太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

1月中旬 in 2012

2012-01-28 | つれづれ
 大学の講義もほぼ終了し、あとは試験とレポートの採点となり、少し時間が出来ることを期待している。昨日で、解剖学実習も終了した。アシスタントをしながら、臨床の疑問の再確認にもなっている。

 さて、先週の土曜日は、NPO愛知県理学療法学会と愛知県理学療法士協会の理事会があり出席した。その後、豊橋に向かい現在お世話になっているクリニックの新年会に参加した。恥ずかしながら、翌日ひどい二日酔いになり終日の予定をキャンセルした。気分が良くなったのサザエさんの途中からであった。

 さて、インフルエンザが流行し始め我が家も戦々恐々であった。案の定、26日に娘の保育園から電話がかかり、早退となった。幸い、インフルエンザではなかったが、熱は比較的高くなった。今日(土曜日)は朝も少し熱があるため、1日家に閉じこもる予定。
 

1月上・中旬 in 2012

2012-01-20 | 研究室
 毎年の正月ボケもやっとなくなり、仕事も平常運転となった。

 1/11(水)に通常のゼミ(カパンディの輪読)とは別に特別ゼミを実施した。首都大学東京の長谷先生と国立長寿の松井先生に参加して頂き、太田研4年生の卒研発表と首都大学東京の長谷先生の院生の発表をしてもらい、研究打ち合わせも実施した。当方の研究1である膝関節屈曲アシスト装具のCVAへの応用に関しては、長谷先生からゴムの定数(バネ定数)の話になり、太さと力の関係の話となった。私たちでは気が付きにくい内容である。研究2である足角と歩隔の歩行時膝関節への運動学的、運動力学的影響に関しては、座標の定義の話となった。臨床系の人のみで話をしてもなかなかそのような議論にはならない。学生に原理を理解してもらうためには非常に有意義な時間であった。

 その後、東京にいる長谷先生の院生さんと、webカメラで発表とディスカッションを行った。長谷先生が設定をして頂けた。私は経験がなかったので、新鮮であった。

 17日は、平成18年から豊橋市で実施している介護保険下の運動機能向上に関する事前の打ち合わせを行った。5年かけて、着実に進んでいる。医療・介護連携がベースの取り組みで、豊橋市内全域でPT・OTの協力が得られていることに高い価値がある。平成24年4月に医療と介護の同時改定が行われるがこの連携は、その中で重要視されている課題である。そのような意味では、我々は6年前からこの課題に取り組み、具体的な成果(まだまだこれからであるが)を挙げている。

 さて、年末に突然依頼が来た名古屋大学予防早期医療創成センターのワークショップ講師。全体のスケジュールがアップされた。今日は午後から解剖の助手で鶴舞であったが、AMはその発表内容の準備をしていた。大変光栄であるが、私には荷が重い。



2012年のスタート

2012-01-08 | つれづれ
 大晦日から新年は我が家で過ごし、ワーキングデイと同様に早く寝た。今までは、アパート住まいであったこともあり、自分か家内かのどちらかの実家で過ごし年越しをしていた。それはそれで楽しみであったが我が家でゆっくりも良かった。

 今年はそのような理由で家内と義母と娘でおせち料理を作ってくれたので、年始はそちらを頂いた。なお、娘の手伝いは味見役。

 毎年、食べ過ぎと飲み過ぎと運動不足でダラダラの年始となってしまうので今年はそれだけは避けるため、元旦に岡崎の我が家から安城の実家まで走った。右足にfootballer's ankleを抱えているので心配であったが、12kmぐらいを1時間10分ぐらいで走った。その満足感から夜は、食べ過ぎた。

 4日まで休みをもらい5日から大学に行った。AMは、年末からのメールの返信と学術誌の投稿、査読の対応で終わり、PMは1/7の名古屋大学理学療法研究会の資料印刷で苦慮して夕方に。

 7日は、その名古屋大学理学療法研究会。大曽根から大学に向かう途中に今までに見たことのない人数の列が出来ていた。大曽根駅からナゴヤドームまで1.4kmぐらいであるが、その列は駅の近くからドームに向かい続いていた。後から嵐のコンサートと知った。たぶん、姪も来ていただろう。

 研究会のタイトルは「脳のシステム障害と理学療法」。脳の各エリアの働きと連合線維などによるその連絡の話から始まり、画像と症状のマッチングとクリニカルヒントを交えての話であった。私としては、立位の重要性の再確認となった。また新しい私の研究テーマ(ものづくり)も考えていた。そして、自分が新人の頃(20年前)、カンファレンスでCVAの患者さんの症状とCT画像を比べて、病巣部位と機能を比べることを、神経局在と脳神経外科学の2冊の本を持って検討していたことを思い出していた。現在は、CVAの患者さんを診る機会もそのような検討をする機会も少なく、20年前に得た知識はどこかに飛んでいってしまったことを再認識した。覚えているのは内包と病巣部位との関連ぐらいである。それでも、知識として大変興味深い。

 さて、今年の仕事のNew year resolutionは、英語論文の作成。昨年1本もアクセプトがないため、今年は優先したい。また、英語のBrush upを英検の受験を含め、目標を決めて行いたい。個人的には家内安全、家事・育児励行。今年もナゴヤドームマラソンに参加などなど。気楽に、科学的に。