高槻市内の田んぼの脇の少し湿ったところに白っぽいマンネングサが咲いていました。
図鑑をあたると、ウスユキマンネングサ:薄雪万年草(ベンケイソウ科マンネングサ属)に似ています。
図鑑の説明では、道端や岩礫地に生え、全体に白緑色を帯びるが、乾燥土壌では淡紅色~赤味を帯びることもある。茎は地際でよく分枝し広がり、円柱状の細長い葉は互生して密生し、長さ10mm前後の多肉質で、先端が丸くなる。
茎頂に総状または集散花序を出し、白い花をつけ、花の径は約10mm弱、花弁は5~7枚で平開し、真ん中に縦に1本淡紅色の筋が入るとあります。
ヨーロッパ原産で、大正時代に観賞用として渡来し、栽培されたものが逸出したものとされています。北海道、長野県、群馬県など寒冷地に帰化しているというのが気になりますが、きれいな名前が気に入って、勝手にこれと決め込みました。
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