新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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シナサワグルミ:支那澤胡桃(これでも胡桃です)

2007-12-20 07:15:56 | 植物観察1日1題


葉の落ちきったシナサワグルミ:支那澤胡桃(クルミ科サワグルミ属)の枝に、枯れ残った果穂が垂れ下がっています。
中国原産の落葉高木でカンポウフウとも呼ばれ、日本には明治初期に入り、公園などに植えられています。高さは25~30mにもなり、樹皮は灰褐色で縦に深い割れ目が入ります。
サワグルミに似ていますが、偶数羽状複葉の中心の軸に翼があることで区別されます。
雌雄同株で花期は5月、緑色の雄花穂と赤みを帯びた雌花穂がどちらも垂れ下がってつきます。7~8月に熟す果穂は、長さ20~30cm、堅果には小苞が発達した翼があります。
枝先には冬芽が膨らんでいます。裸芽で柄があり、頂芽は大きく、側芽には副芽がつきます。下部にはいくつも花穂の芽も膨らんでいます。

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