太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

LA レストラン

2010-05-30 | 研究留学回想録
 留学時代は、お金がないため外食は限られました。以前のブログにもありますが、日本食はだいたい手に入り、味付けを日本の調味料で行えば、まったく苦痛はありませんでした。

 外食は、貧乏な我々にとっては、大変貴重なため事前調査をみっちり行って出かけました。と言っても家内がすべてチェックしていました。特に、日本人の書かれている情報を信用していました。確かに、アメリカ人のパーティでは、なかなか食せないものや甘すぎるものが多々あり、味覚に違いは痛感していましたので、西洋人の味覚は鵜呑みにはできませんでした。

 韓国人の友人に勧めてもらったレストランは、はずれはなくとても美味しい所ばかりでした。

 我々が好んで利用していた所は、お値打ちなところでは、ヌードルプラネット、ヌードルワールドという系列店で、いろいろな麺類が食べられます。我々のお気に入りは、香港パットタイという焼きヌードルで、to goで自宅でご飯のおかずにして何度か食べました。またディンタイホン(台湾の有名店でショウロンポウが特にお勧めです)も、お値打ちで名古屋駅の同店より美味しく安く食べられました。

 高級な所では、我々のアパートの近くにあったHouston'sというステーキハウスですが、こちらは高級店でしたので、スポンサーがいる時に行きました。こちらの肉は程よく脂があり、アメリカンステーキという赤みのものとは異なり、我々の舌によくありました。ただ、アメリカ人にもあうようで、大変込んでいます。ただ、肉と炭焼きは最高なのですが、ややソースが甘く、我々は日系スーパーで購入したおろしドレッシングを持ち込みかけて食べていました。アメリカ人の友人にも勧めた所、大変喜んでいました。貧乏な我々は、3分の1ほどいつも残し自宅にドキーバックで持ち帰り翌日の朝食で食べていました。また、ここの売りはリブでこれまた絶品でした。とにかく、LAに行ったら絶対に行きたい店No.1です。

 First foodとしては、Baja Freshというメキシカン料理のチェーン店でこちらのチキンブリトウがお気に入りでした。野菜とアボガドがたくさんタコスの皮みたいなものに包まれています。日本にあるのかどうか分かりませんが、日本に支店ができても流行ると思います。

 西海岸のハンバーガーと言えば、In & out Hamburgerです。こちらも、美味しかったです。西海岸以外にはないと聞いています。

 まだまだ、選べば美味しい所はたくさんあります。ただ、美味しくない所(我々のテイストとあわない所)は、ものすごくたくさんありました。外食は慎重に。

PT学会

2010-05-29 | 研究室
 今週は、PT学会が岐阜県であり、木金と参加してきました。私が共同演者である発表は2題あり、発表前までスライドの変更など2名には修正指示を出したりしていましたが、最終的には二題とも、良くまとまりました。

 木曜日は、豊橋から向山クリニックの鳥居先生と一緒に会場に向かい、話に夢中になり、岐阜駅で降りないといけない所を大垣まで行ってしまうと言うハプニングから幕が開きました。そのため、2名の内の1名の発表を聞き逃しました。発表の25分ほど前に、会場をわざわざその彼が知らせてくれたのですが、大垣で乗り換えるところでした。近くに入るので頑張ってと声をかけました。

 「運動器の10年」に関する講演では、2000年からはじまったこの世界的な運動が今年で終わるのですが、今後もこの活動は続いていくと言うことです。今後は世界的に「腰痛」予防が一つの大きなテーマになって行くそうです。先週より、腰痛に悩まされている私としては、自分が悪い所はすべて研究テーマにしようといつも考えているのでタイムリーでした。

 金曜日は、午後から座長がありました。個人的な印象ですが、発表のレベルは上がっていると思います。大学の卒研発表や大学院の研究の発表があり、それらが少しずつPTの研究の底上げをしているように感じます。私のセッションも運動器の基礎系で内容は多岐にわたり、興味深いものでした。私としては、もう少し良い質問ができればと反省しています。また、先ほども書きましたが研究のレベル上がってきているため、少しお尻をたたかれた感があります。6、7月は、財団などの今年度の研究費申請の締め切りが多くあります。出せそうな研究助成の情報と期限をまとめたので、来週から申請書書きをはじめます。本当は、7月に発表するJOSKASでの内容を中心にした英語論文を書きたいと思っているのですが。本年度は8月から1月は、まずデイサービスでの研究と後期の講義で全く時間がないため、7月末までには少しまとめたいものです。

 良い事か良くない事が分かりませんが、発表を聞いていて大変興味のあるPTらしいものがたくさんあり、自分もそのような研究をと思うのですが、いかんせん、研究費を取ることを考えると、理学療法らしいテーマ(私個人の興味も含め)と現在の社会の中のニーズからのテーマは全く一緒に考えることは難しいと感じます。

 さて、私の担当したセッションで、股関節の屈曲筋力と片足ジャンプ能力の相関を報告された貴重な発表がありました。大変興味深いのですが、どうもジャンプと言うと大殿筋のイメージがあり、その結果をどのように考えるかということになります。座長が終わったあとに、企業ブースのNacさんのところに寄りSIMM(筋骨格シュミレーションソフト)では、どのようになっているか確認をしてみました。両足ジャンプですが、上体が上がっていくところでは大殿筋が働いていますが、足が床から離れる直前では股関節の屈筋群が働いていました。実に興味深いことです。

 また、最近は3次元動作解析の発表が随分増えています。新設の学校は、解析装置が施設基準になっているため、多くの学校に高価な高性能のものが入っているようです。私も留学時代と大学の教員になり本年の3月までの3年間は労災リハ工学センターでそのような設備を利用していました。この分野でやっていくためには、今はとにかく大型の研究費を取るしか、そのような設備を得る手段はなく、研究費の申請に関してモチベーションが上がりました。ただ、少し複雑な心境でもあります。うらやましいという。

 

LA食料品買い物2

2010-05-22 | 研究留学回想録
 昔から日本はアメリカを追いかけていると言われています。そこからすると、2002年の留学当時のアメリカと今の日本で共通すること(日本の変化)で、思うことがあります。それは、食料品の小売や八百屋がその当時のアメリカではまったくありませんでした。現在の日本もそうだと思います。まだ、日本では見かけますが、アメリカでは見たことがありません。もともとなかったのかもしれませんが。ただ、酒屋はその当時もアメリカで小売を見かけました。私の印象ですが、今日本では八百屋はあまりに見かけませんが、酒屋の方が見かけるような気がします。そのような意味では、アメリカの経済のシステムに日本が移行しているように感じます。数年後にはコンビニと大規模店しかなくなってしまうかもしれません。小さい頃から店のお客さんに可愛がられた人間としては寂しい限りです。

睡眠

2010-05-21 | つれづれ
 頑張っている人は睡眠時間が少ないと思い込んでいるところがあります。今の私の睡眠時間は7-8時間ぐらいでなんとなくもっと仕事を頑張らなくてはと思うこともありました。いつものように娘を9時ぐらいから寝かせつけ、一緒に寝て5時半ごろ起きても睡眠時間はたっぷりです。目標は、9時時に寝て5時ごろ起きるですが、なかなか5時には起きられず、6時ぐらいになってしまいます。7時には仕事で家を出るので、朝に簡単な仕事やランニングをする時間まではありません。

 ちょうど、今週で朝6時過ぎに起きた時に、もう少し睡眠時間を減らした方か良いかと思ったのですが、家内に一蹴されました。睡眠は大事と。当日、インターネットでたまたま睡眠時間とケアレスミスや仕事能率との関連を調べた研究報告を見ました。例としてアメリカでの航空事故が載っていました。また、TV番組で睡眠時間が少ないことと精神の話もしていました。最後に、TVで哀川翔が8時に寝て4時に起きると言っていました。何か一日睡眠を考える日となりました。結論は、たくさん寝ようと言う事です。以前はテレビを夜良く見ていましたが、(というよりも常にテレビは点いていました)今はあまり見なくなりました。特に遅い時間は。子供の寝かせつけのおかげでそのテレビを見る時間が睡眠時間になったのですが、当たり前ですが睡眠時間が多いと体調も良く良いこと尽くめです。ただ、夜泣きがあるときは大変でしたが。

 アメリカでは、もともと睡眠好きな家内に、「目を開いていないとアメリカにいても日本に居ても一緒だから、あまり睡眠時間が多いともったいない」と私が言っていました。途中から私も睡眠時間が増え、そのおかげで体調も良かったように思います。

 名大保健学科の看護の先生が行っている介護者をサポートする研究でも睡眠時間が短く、血圧が高い人が多く、また薬で血圧が下がりにくいそうです。忙しくて食事をインスタント物などで簡単に済ませることも原因と言われていました。

 私も肩関節の夜間痛を軽減させるサポーターの研究をしています。共通しているのは、寝れないことが辛いということです。サポーターや理学療法で症状が改善すると確実に患者さんの表情は良くなり、大変感謝されます。

 さてテレビをあまり見ないので、若い人たちの話にはすっかりついて行けなくなりましたが、早寝早起きをして、朝少し自分の時間を使うと1日が大変充実することは間違いないと思いますし、やはり健康第一ですので。ちなみに、私が一番最初に書いた睡眠時間が多いと仕事など頑張っていないような印象を持っていたのはある人の影響を受けたからかもしれません。毎日、4時間しか寝ない練習をするとそれで慣れてくる。そんなに寝ていると仕事ができないと言うようなことを言っていました。その方は、その後大病をされていました。もっともお金のかからない健康法のようです。

しじみ

2010-05-17 | つれづれ
 日曜日に豊川を渡る橋を車で渡っていると、引潮で川の砂が見え、多くの人がしじみを取っていました。以前はアサリかと思っていましたが、聞いてみたところシジミでした。自宅から800mぐらいの所に川があり三河湾への河口付近です。早速、娘を連れてバケツとスコップを持って出かけました。サンダルを履いていきましたが、洗うところがないので長靴の方が良いです。川底に降りていくと小さなカニが動いていました。早速、1匹つかみバケツへ。そして、砂を掘ってシジミ探しをしました。近くにいたオジサンが娘にザルで砂をすくい、水の中で振った後の貝をドッとくれました。その中から良さそうなものを選べばよいそうです。数個、選んでいるとオシッコと娘に言われ急いで帰宅しました。それでも、シジミは少し取れましたので、現在砂出し中で今晩(月曜日)の味噌汁になるでしょう。

 何よりも、自宅の近くでシジミが取れることが信じられません。シジミはきれいな川にいるというふうに思っています。アサリももっと河口に行くと取れますし、近くに取れるところはたくさんあります。現在はすっかり豊橋の人間ですが、また再度その良さを認識しました。