ひよりの音楽自己満足

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Lu7  Azurite Dance

2014-08-15 14:33:24 | 21th J-プログレ
 キーボード奏者の<梅垣ルナさん>、そしてEUROXやEGQ等のギタリストとして、また作曲家としても活躍されている<栗原務さん>のユニット<Lu7/エルユーセブン>。1998年にEGQのアルバムにルナさんが参加されたことがきっかけとなってこのお2人のユニット<Lu7>がスタートしたそうです。2002年12月に1stアルバムを発表。2005年1月に2ndアルバム「L’esprit de l’exil」を発表。そして2010年8月に3rdアルバム「Bonito」を発表。自分が初めて聴いたアルバムがこの3rdでして、それはもう素晴らしいアルバムでめっちゃお気に入りになって1stも2ndも即購入したわけで。その後、2012年8月に初めてライブを観に行ってめっちゃ感動!その時に次のアルバムの話をされていてずっと楽しみにしておりました。すると2014年になって7月に4thアルバムが発表されるとのニュースが。めっちゃ期待です。そして7月26日にこのニューアルバム「Azurite Dance」が届きました。これまでの3枚のアルバムは、どのジャケットも不可思議なアートでしたが、今回はお二人のお写真と、バックには摩天楼の夜景が。ジャケットからですと、都会的なエレガントでシャープなサウンドを予想してしまいますが・・・
今回のアルバムではライブでも参加されていたドラムス<島村一徳さん>、ベース<岡田治郎さん>、ヴォーカル<糸賀徹さん>が参加され、さらにパーカッション<山田潤一さん>、ヴァイオリン<徳島由莉さん>、チェロ<澤野マキさん>、クラリネット<土井徳浩さん>が参加されています。このアルバムは、1分くらいの小曲、5分くらいの曲、さらに12分弱の大曲と、計13曲が絶妙に配置されています。
 アルバム1曲目は「Azurite Dance」。キーボードのリズミカルなリフから爽やかにはじまって、パワフルなドラムと軽快なチョッパーベースリフがはいって、ギターのリズミカルなリフが。80年代Fusionの香りがしますね。その後シンセの爽やかでリズミカルなリフがオシャレでエレガントな感じでながれ、ダイナミックなリフからギターの流麗でテクニカルなソロ、シンセのテクニカルなソロ、さらにケーナ風サウンドのシンセソロが。終盤ではダイナミックなリフからブレイクと叩きまくりドラムが。そして綺麗でリズミカルなリフが爽やかに。
 2曲目は「One Screw Short」。コンピューター音が響き、不協和音的なサウンドのリフが。そしてミドルテンポでギターとピアノのリズミカルなリフがながれ、ユニゾンで不協和音的なリフを。中盤ではギターののびやかでエモーショナルなソロが。そしてピアノのジャジーでリズミカルなリフにのってベースのテクニカルなソロ、その後ピアノのパワフルかつエレガントなソロが。終盤ではシンセサウンドがゆったりと幻想的にながれ、そこからエモーショナルかつテクニカルなソロなソロが。ラストはギターとシンセのテクニカルなユニゾンリフからギターがゆったりとのびやかに奏でて。
 3曲目は「浮遊都市」。ミドルテンポで綺麗でリズミカルなリフからはじまって、ほのぼのした感じのメロディを奏で、アコギのリズミカルなリフが爽やかにながれ、ユニゾンでリズミカルに。中盤ではアコギのテクニカルなソロ、ピアノのテクニカルなソロが。終盤ではキーボードののびやかでほのぼのした感じのメロディがながれ、アコギのリズミカルなリフがはいって、ユニゾンでパワフルに。ラストはシンセの音色がのびやかにながれて。
 4曲目は「Interlude#1(Polaris)」。キーボードサウンドがたおやかにリズミカルにながれ、オルガンのテクニカルなリフが爽やかにながれて。
 5曲目は「Raw Ore」。アップテンポのファンキーなリズムにのって男性ヴォーカルのスキャットがはいって、さらにシャウトも。そしてベースのキーボードのユニゾンリフがのびやかにリズミカルにながれ、キーボードのリズミカルなリフとパワフルなドラムにのってギターがのびやかに爽やかに奏でて。アフリカンのような、大地の力強さを感じる曲調で、ヴォーカルのパワフルなスクリーミングも。中盤ではベースのテクニカルなソロ、ギターのテクニカルなソロ、キーボードのテクニカルなソロ、さらにラテンパーカッションの叩きまくりソロも。終盤ではパワフルなドラムにのってキーボード・ギター・ヴォーカルがのびやかに爽やかに。
 6曲目は「積わらの歌」。ミドルテンポのベースリフからギターがうねって、キーボードがのびやかにほのぼのした感じのメロディを奏で、ギターとのユニゾンからブレイクをキメて。そしてギターとヴァイオリンがのびやかに奏で、シロホン風サウンドのリズミカルなリフがトロピカルな感じでながれて。中盤ではギターのテクニカルなソロが。ヴァイオリンがのびやかに奏でて盛り上げて。そしてスネアロールからパレードのようにオケサウンドがにぎやかにながれ、ピッコロ風サウンドのリズミカルなリフも。終盤ではミドルテンポでキーボードがのびやかに奏で、ラストはダイナミックなブレイクが。
 7曲目は「Rim Light」。ギターがゆったりとしっとりと幻想的にながれ、グロッケン風の金属音がゆったりと響いて。そしてギターとキーボードがゆったりとハモって、グロッケンサウンドも加わってドラマティックに。その後、鐘の音が響いて。
 8曲目は「Dunes in Ancient Times」。ベースサウンドが響くなか、キーボードのエモーショナルかつテクニカルなソロが。それが盛り上がっていって、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ギターとキーボードのリズミカルなリフがながれ、オケサウンドのダイナミックなリフがはいって、ドラムが叩きまくって盛り上がって。その後、ミドルテンポでオケサウンドがゆったりとながれ、ダイナミックなリフからブレイクをキメて。
 9曲目は「Interlude#2(Uranus)」。金属音が透明感たっぷりに綺麗に響き、それがリズミカルにテクニカルに。そしてシンセサウンドが幻想的に響いて。
 10曲目は「トキヲコエテソラニカエリ」。ダイナミックなリフからピアノのパワフルなリフにのってギターの弾きまくりのテクニカルなソロが。そしてアップテンポでキーボードのリズミカルなリフが爽快感たっぷりにながれ、ギターが加わってテクニカルにユニゾンをキメて、そこからミドルテンポになって、躍動感たっぷりにギターのヘヴィリフが。その後ダイナミックなリフからアップテンポでギターとキーボードがのびやかにメロウに奏で、シンセのリズミカルなリフからダイナミックなリフが。中盤ではパイプオルガンサウンドがのびやかに力強く響き、ダイナミックなリフからギターのテクニカルなソロとテクニカルなユニゾンが交互に。その後ミドルテンポのシンセのダークリフとアップテンポのリズミカルなリフが交互に。そしてパイプオルガンサウンドがゆったりとのびやかにドラマティックに。終盤ではダイナミックなブレイクからアップテンポでシンセのリズミカルなリフがはいって、その後ダイナミックなブレイクからゆったりと壮大にドラマティックに展開し、ピアノがゆったりとしっとりと奏で、ギターのヘヴィサウンドがのびやかに響き、ラストはダイナミックなリフからスリリングにブレイクをキメて盛大にFin。12分近くにおよぶ大作です。
 11曲目は「雨の庭」。アコギとピアノがハイテンポでテクニカルなリフをスリリングに弾きまくって。クラシカルなフュージョンといった感じでしょうか。その後、アコギとピアノがゆったりと、リズミカルに奏で、ユニゾンからアコギのリズミカルなソロが。中盤ではオケサウンドが響くなか、ピアノのキレイでテクニカルなソロが。終盤ではユニゾンリフから再びハイテンポでテクニカルなリフをリズミカルに。
 12曲目は「Berceuse」。アコギリフからミドルテンポのラテンパーカッションがはいって、ボサノヴァ風に爽やかにリズミカルに。そしてピアニカ風サウンドがのびやかにリズミカルにほのぼのした感じのメロディを奏でて、さらにパワフルなソロも。
 13曲目は「おかえり」。オケサウンドが響き、ピアノがしっとりと奏で、クラリネットがのびやかにほのぼのした感じのメロディを奏で、グロッケンサウンドが綺麗に響いて、ユニゾンでメロディを奏で、
ウインドベルが綺麗に響いて。その後ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、アコギがメロウに奏で、ストリングスサウンドがはいって力強くのびやかに響かせ、グロッケンサウンドも加わってユニゾンで。中盤ではクラリネットがアコギとユニゾンで力強くのびやかにドラマティックに奏で、ミドルテンポのストリングスリフが加わってダイナミックなリフで盛り上がって。終盤ではクラリネットがゆったりとのびやかにほのぼのメロディを奏で、アコギとオケサウンドとともにユニゾンでのびやかに。
 王道フュージョン的な曲、アヴァンギャルド面のある曲、心温まるほのぼのメロディのある曲、民族音楽的な力強い曲、クラシカルな感じの曲、ジャジーな面のある曲、ボサノヴァ風な曲などなど、様々なジャンルのエッセンスを取り込み、テクニカルでパワフルでエモーショナルな演奏で聴かせてくれる、とっても素敵なアルバムですね。さらにどのサウンドもとっても綺麗で洗練されていて、アルバム通して気持ちよく楽しめますね。11月1日に六本木でレコ発ライブがあるとのことで(8/20の14時より予約開始)めっちゃ楽しみです。

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