太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

10月中旬から下旬 in 2015

2015-10-30 | 研究室
先週の土日で,太田キャンプ(泊まり込みゼミ)を実施した.OB,OGをはじめ,友人らに参加して頂き,今年も大変有意義であった.総勢25名の会となった.

例年同様に学生向けに平易な言葉を用いて説明して頂いた.

以下が本年度の内容である.

1)中足骨疲労骨折,後脛骨筋機能不全に対する理学療法
2)高齢者のリスク管理-栄養と酸素供給について-
3)当院における人工膝関節全置換術前後の特徴
4)急性期脳卒中患者に対する膝関節屈曲伸展アシスト機能付き装具の効果
5)研究における誤差
6)運動失調症の評価
7)肩関節周囲筋の筋電図学的検討-thumb up, thumb down-
8)がん患者様のリハビリテーション
9)変形性膝関節症とバイオレオロジー
10)高校生バレーボール部のメディカルサポート
11)肩関節の屈曲外転
12)実技:筋緊張を低下させる方法について

今年は,岡崎市にある愛知青年の家を使わせて頂いた.朝は7時から朝の会とラジオ体操があり,青年の家という感じがした.スタッフが親切で,価格は非常に安く素晴らしい.

9月下旬から10月上旬 in 2015 (つれづれ)

2015-10-11 | つれづれ
 9月下旬には学区体育祭があった.子どもが参加するので,どちらにしても会場にいるため出場者が足りない時はリレー以外はなんにでも出ますと言ってあったので,そのように種目は入っていた.楽しく出場させて頂いた.夜は町内の方にお誘い頂き反省会(飲み会).

 星城大学の連続シンポジウムに日本総研の藻谷浩介氏にご講演頂いた.私は会場の担当でもあり,後ろで聴講した.里山資本主義についてのお話を伺った.日本の貿易収支に関する興味深いお話もあった.個々の価値観のもとシンプルな機能的な暮らしを地域とのかかわりを持ってするということと私は理解した.自分に照らし合わせると比較的,里山的な生活をしているようにも思う.地産地消はいつも心がけている.豊橋に住んでいた時は,食料品はすべて豊橋と渥美でそろった.岡崎では豊田市が広くなり,そこを含めるとおおよそ揃う印象である.なかなか難しいのは,発売元と製造元である.輸入して発売元が日本として書かれているものもあった気がする.地域とのかかわりに関しては,なかなか関わっていると思う.昨日は地元のお祭りであったが今年は年行司でもなく,特別な係りでもなかったが,神社に行ったところ,声を掛けられ手伝った.綿菓子づくりとみたらし団子,五平餅売りを行った.皆さんにはご苦労様と言われるが,私以外で勧誘で手伝っている人はいなさそうであった.頼まれやすいのだろうか.確かに忙しかったのでフットベースボールで親しくなっている小学6年生2名と私の娘に手伝ってもらったがかなり楽しいようであった.来年はエプロンを持ってくると言っていた.私も服が汚れるのでエプロンがあると良いと思うが来年のお祭りで最初からエプロンを用意していくのもどうかと思ってします.

 さて,昨日はAMは大学で介入研究の中間評価を行い,すぐに戻り御神輿会場に娘を連れて行き,すぐに愛知産業大学に星城大学野球部の応援に行った.だいぶ打たれていた.初めて見に行ったが新鮮であった.他の大学のように大きなグランドがなく,フリー打撃が本学の中ではできない.それでも2部Bにいるのは立派で,いつも朝や帰りに挨拶をしてくれるので応援をしたいと思っていた.今日も行く予定であったが雨で中止となった.


 

9月下旬から10月上旬

2015-10-11 | 研究室
 卒業研究は,おおよそのデータ収集を両班とも終わりました.Draw-in歩行の3次元動作解析を行った3D班と起立性低血圧と歩行時の下肢筋活動の解析を行ったOH班の2班がある.現在,解析を進めており,文献検索による情報収集も早急に行う.2週後には予演会の予定である.経過は良好.その予演会後は10/24,25で行う太田キャンプで発表をしてもらう.

 2本の論文を投稿中であったが,初投稿であった関節音の論文は,editorですぐにrejectとなった.どうも工学部と共同で行った解析部分の影響もあってか,他のジャーナルを薦められているようである.詳細は掛かれていないが.現在,投稿先を変更して来週中ぐらいに再投稿予定である.

 現在実施している介入研究の中間評価(介入内容の確認)を行った.今の所,順調に継続して頂いている.感想としては,調子の良いとの感想が散見された.2か月後に,再度の計測を行い,介入群とコントロール群の比較を行う.研究デザインはRCTである.

 来週は,臨床現場で関節音の研究のデータ取りを行う.院生が豊富にいるわけではないので,自分で現場に張り付いて計測を行う.ただ研究協力者は増えているので大変助かる.

 また姿勢フィードバックの研究は,なかなかセンシングする場所が決まらず,アプリ作成に進まない.じっくりとしかしスピード感を持ってやりたい.この研究の進み具合により来年度の卒研に組み込みたいと考えている.
 
 今年の太田キャンプは,10/24-25で行う.OBOGや私の友人,ゲストによる研究報告や症例報告,ワンポイントレクチャを行ってもらう.学生用に分かりやすい用語を使用してもらうようになっている.私も簡易の治療用ベッドを持ち込んで,かねてからリクエストがあった治療手技なども加えようかと考えている.治療に飛び道具はなく,解剖,運動学がベースで患者さんの治療経験からの気づきとその治療効果から考えるというものである.ただ,現在の臨床場面でもいつも文献検索をして治療に生かしている.