(以下は、薄れ行く研究留学を忘れないように自分でメモしている内容です。)
USCでの研究は、Viconを使用しての3次元動作解析をまず自分一人で計測できるようにすることが課せられた。以前にも書いたが、使用したこともなく、関ったことがない分野の機器を英語のみで覚えていくのはかなり苦労した。ただ、USCで別途マニュアルがあり、それを見ながら進めていくと確かに機器はそのように動いてくれた。その後、健常者の通常歩行を計測してその再現性の練習に入った。一緒に研究をした同僚はかなり丁寧にマーカーを貼っていた。歩行の角度やモーメントの各方向の再現性はどの程度であるかは実感できた。その感覚は今も役立っている。
さて、USCでの研究はViconを使用してのACLの予防に関する研究と膝蓋骨の可動性の機器の開発とその使用に関する研究を行った。日本で作成した機器を見せて検討したが、今後は新しいコンセプトで作れないかと言うことになった。日本で作成したものは、脛骨に機器を装着し膝蓋骨の側方可動域を計測するものであったが、Bossから大腿骨を基点にして計測ができないかということであった。膝蓋骨は大腿骨上を移動するため確かにその方が適切と感じた。アイデアは、比較的すぐに浮かんだが、問題はそれを作成することであった。日本であれば、義肢装具の会社に協力を依頼していろいろなアイデアのものを作成して頂いたが、今度はそうは行かない。自分が不器用であることは、自分が一番知っている。さて、どうしたものか。その後のホームセンター通いと製作の苦労へと続く。
USCでの研究は、Viconを使用しての3次元動作解析をまず自分一人で計測できるようにすることが課せられた。以前にも書いたが、使用したこともなく、関ったことがない分野の機器を英語のみで覚えていくのはかなり苦労した。ただ、USCで別途マニュアルがあり、それを見ながら進めていくと確かに機器はそのように動いてくれた。その後、健常者の通常歩行を計測してその再現性の練習に入った。一緒に研究をした同僚はかなり丁寧にマーカーを貼っていた。歩行の角度やモーメントの各方向の再現性はどの程度であるかは実感できた。その感覚は今も役立っている。
さて、USCでの研究はViconを使用してのACLの予防に関する研究と膝蓋骨の可動性の機器の開発とその使用に関する研究を行った。日本で作成した機器を見せて検討したが、今後は新しいコンセプトで作れないかと言うことになった。日本で作成したものは、脛骨に機器を装着し膝蓋骨の側方可動域を計測するものであったが、Bossから大腿骨を基点にして計測ができないかということであった。膝蓋骨は大腿骨上を移動するため確かにその方が適切と感じた。アイデアは、比較的すぐに浮かんだが、問題はそれを作成することであった。日本であれば、義肢装具の会社に協力を依頼していろいろなアイデアのものを作成して頂いたが、今度はそうは行かない。自分が不器用であることは、自分が一番知っている。さて、どうしたものか。その後のホームセンター通いと製作の苦労へと続く。