太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

10月下旬から11月中旬 in 2018

2018-11-20 | 研究室
 10月下旬のビックイベントは,やはり卒業研究発表会.今年は,学生から私への質問がスライド作成時に多く,時間をかけた印象がある.そこで時間をかけたため,発表後の論文作成はスムースであった.関節音の研究も布センサの研究も,他の研究室よりだいぶ太田研究室の仕事量が多く大変であったと思うし,学生が口をそろえて言っていた.太田研究室ではいつも学部学生の研究も自分の研究チームの一員と考えて行っている.卒業研究であるが,それ以降の広がりも考えている.発表はとても分かりやすく,発表内容よりも何倍も多いデータや解析結果があったがかなり絞り,シンプルに分かりやすくまとめ発表ができた.

 私は,10/27は卒業研究が終わるとその足で弁天島へ向かった.膝肩スポーツ班の合宿で,全国からご高名な先生も集まり症例検討会が行われ,夜の12時を過ぎていたと記憶している.科研と卒研で,疲労気味であったので体力がぎりぎりであった.ただ11月上旬には科研申請も終わり,ちょっとひと段落した.

 先日,4年生の卒論お疲れ様会と3年生の歓迎会を藤田ゼミと合同で行った.楽しく交流ができた.太田ゼミは,12/5に研究方法の4年生から3年生への申し送りを行う.ただ,実際にやる時になってみないと実感がわいてこないものである.

 先週の土曜日は,愛知県理学療法学会の理事会がありその後,豊橋に向かい「スポーツ傷害予防研究会」に参加した.私は,大腿二頭筋腱断裂についてとNeuromuscular exercise(NE)についてを報告した.NEは特に変形性関節症で近年の報告の多い運動を紹介した.実際に自分の患者さんにも応用しているが,確かに下肢の巧緻性が必要であり,なかなか良い自主練習になりそうである.

 さて,研究であるが2つの共著論文はunder reviewで私のrejectされた論文のreviewerからのコメントは,批判的吟味がなされているので,それに対抗する気持ちがおきず少し後回しにしていた.ざっと見てみるとあまりコメント量は多くなく,そんなにひどいコメントでもないようであった.軽く確認したところは.厳しいコメントに返答するのは朝が良いので明日はその予定である.