庭に植わっているルリヤナギ:瑠璃柳(ナス科ナス属)の花が頼りなげに咲きました。
我が家では、毎年新芽が出るとすぐにナメクジに食われて大きく伸びられず、花つきもよくありません。
ブラジル原産の常緑の低木で、水湿地を好み、地下茎で殖えます。名前の由来になっている細長い葉や、茎は蝋質の粉に覆われ青白色を帯びます。
7~9月、節間の中途から花枝を出し、分枝して下向きに花をつけ長く咲き続けます。花冠は直径2cmほど
瑠璃色の杯状で、深く5裂します。花を見るとこの木がナス科というのが納得できます。
和名の瑠璃柳は果実の色、別名の鈴懸柳は果実の形からきているそうですが、普通あまり結実しません。
もうひとつの別名リュウキュウヤナギは、文久年間に琉球を通って渡来したことからついた名です。