太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

自動車事情2002-2004 in LA 2

2010-07-26 | 研究留学回想録
 アメリカでは、自動車事情、特に道路は利用しやすかったことを思い出します。日本人でも普通に日本で車を乗っている人であれば、ナビさえ誰かにしてもらえば、十分運転できると思います。ただ、左ハンドルのためなれる必要はありますが。
 
 まず、何と言ってもフリーウェイが発達していて、ただでどこへでも行けるという感覚。乗り降りも難しくなく、3・4車線あるところが多く速い車は、勝手に抜かしていくので後からプレッシャーをかけられることはあまりありませんでした。多くの枝分かれがありますが、分岐を間違えても無料ですので一度おりてUターンするだけのことです。ただ、サービスエリアがないので、トイレはフリーウェイを降りてファーストフード店に入ります。まず、フリーウェイの出入り口にはそのような店があります。最初は、サービスエリアがなくて困りましたが、慣れればさほど気になりませんでした。

 日本の高速道路も名前がついていますが、時々迷うことがあります。アメリカは、番号になっいて、東西南北で分岐が記されています。そのため例えば次は10をNorthとか、5をSouthとか考えていれば分岐点でも迷いにくく、日本のように分岐点でこちらは何とか道でどこどこ方面と書かれても慣れたとこなら良いですが、その地名を知らないと瞬時に判断するのは至難の業と思います。いつも日本で思うのは、外国人の人にはわかりにくいだろうなということです。

 また、車線が多いためできるのですがCar poolといって2人以上で乗っている車が走ることができる車線があり、夫婦の時は良く利用しました。基本的に、すいていますが、1車線なので速い車が来ると圧迫感を感じます。

 アメリカにいる時には、日本も高速道路が無料化されればと思っていましたが、実際にはそのような動きが出て、実際に考えると2車線では渋滞がひどく難しいような気がします。

呼吸療法認定士

2010-07-26 | 臨床
 7/24,25とチーム医療CE研究会のセミナーに参加した。このセミナーを受講すると、呼吸療法認定士の更新に必要な単位が得られる。失礼ながら、それが目的だった。ただ、出席すれば、いつも講義をする立場のため教えてもらうことは大変ありがたいと思えた。最近は、頻度の少ない臨床と言うこともあり、呼吸器疾患や人工呼吸器管理の方をあまり治療はしていないが、呼吸療法を進めていく上での基礎の確認としては良かった。

 第1回呼吸療法認定士の試験を受け、認定をもらった。その後、PTの中でも呼吸療法認定士を持っているものが吸引ができるかもとの噂もあったが、結局PTの資格で吸引ができる方向となった。

 現在、本認定士試験は大人気で、受験すらなかなかできないようである。そのように聞くと手放すのはもったいないような気がする。5年に1回の更新で、5年に1回呼吸の勉強する機会と考えれば良いかもしれないが、現在の大学での仕事では、実際の所、自分にとってどのような意味があるのか考えさせられる。

 周りを見てみると、とても多くの認定試験がある。私はこの1つしか持っていないが、いくつも持っている人は、その更新のための単位習得や更新料が大変と聞いた。またこれらの認定資格はどんどん増えているように感じる。国の認定ではないため、どのようなメリットがあるか吟味する必要があり、今の時代に必要な情報の収集とその整理が大切なような気がする。

 私は取りあえず、今回は更新してまた5年後、再度検討しようと考える。

7/20-23 形状記憶からSamurai

2010-07-23 | 研究室
 7/20。午後から形状記憶合金の会社社長と愛教大の工学が専門の先生から当専攻の鈴木先生と形状記憶合金の介護・医療への応用に関する話を聞いた。私も鈴木先生もそれぞれに既にアイデアはあり、それも進めていくものの、他に何かできそうと強く感じた。豊橋での介護現場の方を交えての情報交換も並行して進めている。

 7/21。19:30から豊橋創造大学のリサーチカンファレンスに参加した。今回は、弥生病院の相本君(太田研OB)が、我々が開発した膝OA用装具を脳卒中片麻痺患者さんに応用した所効果がありそうという発表をしてくれた。全く新しい用途でこれは興味深い。M社のOさんには、我々が開発した装具の特性について調べた結果の話しをしてもらった。新しい物を作成した場合、JIS規格のように一定の工学的な規格の計測が必要となる。我々の知識のうすいところのため、参考になった。その後、M先生もその装具の効果について発表をしてくれた。11月に同大学で行われる臨床歩行分析研究会で3題は、このテーマで発表を考えている。

 7/22。本日は、午後から臨床実習のスーパーバイザー会議を行った。各実習施設から20名の先生方に参加して頂いた。私が兼業するT市民病院のM先生が時間を間違え1時間早くみえ、私の案内にミスがあったと思い大変驚いたが、M先生のミスであった。自分も病院側の方が遥かに長い経験を持っているので、臨床のご意見は非常に良く実感できる。貴重なご意見を多く頂いた。

 7/23。午後から工学部の大日方研に行った。特任教授のG先生に会い、歩行補助装具?(別名:サムライ)を預かった。2時の約束であったが、時間にはみえなく、そこでイギリスの大学教授にあった。私も時間があり取り留めのない話を20分ぐらいしたが、専門的な話はよく分からなかった。いつものように笑顔で対応した。工学部は工学部の雰囲気があり、私には居心地が良い。

 さて、実は連休中に4月に投稿した英語論文がrejectで戻ってきた。悔しい。ただ今は少しパワーがでないので、作戦を練るのはもう少し先でと考えている。

海の日

2010-07-23 | つれづれ
 7/17-7/19の3連休は、家族ですっかり夏を満喫しました。7/17は、家内が仕事のためいつものように娘と二人でした。豊橋動物園に行きました。当日は、農業祭りで大変な賑わいでした。それでも、スペースが広いので、圧迫感はありません。昔ながらの水鉄砲や濡れた新聞紙をつめた鉄砲、いろいろなブースの展示を楽しみました。中でもソーラー電池を利用して動くバッタを気に入れ離れませんでした。どうも一つ気に入ると長く滞在する傾向が見て取れました。

 7/17は、豊橋祇園花火の日です。昨年は怖くて退散してきました。今年も多分ダメだと思っていましたが、怖がりながらも慣れてきたようでした。自宅から自転車ですぐに豊川の河川敷に出ることができ、河川敷の公園で最後まで花火を見ることができました。花火を見ることに自信がついたようです。

 さて、7/20は、長島スパーランドに行きました。スパキッズが目的です。8:30の入場にあわせて着きましたが、チケットの購入に20分ぐらい並びました。スパキッズは、屋根があり日焼け防止にも良く、娘にとっては夢のような空間でした。12時前には、嫌がる娘をアンパンマンミュージアムにと誘いプールを出たものの、ミュージアムの小さな空間に入るために遥か彼方まで列ができていました。聞いた所、入場だけで1時間半待ちということで、今度はソフトクリームでつって何とかその場をやり過ごしました。アンパンマン恐るべし。また来ようと納得させました。

 7/19は、皆疲れて、ゆっくりしました。一人アンパンマンミュージアムのパンフレットを見てイメージトレーニングをしていました。

2010.7.12-7.16とPTの価値

2010-07-16 | 大学
 4年生が、臨床実習から戻ってきた。回収物を集める時にも書類の向きを正す、両手で渡すなど相手への気配りが増えたような気がする。臨床実習の感想を聞いていると同じ「見学」の捉え方が異なるような気がした。いろいろな先生の見学をさせてもらい(自分から進言して)よかった。もう一方は、「見学」が多かった(あまりためにならなかったという印象を含む)。実習では当然見学の時間がある程度はある。その時間をどのように有効に使うかが、実習を有意義に過ごすポイントの一つのように感じた。実習お疲れ様。バイザーの先生方ありがとうございました。

 7/14。太田研究室の4年生に頼み、スーパーバイザー会議の準備。指導教員が私では、どうしてもこの様な仕事が増えてしまう。その分を、研究の指導で返さなければならないと思う。

 臨床で感じたことがあった。PTの総合力は本当に再分化した現在の医療の中で必要だということ。少し抽象的に書く。ある科からリハビリ依頼あった。歩行を見た時から中枢の問題がありそうと考えた。細かくみていくとそのような所見がたくさんあり、結局、最も適切な科の再受診をリハ依頼をされた先生に伝えた。これが、チーム医療の大切なところと思う。一方、診断はPTの仕事ではないが、脳卒中のような中枢神経障害も治療し、整形疾患も治療し、呼吸循環疾患も治療し、それらの知識を癒合して運動機能を見ているからこそ、一つだけでない症状を適格に捉えることができると思う。私の印象ですが、転倒で骨折して入院された方も良く診ると今までに診断されていないごく軽い脳卒中片麻痺があることも、心筋梗塞の患者さんでも膝の変形がある人がとても多くいることにも気がつく。高齢化が進むほど、疾患が重複し総合力が必要な時代が来るように感じる。医師の中では、再分化した専門家とは別にgeneralistも注目を集めている。PTは、運動機能のgeneralistと私は思うし、そこにPTの価値があるように思う。

 7/16。本日は、デイサービスで行う研究のため数施設を廻った。どの施設も、大変モチベーションの高い施設だった。お盆過ぎから、本格的に研究を実施できそうで、うれしい。今日は、娘の通う保育園で盆踊りがあった。空は青く梅雨明けしたようだ。夏が来た感じがする。保育園のちょっとした花火もやはり娘は怖い様子。明日は、豊橋の祇園花火。早くから場所取りをしても「怖いから帰ろう」と言われそう。