ポンポン山の北側、高槻市出灰地区の谷間にイワタバコ:岩煙草(イワタバコ科)が、滝の飛沫に濡れて、紫青色の美しい花をつけています。
本州、四国、九州、台湾などの自生する矮性の多年草で、1株から1~2枚の厚く艶のある楕円状の大形の葉をつけます。この葉が葉タバコに似ているとしてこの名があります。
夏、株元から長さ10cmほどの花茎を出し、その先に短い花柄をもった紫青色の花を数個づつ散形状につけます。
いつも飛沫がかかるような日陰の谷間の岩にへばりつくようにして咲くイワタバコは、いかにも涼しげで、夏の暑さを忘れさせてくれます。
煙草の名がついていますが、タバコとは全く別種で、ニコチンがあるわけでもなく、葉をそのままサラダにして食すこともできるそうです。(もっとも、実際には、食べるほどの葉を手に入れることはできないでしょうが)
愛好家によって栽培されることも多く、白や薄桃色の花をつけるのもあります。
栽培は比較的容易で、葉挿しでも簡単に殖えます。冬の間縮緬状に小さく丸まっていた芽が、春になってぐんぐん伸びて、大きな葉になってゆくのを見るのは、ちょっとした感動ものです。
本州、四国、九州、台湾などの自生する矮性の多年草で、1株から1~2枚の厚く艶のある楕円状の大形の葉をつけます。この葉が葉タバコに似ているとしてこの名があります。
夏、株元から長さ10cmほどの花茎を出し、その先に短い花柄をもった紫青色の花を数個づつ散形状につけます。
いつも飛沫がかかるような日陰の谷間の岩にへばりつくようにして咲くイワタバコは、いかにも涼しげで、夏の暑さを忘れさせてくれます。
煙草の名がついていますが、タバコとは全く別種で、ニコチンがあるわけでもなく、葉をそのままサラダにして食すこともできるそうです。(もっとも、実際には、食べるほどの葉を手に入れることはできないでしょうが)
愛好家によって栽培されることも多く、白や薄桃色の花をつけるのもあります。
栽培は比較的容易で、葉挿しでも簡単に殖えます。冬の間縮緬状に小さく丸まっていた芽が、春になってぐんぐん伸びて、大きな葉になってゆくのを見るのは、ちょっとした感動ものです。