30日まで、家内が仕事であったので、保育園が休みである娘とずっと年末は一緒であった。朝、食器を洗い、洗濯を干し、掃除としていると昼が近づくという感覚は、毎年のことであるが日常にない感覚である。何とか、最終日までには本年中に提出されたレポートは、確認できた。
さてそれ以外の空いた時間で、1冊の本を読んだ。太田研OBの相本君が貸してくれた「喜嶋先生の静かな世界」という森博嗣さんの本で、1人の大学生(大学院生)の目を通した大学・大学院の生活や研究を通して感じ学んだ科学についての考えが述べられている。特に科学を学ぶことがテーマになっている。文中には、科学は謙虚である、学問は平等であると書かれていて、付箋をつけている相本君と同じところで共感した。私は、研究をするものは、純粋に自分に厳しくあれというメッセージがあるように感じた。
私は、留学までの臨床12年間(1991-2002)で、研究を行ってきたがやはり科学を意識したことはあまりなかった。本当の科学、研究を感じることになったのは留学中であるが、留学先での研究だけでなく、同じUSCに留学されていた現在国立感染症研究所で活躍されているA先生との会話からであった。A先生は私の留学時代に住んでいたアパートのすぐ近くのアパートに住んでいらっしゃった。そして、行き先がほぼ同じであったので(USC health science campusの別のビル)朝、私を迎えに来てくれた。帰りは家内に迎えに来てもらっていたので行きだけA先生と20分間ほど車内で会話をする時間があった。今思うとその時に伺った話が今も自分の中で研究者としての考え方の基本となっている。そして、その考え方が先ほど紹介した本の中から学んだことと共通している点が多い。なおA先生は、華やかなことには目もくれず、粛々と自分の研究を自分に厳しく進めている先生である。
年末に辺り、科学を振り返る良い機会となった。年が明けたら、毎年恒例の年間計画を立てる。そこにも、今回感じたことを盛り込んで、自分に厳しく研究を科学的に進めて行く具体的な内容を盛り込みたい。
あと数時間で今年も終わる。7月に、1週間陸前高田にボランティアに行った経験は大変貴重な経験であった。小さくとも社会貢献をするという自分の研究活動にこの経験を生かして行きたい。
さてそれ以外の空いた時間で、1冊の本を読んだ。太田研OBの相本君が貸してくれた「喜嶋先生の静かな世界」という森博嗣さんの本で、1人の大学生(大学院生)の目を通した大学・大学院の生活や研究を通して感じ学んだ科学についての考えが述べられている。特に科学を学ぶことがテーマになっている。文中には、科学は謙虚である、学問は平等であると書かれていて、付箋をつけている相本君と同じところで共感した。私は、研究をするものは、純粋に自分に厳しくあれというメッセージがあるように感じた。
私は、留学までの臨床12年間(1991-2002)で、研究を行ってきたがやはり科学を意識したことはあまりなかった。本当の科学、研究を感じることになったのは留学中であるが、留学先での研究だけでなく、同じUSCに留学されていた現在国立感染症研究所で活躍されているA先生との会話からであった。A先生は私の留学時代に住んでいたアパートのすぐ近くのアパートに住んでいらっしゃった。そして、行き先がほぼ同じであったので(USC health science campusの別のビル)朝、私を迎えに来てくれた。帰りは家内に迎えに来てもらっていたので行きだけA先生と20分間ほど車内で会話をする時間があった。今思うとその時に伺った話が今も自分の中で研究者としての考え方の基本となっている。そして、その考え方が先ほど紹介した本の中から学んだことと共通している点が多い。なおA先生は、華やかなことには目もくれず、粛々と自分の研究を自分に厳しく進めている先生である。
年末に辺り、科学を振り返る良い機会となった。年が明けたら、毎年恒例の年間計画を立てる。そこにも、今回感じたことを盛り込んで、自分に厳しく研究を科学的に進めて行く具体的な内容を盛り込みたい。
あと数時間で今年も終わる。7月に、1週間陸前高田にボランティアに行った経験は大変貴重な経験であった。小さくとも社会貢献をするという自分の研究活動にこの経験を生かして行きたい。