太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

10月中旬から11月中旬 in 2017

2017-11-25 | 研究室
 少し時間が経ってしまいましたが,10月中旬から下旬までは,卒論発表会に向けて,そのプレゼンのスライド作成に学生と多くの時間を過ごした.目的は,聴講する人にその内容を分かりやすく伝えることで,自分の言いたいことをすべて述べようとするとまとまらなくなる.ここでも,引き算の考えが重要となる.学生7名の3研究共に最後の私の指示通り,大きな声で時間を守って発表するをしっかりと実行してくれた.Good jobでした.

 この時期は,自分の講義も多くなかなか自分の研究ができない.来週で最終の講義が複数あり,12月には少し研究を進められそう.研究では,以前採択されたACL再建術後の膝蓋骨可動性の研究が掲載された.次は今年中にもう一つ足関節背屈制限の膝への影響の性差をまとめた論文を何とか投稿したい.

 来年度のゼミ生(現3年生)は,6名.今年度の研究結果を受けて,アイデアはいろいろと出てきた.最近,臨床で指導しているポールウォーキングのポールの使用方法で,片側であるがかなり荷重をコントロールできwalkingのように速く歩ける方法があるので,その解析もしてみたい.

 今月末が来年度の国際学会OARSIの締め切りで,何とか抄録を投稿した.もちろん不採択もあるので,発表できるかはわかりません.

 愛知県理学療法学会の学術誌部の仕事で,12月に掲載する校正もおおよそ終わった.今年の6月からは,オープンジャーナルとして掲載しており,紙媒体を印刷しないため印刷に必要な時間が短縮され,その分時間的には余裕ができた.

 今年もあと1か月であるが,12月には次の研究に向けて準備を進める(膝OAの臨床研究拠点ができると良いな)予定.