鳴門海峡に近い淡路島南部の道端のあちこちにナルトサワギク:鳴門沢菊(キク科)が咲いていました。
アフリカ原産で、各国に帰化し、日本では1976年徳島県鳴門市で発見されました。茎は根元で横臥して株状になり、よく分岐して高さは50cmくらいになります。葉は先の尖った披針形でふちに不ぞろいの鋸歯があります。アルカロイドを含み有毒です。
茎の頂に鮮黄色の頭状花を上向きに多数つけ、舌状花は通常13枚、筒状花は舌状花と同色です。
別名もコウベギクで、名のとおり兵庫県や大阪府南部に広がっています。
本場?で見かけたナルトサワギクですので、写りがいまひとつですが敢て取り上げました。