太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

マインドマップ

2010-08-31 | 大学
 本日は、午後から豊田講堂3Fの一室でマインドマップ(MM)の研修を受けた。全く予備知識がなかったが楽しく受講した。教えてもらえることはうれしい。さてMMは、英国のブザンさんが開発したもので、日本ではブザン教育協会という協会が普及活動をしている。企業や教育現場に普及しつつあるようである。ビルゲイツもつかっているとのこと。私の理解では思考を見える化することで、自分のイメージを膨らませ、それらの関連を見ることができ(Imagination and association)、絵などを多く入れることにより、言語より多い情報量になるとのことであった。実際に3時間の講演をA4、1枚に描かれていた。

 セントラルイメージとして真ん中に「タイトル」を付け、そこから枝を書いてその枝の上にイメージした単語を書きならべて行く。やってみたら、それは楽しくまず会議の内容をまとめるところから使ってみようと思っている。また、自分の講義の紹介や講義全体の流れの説明にも使え、研究のアイデア出しに使えそうであった。特に学生に教えていくには制限が無いようなので、9月末の太田キャンプ(ゼミ合宿)で少し教えても良いかもしれない。

ぶどう狩りとおたふく

2010-08-31 | つれづれ
 週末は、イギリス人の友人家族と岡崎駒立のぶどう狩りに行った。前日にネットで調べなんとかBBQも予約できた。我々家族も、初めての行事であった。ぶどう狩りは多くのところが組合に入っていて金額などは共通となっていた。BBQ、川遊び、つり、ゴーカートなどそれぞれの園で、若干内容が異なっていた。我々は、マルタ園という最も奥にある園行った。多くのところは、8/20以降より巨砲のぶどう狩りができ(それまでは小粒のデラウエア)、我々もそのためこの時期にした。ぶどう棚の下でゆっくりできた。特に何も持っていかなかったが、食べ物を持ち込んでも良いようであった。BBQも持ち込みもでき、その場合は屋外で炭を使うことになっていた。我々は室内で、食べ物を予約しておいたが、ぶどうでお腹が膨れるので、大人の人数の半分で良かった。いつものように私一人残してはもったいないと、腹一杯まで食べた。プールも井戸水で冷たく気持ちよく、川よりも良い感じがした。初めてのぶどう狩りであったか来年は、クーラーボックスに氷を入れて、ぶどうを冷やして食べると良いと思った。

 翌日の月曜日夜中から娘が左の耳の後ろを痛がり熱も出てきたようであった。おたふくの発症。家内は仕事でAMは休めず、私が休みを取った。午前も学生との研究打ち合わせの予定があったがキャンセルし、PMから「専門を英語で教える」という研修を受講予定であったがこちらもキャンセル。夕方には、研究打ち合わせを知的財産部と企業の方とする予定がありそちらには参加した。

 おたふく「流行性耳下腺炎」と思っていたが、耳の後ろが赤くなっており、病院でもおたふくでなく、化膿性耳下腺炎かもしれないと言われた。おたふくでは、赤くならないようである。しかし、白血球やCRPなどの炎症所見はなく、化膿性耳下腺炎もやや否定的ということであった。本日の感じでは、赤みも減りやはりおたふくではとのことであった。

 予防接種を打っていることもあり、既に元気を取り戻した。登園は、腫れが引いてからのため、腫れが引くのを待つしかない。今週の土曜日は、家族が楽しみにしている保育参観であるが。祈るばかりである。

研究補助

2010-08-26 | 研究室
 本日は、デイサービスで研究を実施した。私の研究室の学生も2名参加した。いつも豊橋創造大学の後藤寛司研究室の学生とデータ収集をしていて、私の学生が参加するのは始めてであった。同じ3年生だが、私の学生は、豊橋創造大学の学生は4年生と思っていたようであった。豊橋の学生たちは既に何回か一緒にデータ取りをしているので、高齢者の方々に対する対応が適切で迅速であることでそのように思ったようだ。帰りに私の学生に感想を聞いた所、良い経験であったと言う感想とともにうまく高齢者の方々とコミュニケーションを取れなかったという反省も聞かれた。

 私の方の研究は、これで33名となった。何とか60名を目標にしたい。ただ、お忙しい中、デイサービスのスタッフの皆さんには本当に前向きに対応して頂き、こちらのモチベーションを高めてもらった気がした。

豊橋と渥美半島の自然

2010-08-26 | つれづれ
 先週末は友人家族と伊良湖に泊まった。夜はバイキングで久しぶりに飲み放題をたのんだ。そのおかげで夜は語らいができず、朝まで寝てしまった。

 翌日は、白谷海浜公園に出かけた。海に行く予定はなかったが、娘が行きたいといったので、帰りによってみた。海は、比較的きれいでカニを取っている人がいた。良く見ると魚が泳いでいるのも見えた。娘は水着でしたが私は波打ち際で見ていただけなのに、魚が見える海水浴場がこんなに近くにあることに驚いた。やはり、豊橋と渥美周辺の自然環境は素晴らしい。

お盆2010と文献検索

2010-08-20 | 研究室
 お盆が過ぎると同時に、デイサービスでの研究を実施した。3日間で24名の高齢者の方の参加を頂いた。介入群とコントロール群に別れ今から3ヶ月間所定の運動をして頂く。8月と9月初旬であと4日間のデータ収集を実施する。

 昨年もそうであったが、デイサービスでの現場でのデータ取りは大変緊張する。スムースに実施ができるか、高齢者の方が対象のため事故なく終われるか、スタッフの方に迷惑を掛けないかなどいつも不安が過ぎる。今回のデイサービスの方々も大変協力的にであり、スタッフのとのコミュニケーションの問題などはすぐに解消した。

 私の研究は、細胞やラットではなく、ヒトである。ヒトのご協力がなければ成り立たない研究である。基礎の研究も最後は、ヒトに応用して価値が出る。ヒトの研究を行うと、研究参加して頂いたご厚意に応える必要を直接、肌で感じる。

 さて、ヒトの研究の大変さもあるが、興味深さもたくさんある。今回も、高齢者の皆さんの昔の話を聞かせてもらった。楽しい話もある一方、ある人は、ロシアの捕虜となり、北朝鮮の人に助けてもらったと話しをしてくれた。死ぬ前に会ってお礼が言いたいと言ってみえた。我々の時代では、考えられない話である。少しの時間でしたが、テレビの情報よりも遥かに胸に残った。

 本日、8/20.午前から太田研究室は、勉強会と4年生の研究の方法論の確認そして午後から図書室で文献検索の方法の講義を受けた。自分も知らないことがたくさんあり、研究実施の前にどれだけ情報を集めるスキルを高めるかは、非常に有効な手段だと感じた。これらのお得情報は、しっかり受け継いでいきたい。ちなみに、内輪の話ですが学内環境でpubmedを使用するよりEBSCOから入りmedlineを使用した方が使い勝手は良さそうであった。特に、学外からのアクセスはそうである。