ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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叱った事で褒める

2008-09-06 | 育児
 子どもを叱ることは、いけないことだろうか?叱り方や何を叱るかということでその価値も違ってくる。
 叱るということは、子どもを何とかしたいという気持ちの表れ。その何とかしたいという気持ちが子どもを変える。つまり、子どものもっている可能性を信じているから叱ることができるということだ。
 だから、叱った後がとても大事になる。叱られた後、平気でいる子どもはいない。変化があるはず。その変化を見逃していることが一番問題。
 叱る側の願い通りにはならなくても、叱られたことに少しは努力しようとする子どもがいる。その変化を見過ごさず、努力として認め、励ますか、それとも叱り放しでいるかは、叱られた側にするとかなり大きな違いを感じることになる。
<努力を見られると>
・やってよかった。
・私でもやればできそうだ。
・私と向き合っていてくれるんだ。
・大事にされているんだ。
などの気持ちをもつことができる。
<叱り放しでいると>
・頑張ってもやり甲斐がない。
・せっかく頑張っているのに見てくれないの。
・何だ。自分の都合だけじゃないのか。
・私のことを本当に心配しているのではないのでは。
・どうせ、私なんか。
・やっぱりだめなんだ。
 こんな気持ちになる。
叱ったことから目を離さず、その後の変化を見届ける。叱った直後は、それほど気分がよいものではない。しかし、少しでも可能性が見つかれば、「叱ってよかった。」と気持ちを切り替えることができる。「よかった。あなたを信じてよかった。」「期待に応えてくれてありがとう。」・・・・こんな気持ちも沸いてくる。ここには、もう叱った時のあの顔の私ではない。子どもを微笑みながら、感謝の気持ちをもちながら見ている明るい顔で接している私がそこにいる。