山野の林内に生える多年草で高さは30~60㎝になります。
どちらもセンリョウ科に属しますが、ヒトリシズカの花(07年4月9日記事)、センリョウとよく似た花で、葉が出かけの時に、白い糸状の雄蕊を3個水平にのばすのに対し、フタリシズカは、
成葉になって花が咲き、その花も白い3個の雄蕊が丸まって子房を抱く形になります。
葉も、ヒトリシズカが茎先の2対の葉が十字対生につきますが、基部が接近しているので4枚輪生のように見えるのに対し、フタリシズカは、2対の葉の基部が少しずれてつくので輪生とは見えません。またヒトリシズカの葉は暗緑色なのに対して、フタリシズカは葉に光沢がありません。
花穂が1個のものが多いヒトリシズカに対して、こちらは2個のものが多いのでフタリシズカの名がありますが、1個から5個ほどつけるのもあります。
3個以上ついていたら“静か”ではなく“姦しい”とでもいうのでしょうか。
登っているそうだが 昨日 ヒトリシズカが
咲いている‥との投稿があった。
フタリシズカとはちょっと違った花だった。
もしかしてサンニンシズカもあるのかも?