新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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オニゼンマイ:鬼銭巻(八ヶ岳・霧峰周辺6月の花⑫ 

2010-06-26 15:15:42 | 植物観察1日1題
成長したオニゼンマイの群落


芽生え期の黒い胞子葉

宿泊した山荘の裏の林下に見事なシダの群落がありました。
オニゼンマイ:鬼銭巻(ゼンマイ科ゼンマイ属)です。
本州中部以北などに分布し、山中の湿ったところにはえる夏緑性の多年草。根茎は短くて太く、1回羽状複葉で高さ50cm内外の葉を5~6本の葉を斜上して束生します。
ヤマドリゼンマイに似ていますが、変わっているのは、葉の中央部から下へ数対の羽片が黒い胞子葉となることです。
この黒い胞子葉は、少し成長の早いところでは、縮じれて小さくなっていましたので、やがて欠落するものと思われます。
和名鬼ゼンマイは、形状がゼンマイに似て、粗大なことから来ています。



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