太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

9月上旬から中旬 in 2014年

2014-09-23 | 大学
 9月19日から大学の後期講義はスタートした.お盆からここまでが研究に充てる時間と思っている.と言っても,いろいろとイベントがあり,研究はやや停滞気味であった.

 9月3日は,地域の高齢者を対象に運動機能や認知機能の計測会をリハ学部で行った.私は昨年同様に「膝コース」を担当したが,今回股関節筋力の計測も行い,計測用のハンディな機器が1つであったため,時間がかかりかなりお待たせをしてしまった.お待たせした参加者の皆様には申し訳ありませんでした.参加者は111名と伺った.来年度も開催予定で,地域貢献,学生教育,研究がリンクしてくると素晴らしい.

 9月9日には,私の実家の近くで,高齢者教室の講師をした.自分の亡くなった父も参加申し込みをしていた.父が亡くなった時は,すこし本教室の講師をすることを躊躇する気持ちもあったが,地域の方々にお礼と報告ができて良かった.2か所で210名程度の参加と伺った.すごい人数である.

 ものづくりで県のマッチングで,ある病院に伺った.そこのスタッフも知っていたこともあり,またトップの方は自分が担当ではないものの,その彼の学生時代の実習で私と面識があるとのことで挨拶をして頂いた.それもあり,また,そのスタッフ方も好奇心が旺盛でとても良い検討会となった.

 9/17には,名大保健学科の上山先生に来て頂き,科研申請のポイントを話して頂いた.大変アカデミックで,努力をされている方で,私よりかなり若いが尊敬する研究者である.申請のポイントも大変的を得た話であった.私もまだ書き始めていないがモチベーションが上がった.

 今週は,私の講義も始まった.3年生の実習,演習は,評価実習と総合実習に向け,何を伝えたらよいか,ずっと考えていた.今は,主訴,ニード,ホープ,ゴールの整理と問題点の優先順位の決め方を教えている.患者さんの評価で,問題点がたくさんとなって終わらないようにしたい.たぶん,今の方法論での教え方をすると,プログラムの具体性がでると確信(?)している.

 さてプライベートでは,娘の授業参観があった.授業では,とても中途半端な手の上げ方をして,挙げているのかいないのかわからない.先生が娘の方を見るとサッと下げる.本人曰く,「簡単な問題は挙げたくなく,難しい問題も挙げたくない」とのことであった.手を挙げることはないようである.音楽の授業でも,ピアノを習いリズムもできるはずであるが,先生が並べたリズムの中で,自分のやりたいリズムを選ぶことになったが,真っ先に「タン,ウン」という,間違いなくもっとも簡単なものを選んでいた.なお,ウンは休みなので,一回叩くだけである.放課に注意をすると,帰るように言われた.そのため,一番最後まで教室に残ってみた.

 先週末は,名大の卒業生で今私が兼業で行っているクリニックに勤めていたスタッフの結婚式に参加した.話を聞くと新郎ともバスケットがらみでご縁があった.そのため,披露宴会場にも知り合いがいて,思わぬ楽しいものであった.式は感動的で,花嫁のあいさつにはめっぽう弱いことが再確認できた.

 今週末は,名大膝肩班の合宿,翌日は早朝に戻り,学区の運動会である.

8月下旬 in 2014

2014-09-02 | 研究室
 9月になりましたが,8月下旬を振り返る.

 本当は,お盆は長期の家族旅行で海外に行く予定であったが,父親の初盆となりすべてキャンセルした.49日までの法要と初盆で一区切りと言った感じである.海外旅行を娘も楽しみにしていたので,今回は,はじめてのディズニーランドを企画した.ディズニーランドホテルに泊まり,海外旅行と変わらない金額で,TDLを堪能した.

 研究では,名大で今年のMR計測.方法論も落ち着きスムースに膝関節の計測スライスが決定できるようになった.

 膝蓋骨可動性計測において,指に圧センサーを付けて計れないか,工学部の先生に相談した所,HapLogというものを教えて頂いた.使えそうな気がする.ただ20Nと書いてあったので,我々の必要量には足りない.

 豊橋市に兼務していた時に,企画したデイサービスの支援体制であるが,このほど,厚労省の指針で,介護予防の推進の中にリハビリテーション専門職の活用という言葉が入った.どのように活用していくかが問題であるが,豊橋市で兼務していた時の方向性と一致している.

 少し先であるが,今回は科研が終了するので,申請する.名大整形の先生とも先日,話し合いをして連携する方向性で進めていく.PT視点の臨床アイデアと現場のニーズと基礎研究を絡めていく.