太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

第32回臨床歩行分析研究会 in 豊橋創造大学

2010-11-28 | 研究室
 昨日、本日(11/28)と豊橋創造大学で臨床歩行分析研究会の定例会があった。感想を含め所感を述べる。

 土曜日は特別な仕事はなかったが、豊橋創造大学の後藤先生がプレスカンファレンスで発表した。20分程度の質疑応答があった。共同演者であり、若干の補足をさせてもらった。4題の発表があり、アドバイザーを交えて興味深いディスカッションであった。その分、発表者は大変であったことと思う。

 夜の懇親会では、国際医療福祉大学の山本澄子先生、新潟医療福祉大学の江原先生、藤田保健衛生大学の大塚先生、産総研の青木先生といろいろと意見交換などができ有意義であった。また恩師の青森県立保健大学の岩月先生とも久しぶりに話ができ楽しい時間であった。

 日曜日はAMに自分の発表、昼はランチョンで私の発表内容を掘り下げて数名でディスカッションする座談会、PMは座長といろいろと仕事があった。

 今回の発表は、ゴムで特殊なサポート機構を付けた支柱付き軟性膝装具の効果検証であったが、研究デザインの問題が浮き彫りになった。少し一足飛びで盛りだくさんの内容を入れすぎた感は否めない。反省、反省である。そのためか今はぐったりしている。学生には、焦点を絞ることをよく指導しているのに。

 ただ、明日から1週間で4日間、デイサービスでデータ収集を行う。ゆっくり寝て明日に備えよう。

 今回の定例会の会長であった金井先生、準備委員長であった後藤先生、豊橋創造大学の学生スタッフの皆さんお疲れさまでした。

英語学習 2002-2004 in LA 1

2010-11-19 | 研究留学回想録
 留学の回想録を本ブログの目的の一つにしていたが、最近全く書いた覚えがない。

 2002年4月アメリカに渡り何とかLAでの生活の準備ができた。準備には10日ほど費やした。さて、その頃より近所の語学学校をネットで探し、また教会などの無料のサービスもあることがわかった。しかし、せっかくLAに居るのに無料にこだわり、十分に英語を学べないのも本末転倒と思った。家族としては貴重な時間なのでお金も大事だがそこはあまりけちらないこととした。

 USCのボスには、少し時間をもらい語学学校に行った。Pasadena city collegeのクラスをとろうとplacement testも受けたが、車が必要で自分が車を使用した時に、家内が行けなくなってしまうので、結局Pasadenaの我々のアパートから徒歩15分ぐらいのLake avenueにあるPoly language institute にした。今は場所が変わったようである。

 できない英語で、入学の説明を受け、英語で英語の勉強を初めてした時はさっぱり分からず、これで英語の勉強はできるのだろうかと思った。またなぜ他の国から来た人は英語を勉強にきているのにこんなにしゃべれるのかと不思議だった。日本人は30%ぐらいはいた記憶がある。もちろん若い人ばかりであった。我々はコロンビアから来たカップルと韓国人の女性と親しくなった。特にその韓国人の女性とは、親しくなり彼女も結婚をしていて、家族の付き合いが始まった。昨年アメリカに行った時も彼らにあった。

 さて、留学時代の悪戦苦闘の英語学習はこのPolyからスタートした。

ポールウォーキング研究(介入後評価)と2010年度卒研

2010-11-18 | 研究室
 本年の8月から9月にかけて実施したポールウォーキングの研究も3ヶ月の介入が終了し最終評価を開始した。デイサービスは、送迎サービスがあるため自宅から頻繁に外出できないような方も多くみえる。地域高齢者を対象にした研究では、ボランティアバイアスがかかります。つまり元気な意欲のある人が参加。しかしデイサービスの研究では、そのバイアスがないわけではないもののかなり抑制できると考える。つまり本当に運動機能向上などが必要な方が対象とした研究である。

 そのような意味では、真のリスク者に近い方を対象にした重要な研究と考えている。しかし、そのため3ヶ月の間に体調不良などで入院をされていたり、11月の計測では寒くて体調を崩すなど、まさに真のリスク者に近い方を対象とている影響も出ている。本研究でポールの介入効果が立証されれば、介護現場で応用可能なまさに効果的な運動といえる。3ヶ月間介護現場で実施できただけでも、応用は可能であることは証明されたと思う。

 さて11月から12月で8日間の計測を行うが、これで4日間終了した。残り4日間無事に計測が終了しますように。ただ、その後莫大なデータの解析が待っている。嬉しい悲鳴である。

 本年度の私の卒研生は3名。テーマは、1)荷重による下肢アライメント変化、2)姿勢の性差、加齢変化、3)姿勢改善運動の効果検証(姿勢変化と膝関節の運動力学的変化)である。私の指導する初期のテーマの絞り込みが甘く多くのデータ解析を学生に強いている。学生はそれに応えてくれている。最終的にはどの学生もやったすべてのデータを発表に使用するのではなく、相手に自分の言いたいことを理路整然と伝えることとしているため、半分ぐらいに絞ることとした。

 1週間ぐらい前には、発表内容は完成し、発表の練習と文献の読み込みに時間をさくように指導したいところだが、今年は私の研究テーマの絞りが甘く最後まで学生を惑わしてしまった。来週月曜日に最終の読み合わせをすることにした。

2010東海北陸理学療法学術大会 in 福井(写真)

2010-11-08 | 研究室
今回の学会で一緒に行動した相本くんがブログ用に写真を送ってくれた。食事の写真が中心。(というよりそればっかり)


初日(土曜日)の昼食。越前そばは有名であることは知ってたが、ソースカツ丼も有名とのこと。写真は両方食べられるランチメニュー。


夜は、駅前の観光案内所で聞いた居酒屋で。刺身盛り合わせ。うにがとても美味しかった。のどくろという焼き魚もとても美味しかった。


日曜日のランチ。せいご丼。


太田研究室OGの中西さんの発表直後。Good jobでした。

2010東海北陸理学療法学術大会 in 福井

2010-11-07 | 研究室
 昨日(11/6)10時の豊橋発新幹線に乗り、昼には福井に着いた。約2時間。印象より近かった。本年度の東海北陸理学療法学術大会の会場はAOSSA(アオッサ)という福井駅に隣接する会場であった。アクセスはとても良かった。

 開会式から参加し多くの発表を聞いた。全体の印象としては、研究で検討していないことを考察で広く言及しているものが目についた。さて夕方、地域リハに関するセミナーに参加した。講師は、松井一人氏であった。多くの地域リハ施設を運営して、理学療法士協会においても活躍してみえる方であった。内容は、政治的な内容や今後の方向性も含め非常に有意義であった。

 いろいろな内容はあるが、とにかくこの地域包括ケア研究会報告書を教えて頂いた。時間を作りゆっくり読んでみたい。非常に良い内容で我々PTが知っていた方が良いというより、知っているべき内容であるとのこと。ザッと見たが内容は素晴らしい。この報告書を知ることができただけで、本学会に参加をして良かったと思った。

さて、夜は太田研究室OB、OGの相本君、中西さんと豊橋市民の新人Yさんと昨年の名大卒業生2名の6名で居酒屋で食事をした。駅前の案内所で聞いて入ったが、お値打ちで美味しくとても良かった。弥吉という店であった。

 その後、宿泊先へ移動し、温泉に入りマッサージを受けゆっくりした。

 さて、本日も朝から学会に参加した。最後のセクションで私が共同演者になっている発表が2つあり、聴講した。中西さんは、緊張していたがしっかり発表していた。質疑応答も落ち着いてできた。良い出来であった。

 学会が終了するとすぐにおみやげを購入して帰路についた。昨日より解禁の越前がにのメス(せいこ)を購入した。