ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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自分らしくできる

2008-09-19 | 育児
 人は、誰でも自分のしていることを認めてもらいたいと思うことがある。自分のしていることに対して、「本当にこれで正しいのだろうか。」「間違っていないだろうか。」「このまま続けていていいだろうか。」等自問自答する。そんな時、「いいよ。それでいいよ。」と声をかけられると安心できる。一人でも分かってもらえる人がいると「やっていてよかった。」と感じる。しかし、その評価がないと続けられないという事でもない。した後に何となく心に残る爽快感や達成感、成就感などが自分を支えている。
・歩いている時に見つけたゴミを拾ってゴミ箱に捨てた自分
・混み始めた車内で座席を作るために横においたカバンを膝上に置いた自分
・駐輪場の倒れた自転車を起こして並べた自分
・印刷用紙が少なくなっているのに気づき、倉庫から補充した自分
 「誰かに見ていてほしい。」「認めてもらいたい。」と思ってするわけではない。さりげなくごく自然にできることに価値がある。
 認められないと価値がないというものではない。「これでいいよ。」と自分に声をかけている。誰もがもっている価値観というものはそういうものだ。自分の体に染みついているからこそできる。
 勤務評価が気になり、評価基準に合わせて行動したり、保護者の目が気になり気に入る行動をしたりと評価されるためにしていることはないだろうか。もっと自然に自分らしく、やってよかったと感じることをしたい。繕っていると必ずボロが出る。言動の不一致は、不信を招く。まずは、感じるところに焦点を当てて自分のしていることを振り返ってみたい。自分の行動をいつも自分は見ている。自分には嘘はつけない。