めた様子.昨年も学生の国試勉強のノートチェックで,各学生にあったノート作成方法を一緒に検討した.これもディスカッションをして,進めると効果を実感する.卒業研究で科学的な思考ができる学生は国試でも非常に点数が伸びる印象を持っている.国試は確かに暗記することが重要となってくるが,それでも覚える範囲と内容の理解とそれらの関係付けと思う.