新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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アンズ:杏子・杏(種子の仁でもおなじみ)

2007-04-04 07:13:21 | 植物観察1日1題

アンズ:杏子・杏(バラ科サクラ属)の花も咲いています。
名が知られているわりには、あまり見かけることがない花のようですが、一面桃色に染まる長野県更埴市のアンズ畑は有名です。
アンズは果樹として栽培される落葉小高木で、中国北部原産、高さ3mくらいです。花は春、昨年の枝につき、葉より先に咲きます。花は普通淡紅色の5弁で、紅紫色の萼片が反り返るのが特徴です。
6~7月に熟す果実は黄色で、表面がビロ-ドのような毛におおわれます。生のままで、またはジャムや乾燥果として食べられます。果実の中の種子を乾したものは杏仁(きょうにん、又は、あんにん)といわれ、薬用にされるほか、杏仁豆腐は中華料理のデザートとしておなじみです。

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