釈迦が悟りを開いたというインドボダイジュ(クワ科)、釈迦が入滅したところにあったサラソウジュ(フタバガキ科)とともに仏教三大聖樹(仏教三霊樹)のひとつに数えられています。
花色は黄色 - 赤橙色の房状の集合花で円錐花序につき、花弁は退化して、鮮やかな萼が花のように見えます。樹皮は薬用になり、現地では街路樹のほか、用途は街路樹のほか、材は建築や家具用に使われます。
釈迦の母摩耶夫人は本の牙を持つ白い象が胎内に入る夢を見て釈迦を懐妊したとされており、その出産の様も郷里に帰る途中に立ち寄ったルンビニーの園で無憂樹(アショーカ樹)を手折ろうと手を伸ばしたとき右脇から釈迦が生まれたとの伝説があります。