太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

6月下旬から7月上旬 in 2018

2018-07-09 | 研究室
 6月中旬に福岡で行われたJOSKASに参加した.今回も幅広く,肩,肘,腰,膝,足関節と多くのセッションに参加した.OARSIで毎回,現地でお話をさせて頂いている東京の私大I医師は,JOSKASでも座長や講演でOARSIの内容に触れられていた.TKAはTHAより満足度が低く,TKAの費用効果に関する論文もpublishされている.そのような観点からも予防の重要性を国際的な研究結果からI先生は述べられていた.ただ,どなたも質問が無かったので,私がと思ったが,抽象的な内容しか思いつかず,質問できずにちょっと自己嫌悪であった.今回のJOSKASは,英語の発表や講演が多く,国際学会に参加をしているようであった.それにしても,多くの医師は本当に流ちょうな英語を話される.

 6/17は,名大同窓会理学療法研究会でスポーツの分野で活躍されている同窓生に講演をして頂いた.一人は水泳の日本強化チームの帯同から理学療法士にしかできない内容を話して頂いた.ただ,彼も最初の一歩は自分から苦労して関わっていったということであった.その後の彼との話で,私の留学談義で私が「自分にも留学できたのだからみんなできる」と言った言葉も刺激になったと言ってもらった.光栄であった.もう一人は企業の研究者となりその活躍内容を話して頂いた.PTの知識を生かしたいろいろな分野が開けていると感じた.

 さて投稿論文の方は,あまりにも戻って来ないので2回目の催促をしたが,一回目の確認時と同じでまだ査読者を探しているとのことであった.流石に誠意を感じられず,論文投稿をキャンセルした.投稿論文を考えて,再投稿をする.本学助教の林先生の論文が採択された.内容の相談をされ何度もディスカッションをした.Int. J. Environ. Res. Public Healthというジャーナルでいろいろな対応が迅速で感心した.あとは私の関連論文3報が動いている.1報は,revision中.1報はrejectされ,修正し再投稿前.1報は,英語校正中.そんな感じである.

 さて,この時期の関心事は子供会のフットベースボール.7月1日に学区の大会があった.昨年は,学区の大会2位,その後のブロック大会優勝,そして市で8チームのみ参加できる大会に出場した.今年もしっかりと練習し,2年生から参加した娘も最後の6年生となった.私もこれで5年間監督,コーチで関わり,フットの奥深さには感心している.学区の大会は6チームが参加し,3チーム×2ブロックに分けられ1ブロックで1位のみが決勝に出場できる.今年は,なんと3チームが1勝1敗の同率となり,失点が少ない方が勝ちというルールのもと,負けてしまった.あまりにも喪失感が大きく,胸にぽっかりと穴が開いてしまった.娘を見ているとその時は悲しんでいたが,その後はそうでもないようであった.私は,1週間ぐらい,あの時こうしていればという「タラレバ」ばかり考えていて,やっと現在,思考が回復した.本当に勝負は水ものと感じた.現在検討中であるが,最後の紅白戦ができると良いなと考えている.ブロック大会の時は,出場できないが優勝旗の返還があり,キャプテン,副キャプテンを連れて参加予定である.毎年忙しい夏の週末(フットの練習)に時間が出来てしまった.