夏に間はほとんど気づかなかったムラサキシキブ:紫式部(クマツヅラ科ムラサキシキブ属)も、晩秋、紫の実をつけるころにはよく目立つようになります。(11月2日記事)そしていま、葉がすっかり落ち去った林中では、わずかに残った実だけでもすぐそれとわかります。ほとんどしなびきった実はまだはっきりと紫の色を留めています。
隣に冬芽がこれもちょうどいま伸びはじめたように赤紫色にふくらんでいました。ムラサキシキブの冬芽は幼い葉が2枚向き合う形になっている裸芽です。
隣に冬芽がこれもちょうどいま伸びはじめたように赤紫色にふくらんでいました。ムラサキシキブの冬芽は幼い葉が2枚向き合う形になっている裸芽です。