霧が峰にニッコウキスゲを見に行く途中、蓼科のあたりでミヤママタタビを見かけました。
本州中部地方以北、北海道に分布する落葉性つる植物です。枝先の葉が花の時季になると表面が白くなるのはふつうのマタタビと同じですが、花が終わるときれいな紫紅色に変わります。
猫がマタタビを好むのはよく知られていますが、このミヤママタタビは好まないといいます。
関西では見られない種類なので、仲間と一緒にわいわいいいながら写真を撮っていましたら、そばにいたハイカーから、“このごろは人間もマタタビを好むようになったらしい”と皮肉られてしまいました。
(今日からしばらく信州蓼科・霧が峰に咲く花をご紹介します)