寄り添う
2008-09-05 | 育児
子どもが問題を起こしているときには、かなり感情も高ぶっている。こんな状態のときに相手の気持ちを聞き入れることはない。まずは、落ち着きを取り戻し、冷静な自分になるところまで感情をもっていくことが必要となる。傍に居ていろいろと話をしても逆効果。言葉に反応しているうちは感情は高ぶったまま。ここは黙って寄り添ってみる。難しい顔をせず、「安心していいんだよ。攻めたりしないし、ただあなたの傍であなたの気持ちが楽になるようにいたいだけだよ。」という思いで傍にいる。時には手を握ったり、肩を抱いたりしながら、落ち着いていく感覚を一緒に味わうようにする。「時間がかかるけれど、今この子を見捨てるわけにはいかない。」「仲間と一緒に頑張れるようにするには今しかない。」などと精一杯の思いをもちながらも冷静に対応する。必ずその気持ちは子どもに伝わっていく。落ち着いた気分で何も言わず、ただ呼吸を合わせ、表情から気持ちを読み取ろうと傍にいる。そうしているとかなり気持ちは落ち着いてくる。そして、傍にいることが心地よくなっていく。
すると、感情が高ぶっているときとは違った言動が出てくる。ここに指導のチャンスがある。
「僕、勉強が嫌いだ。面白くない。」と突然、言葉を発した。
そうか。面白くないんだ。だから、こんな問題を起こしたんだ。・・・これからどうしよう。子どもと一緒に次の行動を考えている自分がそこにいる。
すると、感情が高ぶっているときとは違った言動が出てくる。ここに指導のチャンスがある。
「僕、勉強が嫌いだ。面白くない。」と突然、言葉を発した。
そうか。面白くないんだ。だから、こんな問題を起こしたんだ。・・・これからどうしよう。子どもと一緒に次の行動を考えている自分がそこにいる。