キダチコンギク:木立紺菊(荒地に楚々と) 2008-11-02 07:20:24 | 植物観察1日1題 キダチコンギク:木立紺菊(キク科シオン属)は、北アメリカ原産の多年草で、日本には朝鮮戦争のとき北九州に渡来し今では四国や東海地方にも広がり、河原や荒地によく見られます。 茎はよく分枝し高さ0.4~1.2m、下部は木質化します。葉は互生し、被針形~倒被針形で先は鋭く尖ります。 頭状花は多数で径1.5cm、舌状花は白色またはやや淡紫色を帯びます。 荒地に多く咲く外来種にしては、いい名前をつけてもらって、花だけを見れば、楚々とした感じ無きにしも非ずの風情です。 « エゾノコンギク:蝦夷野紺菊... | トップ | イチビ:(益草転じて難儀な... »