ひよりの音楽自己満足

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KIYO*SEN CHOCOLATE BOOSTER

2014-03-07 06:22:18 | フュージョン
 かの“手数王”の愛弟子の美少女ドラマー<川口千里さん>。以前ライブを観に行ったことがあるんですけど、その頃はまだあどけなくてとっても可愛らしい少女といった美容姿でしたけど、ドラムスを叩きはじめると、それはもうタイトでパワフルで普通の男性ドラマーの音と遜色なく、しかも師匠譲りのめっちゃテクニカルなドラミングで超ビックリしちゃったんですよね。これは将来凄いことになるなと。ただ、ライブを観たのはその1回きりで、その後はスケジュールが合わなくて観に行けなかったんですよね。そのうちに千里さんはなんとソロアルバムを発表されてこれまたビックリ!バックも凄いミュージシャン揃いで、その活躍ぶりはほんと凄いっす。
 そしてこれまでにも様々なセッションやソロで活躍され、アルバムも何枚も発表され、2012年にはなんと<Casiopea 3rd>に加入されて大活躍中の美女オルガニスト<大高清美さん>。
 で、2014年1月に大高さんと千里さんのDUOのアルバムが発表されると知って超ビックリ!このお2人にいったいどういったつながりがあるのかと、不思議に思いましたが、よく考えてみれば、大高さんは、千里さんの師匠である“手数王”とは<assure>というDUOのユニットをやっておられるんですよね。そう考えればお2人の組み合わせも納得できるんですね。そうなると今度はいったいどんなサウンドを聴かせてくれるのか、すっごい楽しみになりました。
 大高清美さんと川口千里さんのDUOユニット<KIYO*SEN>。アルバムタイトルは「CHOCOLATE BOOSTER」。そのままチョコレートの表ジャケットですけど、裏にはお二人のとっても美しい横顔が。このアルバムにはお二人の他に、ゲストでギタリスト<矢掘孝一さん>が3曲に参加されています。
 アルバム1曲目は「K.S.Pro」。パワフルなブレイクリフから衝撃的にはじまって、バスドラの高速ドコドコリズムにのってキーボードのカラフルなサウンドのアップテンポのリフがはいって、パワフルなオルガンリフからダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルが。その後アップテンポの変拍子リズムにのってオルガンサウンドが響き、爽やかで楽しいリズミカルなリフも。中盤ではパワフルなブレイクリフと叩きまくりドラムフィルから一転ミドルテンポになってオルガンのテクニカルなソロへ。終盤では高速バスドラドコドコからパワフルなオルガンリフと叩きまくりドラムフィルが。そしてアップテンポ変拍子に乗ってオルガンがのびやかに奏でられ、ラストはパワフルなブレイクリフと叩きまくりドラムが。
 2曲目は「Chocolate Booster」。ヘヴィギター風サウンドのリフからミドルテンポではじまって、シンセの幻想的なサウンドが響き、パワフルなドラムがはいって、ヘヴィギター風リフがグルーヴィにながれ、途中、テクニカルなソロやエモーショナルなソロが。中盤では一旦止まってからリフをバックに短いドラムスソロ、そしてオルガンソロへ。序盤はのびやかにエモーショナルに。それが徐々にテクニカルに、アグレッシブに弾きまくって。さらにヘヴィギター風サウンドのテクニカルなソロも。終盤ではミドルテンポでパワフルにグルーヴィに。
 3曲目は「Open Transport」。ハイテンポのスピーディなドラムからはじまって、シンセのピコピコサウンドがコミカルにリズミカルに発せられ、オルガンのリズミカルなリフへ。凄いスピード感ですね。中盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルが交互にスリリングに。そしてまずオルガンのテクニカルなソロ、シンセのピコピコサウンドのエモーショナルなソロが。続いてドラムスのテクイニカルな叩きまくりソロが。終盤ではハイテンポのリズムにのってオルガンリフがながれ、ラストはダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルが。
 4曲目は「Orange Mist」。シンセサウンドが静かにゆったりと幻想的に響き、オルガンのゆったりとしたムーディな感じのリフがはいって、ドラムが静かにミドルテンポのリズムを刻んで。アダルティな感じですね。サビではロマンティックな感じに。中盤ではギターのソフトサウンドのジャジーでテクニカルなソロが。それが徐々に盛り上がっていって、オルガンのエモーショナルなソロへ。終盤ではオルガンがロマンティックに奏で、ゆったりとムーディなリフを。
 5曲目は「Overcoming Interaction」。オルガンとヘヴィギターのユニゾンのリズミカルなリフからパワフルな叩きまくりドラムがはいって。オルガンはEL&Pな感じですね。そしてミドルテンポでギターのザクザクリフがはいって、ギターとオルガンがユニゾンでリズミカルなリフを。そこから一旦静かになるも、ダイナミックなリフからスリリングなブレイクリフが。中盤ではミドルテンポのシャッフルモードになってギターのヘヴィリフにのってモーグのエモーショナルなソロ、続いてヘヴィギターのテクニカルな弾きまくりソロが。そしてダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルから、オルガンリフをバックにギターのテクニカルなソロが。終盤ではミドルテンポのオルガンリフからダイナミックなブレイクリフと叩きまくりドラムフィルが。
 6曲目は「Ladies Talk」。ダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルからアップテンポでキーボードとオルガンのリズミカルなリフが。そしてダイナミックなリフからオルガンのリズミカルなリフとキーボードソロの掛け合い、その後ダイナミックなリフからオルガンがのびやかに奏で、パワフルなドラムとともに盛り上がって。中盤ではミドルテンポになって叩きまくりのドラムソロへ。続いてアップテンポになってオルガンのテクニカルなソロが。終盤ではオルガンが力強くのびやかに奏で、ドラムが叩きまくって盛り上がって。ラストはオルガンのテクニカルなリフとキーボードソロの掛け合いが。
 7曲目は「Shone Shrine」。キーボードリフが幻想的にながれ、エレクトーン風サウンドのリフがゆったりと幽玄に奏でられ、ミドルテンポのリズムが静かにはいって。上手く書けませんが、ほっこりした感じの曲調ですね。その後一旦止まってから一転してパワフルなドラムがはいってダイナミックなリフが激しい叩きまくりドラムとともにスリリングに。そしてキーボードのリズミカルなリフとのびやかなシンセサウンドからギター風サウンドでのテクニカルなシンセソロが。それがドラマティックに盛り上がって。ラストはキーボードリフが幻想的にながれて、徐々にゆっくりと。
 8曲目は「Ambition」。アップテンポのリズミカルなオルガンリフからはじまって、パワフルなドラムが衝撃的にはいって、ミドルテンポでオルガンがリズミカルに、のびやかに奏で、盛り上がっていって、ブレイクからオルガンの高速リフと叩きまくりドラムフィルが。中盤では静かになって、キーボードのクリスタルサウンドのエモーショナルなソロが。そしてミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、キーボードのテクニカルなソロへ。終盤ではミドルテンポのパワフルなドラムにのってオルガンのテクニカルなリフ、そしてオルガンの高速リフとドラムの叩きまくりドラムフィルが交互に。ラストはオルガンのアップテンポのリズミカルなリフから叩きまくりドラムソロが。
 9曲目は「Future」。きらびやかで綺麗なキーボードのリズミカルなリフからはじまって、ラジオの音声がはいって。そしてオルガンのリズミカルなリフとアコギのリズミカルなリフからミドルテンポのパワフルなドラムがはいって。ほのぼのした感じの曲調ですね。その後、オルガンののびやかでエモーショナルなソロが。終盤ではオルガンとアコギのリズミカルなリフが心地よくながれて。
 全体的にすごく臨場感のあるかっこいいドラムサウンドですね。オルガンソロもドラムソロもたっぷりで、アップテンポのテクニカルな弾きまくり叩きまくりの応酬のスリリングな凄テクJAZZロックな曲と、ミドルテンポの落ち着いた感じの曲が交互に絶妙に配置され、EL&Pのような曲もあり、ほっこりほのぼのする曲もあって、アルバムを通して楽しめる素敵なアルバムですね。これはぜひともライブを観てみたいっす。いつか機会があるといいな。

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