夏の間川床でにぎわった貴船の茶店も今は静けさを取り戻しています。
ちょうど茶店の門脇にシュウメイギク:秋明菊(キンポウゲ科イチリンソウ属またはアネモネ属)が咲いていました。ここ貴船に多かったのでキブネギク(貴船菊)の名もあるこの草は、古い時代に中国から入ってきたと考えられている多年草で、庭などに植えられていますが、野生状態になっているのもよく見られます。
高さは50~80cm、根生葉は3出複葉、茎葉は2~3個ほど輪生し上部の方ほど小さくなります。
9~10月に咲く花は直径約5cmで、花弁のように見えるのは萼片で20~30個あります。雄蕊は多数で葯は黄色、雌蕊も多数で球状に集まります。普通果実はできず地下匐枝で増えます。
菊の花に似ていますが、キンポウゲ科でアネモネなどと同じ仲間です。
白色や一重に見えるものなど園芸品種も多く栽培されています。
貴船の宿に貴船菊、取り合わせはよいのですが、欲を言えば、園芸種ではなく赤紫色の萼片の多い原種であればもっとよかったのにと少し残念です。
ちょうど茶店の門脇にシュウメイギク:秋明菊(キンポウゲ科イチリンソウ属またはアネモネ属)が咲いていました。ここ貴船に多かったのでキブネギク(貴船菊)の名もあるこの草は、古い時代に中国から入ってきたと考えられている多年草で、庭などに植えられていますが、野生状態になっているのもよく見られます。
高さは50~80cm、根生葉は3出複葉、茎葉は2~3個ほど輪生し上部の方ほど小さくなります。
9~10月に咲く花は直径約5cmで、花弁のように見えるのは萼片で20~30個あります。雄蕊は多数で葯は黄色、雌蕊も多数で球状に集まります。普通果実はできず地下匐枝で増えます。
菊の花に似ていますが、キンポウゲ科でアネモネなどと同じ仲間です。
白色や一重に見えるものなど園芸品種も多く栽培されています。
貴船の宿に貴船菊、取り合わせはよいのですが、欲を言えば、園芸種ではなく赤紫色の萼片の多い原種であればもっとよかったのにと少し残念です。