ひよりの音楽自己満足

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14.8.8 是巨人

2014-08-10 23:02:58 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2014.8.8 秋葉原CLUB GOODMAN
<是巨人ワンマン>
 超絶変拍子ドラマー<吉田達也さん>率いる超激ユニット<是巨人>。是巨人は吉田さんが参加された1995年に行われた“磨崖仏・変人フェス”でのライブが元になっていて、その3年後の98年に吉田さん、ギター<鬼怒無月さん>、ベース<ナスノミツルさん>という超絶ミュージシャントリオが揃って、その後アルバムも何枚も発表され、そのエネルギッシュで激しく、パワフルで圧倒的なブッといサウンドでファンを魅了しています。
 自分はこれまで対バンでの短いライブや、美女オルガニスト<大高清美さん>が加わったライブは観に行ったことがありますが、<是巨人>本来の3人でのワンマンライブはなかなかスケジュールが合わなくて観に行けなかったんですね。今回も8/8に秋葉原でワンマンがあるとは以前から知っていたんですけど、ここのところめちゃ仕事が忙しくて、どうなるかわからない状況だったんですね。でも思っていたよりもここのところ仕事がはかどって、これなら行けそうだと2日前にようやく予約して当日を楽しみにしていました。

 さて当日。仕事を終えてから秋葉原へ。この日は他にも観たいライブかぶりまくり。渋谷や吉祥寺にも興味アリアリなんですけど、今日はもう絶対<是巨人>と決めていたので迷わずGo!です。ちょと早めに着いてしまったので、軽く夕食を摂って会場へ。ステージは向かって左にプレシジョンベースが。中央には2タム2スネア1バスのシンプルなドラムセットが、ステージ右にはローランドのギターアンプに薄ブラウンのレスポールタイプのギターが。いつもの水色ストラトではないのでちょとビックリです。開演時間近くなると程よく席もいい感じに埋まってきて。

 19時38分ころ、メンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。チューニングのあと、ギターの明るく楽しいリズミカルなリフがハイハットのリズムにのってながれて。1曲目は「詩人と農夫」。明るいステージのなか、ベースのパワフルなリフにのってギターのヘヴィリフと叩きまくりドラムからダイナミックなリフへ。そして一旦ゆったりとなるも、再びリフが激しくなってドラムが叩きまくってダイナミックに盛り上がって。中盤では静かになってギターとベースのユニゾンリフから、ベースリフにのってギターがテクニカルでミステリアスなソロを。その後ミドルテンポでベースリフからギターのヘヴィリフがはいって、テクニカルなユニゾンリフからアップテンポになって、再びギターの明るく楽しいリズミカルなリフから、カラフルライトのなか激しく盛り上がっていって、テクニカルなユニゾンリフと叩きまくりドラムが。

 続いて2曲目は「Arabesque」。薄暗いなか、ミドルテンポのダイナミックなダークリフからアップテンポの激しいリフ、そしてユニゾンでのヘヴィリフと叩きまくりドラムが。中盤では静かになって、ベースのパワフルなリフからギターのテクニカルでアヴァンギャルドな感じのソロが。そこから薄暗いなか、音が飛び交うフリーインプロのダークな世界に。ギターが弾きまくり、ドラムも叩きまくって。終盤ではリズミカルなリフから盛り上がっていって、ラストはダイナミックリフ&叩きまくりドラムからテクニカルなユニゾンをキメて。

 さらに続いて3曲目は「Swan Dive」。レッド&ブルーライトのなか、ユニゾンでのテクニカルでリズミカルなリフと叩きまくりドラムから始まって、ミドルテンポの明るく楽しいリズミカルなリフがはいって、ミドルテンポのユニゾンリフとアップテンポの激しいリフが交互に。そしてダイナミックなリフからブレイクをキメて。その後、静かになってベースのリズミカルなリフからギターとドラムがフリーインプロを展開。そしてベースもテクニカルなソロを。ギターがカッティングリフで盛り上げ、アップテンポでテクニカルなユニゾンをキメて。中盤ではレッドライトのなか、ミドルテンポのダークリフがはいってギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後、ヘヴィリフがゆったりとながれるも、再びアップテンポでリズミカルなヘヴィリフがはいって、ベースとユニゾンでテクニカルに。ドラムも叩きまくって、そこからギターのテクニカルなリフとベースのテクニカルなリフが交互に、さらにユニゾンで。終盤ではテクニカルなユニゾンから明るく楽しくヘヴィにダイナミックに。ラストはテクニカルなユニゾンをキメて。

 「どうもこんばんは、是巨人です」って鬼怒さん、大拍手!「ベース、ナスノミツル!ドラムス、吉田達也!ギター、鬼怒無月です、宜しくお願いします」って大拍手!

 4曲目は「Lebanon」。ユニゾンリフからアップテンポのノリノリモードではじまってドラムも叩きまくって盛り上がり、ダイナミックなリフからギターのテクニカルなソロと叩きまくりドラムがスリリングに、さらにユニゾンのパワフルなリフもスリリングに。その後薄暗いパープルライトのなか、ミドルテンポでギターがのびやかに奏で、ヘヴィサウンドでのベースのエモーショナルなソロが。そこにギターも加わってユニゾンでヘヴィにダークにゆったりと響かせて。中盤ではギターのリズミカルなリフからダイナミックなブレイク、そして明るいグリーンライトのなか、ユニゾンのリズミカルなリフやテクニカルなリフ、さらにハイテンポで疾走モードでリズミカルなリフが。終盤では静かになるも、再びダイナミックなリフからパワフルなユニゾンリフと、レッドライトのなか、スリリングに盛り上がって、ラストはテクニカルなリフと叩きまくりドラムでFin。

 「久しぶりに」って5曲目は「Out of Head」。パワフルなタムドラムにのってリズミカルなスカビートっぽいノリで、ユニゾンのテクニカルなリフがはいって、ブルーライトのなか、ダイナミックなリフからリズミカルなリフにのって鬼怒さんがスキャットを。アップテンポでリズミカルにファンキーに。ドラムも叩きまくって。
 「ちょっと引きましたか?」「もっと大歓声が起きるかと思ったのに」って鬼怒さん、爆笑!自分的にはこういうのも面白いと思いますが、反応は他曲と同じ感じでしたね。

 6曲目は「Kaleidoscope」。薄暗いイエローライトのなか、ベースサウンドがゆったりとしっとりと響き、マレットでのシンバルロールがはいって、ヴォリュームペダルを駆使した幻想的なギターサウンドも加わって、そしてギターがメロウにドラマティックにゆったりと奏で、そこから盛り上がっていってテクニカルに弾きまくりソロを。その後ベースのリズミカルなリフからシンバルのアップテンポのリズムがはいって、ギターのアルペジオのリズミカルなリフも加わって、明るいステージのなか、リズミカルなリフでノリノリモードで盛り上がって、ユニゾンリフから叩きまくりドラムも。中盤ではレッドライトのなか、明るく楽しいリズミカルなユニゾンリフと叩きまくりドラムが。そして一旦止まってからダイナミックなリフからゆったりとのびやかな感じになり、ユニゾンリフから再びアップテンポになって、ギターがパワフルなカッティングリフを。終盤ではギターとベースが交互にリフを弾き、さらにギターとベースで1音づつ交互に、というか微妙にタイミングをずらしてスリリングに弾き、アップテンポで激しく。ラストはダイナミックなリフからアップテンポでパワフルなリフと叩きまくりドラムで激しく盛り上がって。

 「次、1部最後の曲です」って鬼怒さん。「ボクのbest1に入る曲」って。前半最後となる7曲目は「Watershed」。薄暗いパープルライトのなか、ダイナミックなリフからミドルテンポのパワフルなリフとアップテンポのテクニカルなユニゾンリフが交互に叩きまくりドラムとともにスリリングに展開して。そしてブレイクからギターがのびやかに爽やかに奏で、そこからアップテンポで叩きまくりドラムとともにテクニカルなソロを。その後テクニカルなユニゾンリフと叩きまくりドラムからダイナミックなリフがはいって、さらに激しくテクニカルに盛り上がって。中盤ではギターのカッティングリフと叩きまくりドラムからベースの弾きまくりのテクニカルなソロが。その後、静かになって、薄暗いなか、音が飛び交うフリーインプロが展開されて。ギターのディレイサウンドが幻想的に響いて。終盤ではアップテンポのベースのテクニカルなリフからギターのリズミカルなリフと叩きまくりドラムがはいって、ラストはテクニカルにユニゾンをキメてFin。

 曲が終わると大拍手!「しばらく休憩します」って鬼怒さん。大拍手のなか、メンバーの皆さんは楽屋へ。時計を見ると20時36分。ちょうど1時間の第1部でした。

 20時54分ころ、メンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。「第2部はじめます」って鬼怒さん。カウントからアップテンポのパワフルなリズムとギターのカッティングリフからスリリングにはじまった第2部最初となる8曲目は新曲で「新H」。ノリノリモードでユニゾンでのヘヴィリフと叩きまくりドラムがスリリングに展開し、ダイナミックなブレイクをキメ、ミドルテンポでのヘヴィリフとアップテンポでのスリリングなヘヴィリフからユニゾンや叩きまくりドラム、ダイナミックなブレイクと、目まぐるしく激しく展開して。
 曲が終わるとナスノさん「バンマス!これ、スピード違反です!」って爆笑!「なんのために練習したのかわかんない」「今日は初演だからゆっくりやるって言ってたじゃないですか」って爆笑!「早いんだか遅いんだかよくわかんなかった」って鬼怒さん、爆笑!

 9曲目は「Even Tide」。ユニゾンでのリズミカルなリフからアップテンポではじまって、ドラムが叩きまくって、パワフルなリズムにのってギターのヘヴィリフ、ユニゾンリフ&叩きまくりドラムが。その後、静かになってベースのハイポジションでのリズミカルなリフから、パワフルなリフと叩きまくりドラムがはいって。中盤ではイエロー&グリーンライトのなか、ベースのリズミカルなリフからギターのカッティングリフがはいって、ドラムが叩きまくって、そこからリズミカルなユニゾンリフがだんだんゆっくりと。その後ギターがしっとりと幻想的に奏で、ベースもゆったりとラインを弾き、ギターのエモーショナルなソロへ。ドラムが叩きまくって盛り上げて。終盤ではギターとベースがユニゾンでのびやかに奏で、それがだんだん早くなっていって、パワフルなドラムとともに盛り上がって、ラストはテクニカルなユニゾンリフからダイナミックなリフが。

 続いて10曲目は「Breathless」。ダイナミックなリフからテクニカルなユニゾンリフがはいって、のびやかなフレーズとハイテンポのテクニカルなリフが交互にスリリングに展開して。そしてレッドライトのなか、ダークなヘヴィリフがのびやかにゆったりとながれ、ギターのワウを効かせたエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後ユニゾンでのびやかに、リズミカルにテクニカルに奏でて。中盤では一旦静かになるもギターの明るく爽やかなカッティングリフがはいって、グルーヴィにうねりまくるベースリフと叩きまくりドラムとともにアップテンポでノリノリで盛り上がって。ラストはダイナミックなリフからテクニカルにスリリングに。

 「ちょっと疲れたところでトークコーナーでも」って鬼怒さん。「高速道路で130km/hにすると100km/hに戻れない」ってナスノさん。ちなみにナスノさんはゴールド免許だそうで。「ほとんど車に乗ってない」そうで。逆に鬼怒さんは最近免停講習を受けられたとか。「なにしたの?」ってナスノさん。「いや、細かいのがたまって・・・累積赤字」って鬼怒さん、爆笑!「曲、行きますか」って鬼怒さん。「おい!せかすなよ!」ってナスノさん、爆笑!「久しぶりにしゃべってるのに」って爆笑!

 11曲目は「Gulch」。ギターのパワフルでリズミカルなリフからアップテンポで明るく楽しく、しかもスリリングにはじまって、叩きまくりドラムからダイナミックなリフがはいって、そこからギターの弾きまくりソロが。そしてダイナミックなブレイクからミドルテンポになって、一旦静かになるも、ヘヴィリフからダイナミックなリフがはいって、リズミカルなリフと叩きまくりドラムがスリリングに激しく展開して。中盤ではギターのリズミカルなリフとベースリフの掛け合いからパワフルな叩きまくりドラムがはいるも、だんだんゆっくりとテンポダウンして。終盤ではギターのカッティングリフからだんだんテンポアップしていってパワフルでリズミカルなリフと叩きまくりドラムからダイナミックなブレイクへ。ラストはユニゾンでの明るく楽しいリズミカルなリフと叩きまくりドラムからスリリングに。
 「アウトバーンはいくら飛ばしても大丈夫って曲ですよね」ってナスノさん、爆笑!

 12曲目は「Dislocation」。ブルーライトのなか、ダイナミックなリフからアップテンポでユニゾンでのリズミカルで楽しいリフがはいって、パワフルなブレイクからベースのリズミカルなリフとギターのカッティングリフ、さらにダイナミックなリフからユニゾンリフと叩きまくりドラムがスリリングに。その後一旦静かになるもダイナミックなリフからアップテンポのリズミカルなリフがスリリングに。中盤ではミドルテンポでエコーを効かせた幻想的なサウンドが響き、ブルーライトのなか、ギターのエモーショナルなソロが。さらにドラムの叩きまくりソロで盛り上がって。終盤ではダイナミックなリフからリズミカルなリフと叩きまくりドラムからギターの弾きまくりのテクニカルなソロが。ラストはダイナミックなリフからヘヴィリフと叩きまくりでFin。
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 「次が最後です」って鬼怒さん。次のライブは8/12に高円寺で大高清美さんを迎えてのライブだそうで。9月には海外バンドとの対バンライブがあるようで。
 「今日はスピード違反ですよ。キップ切りますよ」ってナスノさん、爆笑!鬼怒さんは先ほど購入したという100円のピックを準備しますが、ナスノさんに言われて3000円のピックを披露。減らないんだそうで。そうそう、先日鬼怒さんは関西方面の某駅の売店にバッグを忘れてしまって、気づいたのは東京だそうで、すぐに駅員さんに事情を話したところ、バッグはちゃんと戻ってきたそうで。凄いっすね。

 本編最後となる13曲目は「Fall line」。明るいブルーライトのなか、ダイナミックなリフからパワフルでリズミカルなリフと叩きまくりドラムがはいって、のびやかなユニゾンから、レッドライトのなか、ユニゾンのテクニカルなリフと叩きまくりドラム。中盤ではブルーライトのなか、ギターのワウを効かせたテクニカルな弾きまくりソロが。そしてユニゾンでのびやかに奏で、ドラムが叩きまくって、ダイナミックなリフへ。その後ユニゾンでのびやかに奏で、そこからギターのエモーショナルなソロが。終盤ではアップテンポでテクニカルなユニゾンリフからダイナミックなリフが。そしてベースのパワフルなリフにのってギターがのびやかに奏でて。ラストはテクニカルなユニゾンリフからダイナミックなリフで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手!「ドラムス、吉田達也!ベース、ナスノミツル!ギター、鬼怒無月でした。どうもありがとうございました」って大拍手!メンバーの皆さんが大拍手のなか、楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。ここで時計を見ると22時5分前。ちょうど1時間の第2部でしたが、自分は22時すぎの電車に乗らねばならず、残念ながらアンコールを観ずに退席。ダッシュで駅へ。最後まで観たかったんですけどねぇ。このあとアンコール1曲やってくれたそうで。まあでも1時間づつの計2時間、たっぷり楽しませていただきました。とにかくもうエネルギッシュでスリリングで、まさにスピード違反&音圧重量オーバーのかっとび激走ライブ、凄すぎです。次回またスケジュールが合えば観に行きたいっす。

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