ひよりの音楽自己満足

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MILLPLAT

2014-03-03 21:20:47 | ジャパン・プログレ
 昨年、2013年9月に突如再発された<泉陸奥彦さん>のユニット<KENNEDY>の幻のアルバム「Twinkling NASA」を紹介させていただきました。で、そのCDのライナーノーツに泉さんは、NOVELAのヴォーカリスト<五十嵐”Angie”久勝さん>とともに<MILLPLAT>というユニットを結成して、1994年にアルバムを発表した、と書いてあったんですね。それならばぜひとも聴いてみたいと、某通販や某オクなどを探してみたんですけど、どうもなさそうな感じであきらめていたんですね。ところが・・・
 先日、家にあるCDを整理していたところ、なんとこのCDが出てきてビックリ!買ったのをすっかり忘れていました。おそらくまだジャパンプログレにハマるずっと以前に中古で手にいれたような、泉さんのこともアンジーさんのことも知らずに買ったような気がします。サイン入りだからいつか価値があがるのでは?な~んてことを考えて買ったのかも。買ったときのことを全く思い出せないくらい昔に購入したのだと思います。なにはともあれ見つかって良かった!先見の明があったか?
 <MILLPLAT>、メンバーはギター&ベースが泉さんで、ヴォーカルがAngieさん。で、ドラムスが<細川博史さん>、キーボード&ヴォーカルが<林皇志さん>です。アルバムにはさらにフレットレスベースの<土屋天祥さん>、ベース<三觜智紀さん>、バッキングヴォーカル<外田直美さん>、Sax<堂地誠人さん>が参加されています。
 アルバム1曲目は「Ambassador」。ミドルテンポのパワフルなドラムとベースが鳴り響いて。そしてギターと逆回転サウンドのリフが気だるい感じでゆったりとながれて。
 2曲目は「Twinkling NASA」。KENNEDYのアルバムにも入っていた曲のMILLPLATのヴォーカル入りバージョンです。シンセのリズミカルなリフからアップテンポではじまって、ダイナミックなリフがスリリングに。そしてギターのヘヴィリフから力強くのびやかなヴォーカルがはいって、ダイナミックなブレイクリフとギターのテクニカルなフィルから、ヴォーカルが力強く歌い、叩きまくりドラムから、躍動感たっぷりのうねりまくるベースにのって、シンセがのびやかに奏で、ヴォーカルがハイトーンでパワフルに。間奏ではギターのテクニカルな弾きまくりソロ、そしてダイナミックなリフからドラムが叩きまくって。めちゃめちゃかっくいい曲です。
 3曲目は「Tsuioku/追憶」。シンセのしっとりとした哀愁ただよう音色が静かにながれて。そしてダイナミックなリフからギターのヘヴィリフがはいって、林さんのしっとりとしたヴォーカルと、フレットレスベースのしっとりとしたフィルが。さらにしっとりとしたヴォーカルからギターのパワフルなリフとSaxのムーディなフィルがはいって、ダイナミックなリフからサビではAngieさんのハイトーンのコーラスもはいってドラマティックに盛り上がって。間奏ではギターのエモーショナルなソロが。
 4曲目は「Prism (remake)」。スペーシーなシンセサウンドが幻想的にながれ、シンバルが打ち鳴らされてダイナミックなリフがはいって、アップテンポでギターとシンセのパワフルなリフが。そしてシンセのリズミカルなリフが爽やかにながれ、ギターのヘヴィリフがのびやかにながれ、ダイナミックなリフと叩きまくりドラムで盛り上がって。中盤ではアップテンポで透明感のある金属音が響き、ダイナミックなリフからSaxのアグレッシブなソロとギターのテクニカルなソロの激しい掛け合いバトルが。その後ダイナミックなリフからミドルテンポになってゆったりとしたシンセリフからギターのアグレッシブなソロ、シンセののびやかなソロ、さらにSaxのロングトーンからのテクニカルなソロ、そしてバンドリフと叩きまくりドラムソロの掛け合いが。終盤ではアップテンポのノリノリのドライブモードでシンセの爽やかなリフがながれ、ダイナミックなリフと叩きまくりドラムで盛り上がって。スリリングなソロバトル、超かっくいいっす。
 5曲目は「Do You Close Your Eyes」。シンセサウンドがゆったりとながれ、ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、ギターとシンセがゆったりと雄大に奏でて。そしてミドルテンポのズンズンリフからシンセのミステリアスなリフがのびやかにながれ、スライドギターがのびやかに奏でられて。その後、力強くのびやかなヴォーカルがはいって、サビではドラマティックに歌い上げて。
 6曲目は「Down」。ヘヴィでダイナミックなリフがスリリングに展開し、ミドルテンポのヘヴィでダークなリフからドラムが叩きまくり、ギターが弾きまくって、そこにパワフルでリズミカルなヴォーカルがはいって。その後アップテンポのノリノリモードになってダークリフからギターの弾きまくりのアグレッシブなソロが。終盤ではサビに戻ってダイナミックにダークに。ラストはダイナミックなリフがスリリングに。
 7曲目は「Remember」。「Do You Close Your Eyes」のサビが2分半ゆったりとながれて。
 タイトでパワフルで叩きまくりのドラムス、躍動感たっぷりにうねりまくるベース、テクニカルでアグレッシブに弾きまくるギターとキーボード、そして力強いハイトーンのヴォーカルによるダイナミックでパワフルなかっくいい曲と、しっとりと美しくドラマティックな曲が楽しめる素敵なアルバムですね。このアルバムもぜひとも再発してほしいものです。

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3 コメント

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ありがとうございます。 (林 皇志)
2014-03-17 00:41:11
このアルバムをこんなに丁寧に聞いてくださってありがとうございます。なんかタイムスリップした気分になりました。。。。
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ありがとうございます! (ひより)
2014-03-17 12:37:47
 おぉ!まさかまさか林さまからコメントがいただけるなんて・・・超感激!
林さま、いらっしゃいませ!コメントを書いてくださってありがとうございます。
このアルバムの良さにもっと早く気付くべきでした。すみません。
できることならば再発されることを願っております。
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再発! (ひより)
2015-06-07 18:54:25
2015年、ベルアンより紙ジャケで再発されましたね!
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