太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

11月 in 2016

2016-11-26 | 研究室
 11月は,引き続き講義(大学院含む)も多く,またメディアスFMのラジオ出演,名古屋市北区の文化小劇場での講演と忙しく過ぎた.

 4年生へのスポーツ理学療法学では,はじめて体育館で講義と実技を行った.まずラジオ体操から初めて,座学ですでに講義をしている傷害予防のための動作の評価や実際の運動を行った.楽しく学生にも理解しやすく好評であった.テニスボールを投げて,ビデオを撮り投球障害の評価のポイントなども実技で行った.

 研究は,とても研究の時間が取れず停滞をしてしまった.ただ,12月からはまた,再開していく.論文に関しては,すでに投稿している2つの英語論文は,約2か月半待っているが音沙汰無し.アシスト機能付き膝装具の症例報告は,先日,国際誌に初投稿.リウマチ科の先生との共同研究も現在,under review.なお,現在,音沙汰無しの国際誌で返事がないのでstatusを確認したところ,out of reviewとあったため,これはどういうことかと思い,確認してみたところ文法的には正しくないとのことであるが,たぶん査読中というであった.また,先日,再投稿したリウマチの国際誌では,再投稿時に前回の投稿内容の修正ではなく,”create a manuscript"で新たに番号を振られて投稿するというものであった.ジャーナルによってお作法がかなり異なる.本学の学部学生の卒業研究で,学生が筆頭著者となり,投稿した.こちらは日本語論文で1回の査読を受け,再投稿をした.こちらも結果待ちである.採択されれば星城大学リハ学部始まって以来の学部学生時の全国雑誌採択となるが.

 新しく作成している論文は,本年の6月にLondonで開催されたEularで発表した内容である.70%ぐらいは書けたので,年内には投稿したい.この次は,関節音の論文に集中したい.

 プライベートでは,先日,Bリーグの応援に行った.ずいぶん前には,実業団の試合の医務係を務めるなどしていたが,Bリーグの試合はとても華やかでうれしい気分になった.バスケットマン(自称で元がつく)としては,バスケットがメジャーになるのはうれしいことであった.娘は,相手チームのフリースローの時にブーイングで大声を出して邪魔をするが,大きい声を出しても良いということで,それが一番楽しかったようである.

 また,今年も東海シティマラソン(10Km)に出場する予定である.しかし古傷の陳旧性の足関節捻挫から生じるfootballer's ankelの前方インピンジメントに苦しめられている.早歩きまでは足が痛くないが,走ると痛い.娘のマラソン大会の練習に付き合っていて,娘が速くなったとも思っていたが私が遅くなっていたようである.テーピングの工夫で少し抑えることもできたが,やはり長続きはしない.エコーで見てみると明らかに骨棘ができている.骨棘の切除が必要か悩むところだ.先日のBリーグで,バスケも少ししたいし.ということで,東海シティは棄権の予定.

 さて,12/3に知立で太田キャンプ,12/18に豊橋でスポーツ傷害予防研究会を開催する.