太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

1月下旬から2月 in 2018

2018-02-24 | 研究室
 3年生は,1月下旬から2月中旬までの3週間,評価実習を終えて戻ってきた.報告会も先日終了した.ショートタームゴールをしっかり出すことが大切で,そこから検査項目を広げたり,具体的な治療プログラムを立てることを講義や実習でも伝えてきた.報告会を聞いた感じでは,問題点を絞ろうとしていることが良く分かり,日ごろ小声の学生もしっかりとした声で質疑応答していた.総合実習に繋がる良いスタートが切れたようだ.

 ゼミ3年生は,卒業研究のテーマを気にしている.今年は,私の研究環境の変化があり,それによりテーマを検討したいため,3年生には申し訳ないが,4月以降になるかもしれない.

 4年生は,国試勉強.模試の点数に一喜一憂しながらも,いよいよ明日が国家試験となった.イージーミスなく自分の力を出してもらいたい.

 1月末に豊橋で恒例のスポーツ傷害予防研究会を行った.若年者の動揺肩と布センサの応用に関して私が話をして,向山クリニックの鳥居先生がアキレス腱断裂について,松葉治療院の堀田先生が古武術の動きについての話をして頂いた.その後はもちろん親睦会に. 

 名大理学療法同窓会定期研究会も先週の週末に開催した.症例報告会であるが名大らしく基礎研究もありの会であった.オブザーバーで,整形外科医や脳外科医にも加わって頂き良いディスカッションとなった.私自身は,小児の治療の経験はほとんどないが,歩行解析からどのような点を治療に結ぶ付けられるかという議論はでき,小児の治療に意見を言うことが個人的には新鮮であった.

 私の研究では,この1-3月の時期にpaperを1-2本仕上げていたが,今年は忙しくて厳しい.自分で書くことは続けるが,人への指導も増えてきている.先日も修士院生のprogress reportをしてもらった.3名の院生を指導しており,それぞれの十分に新規性の高い研究のため,今から英語論文の作成を意識してもらいたい.