満月に聴く音楽

宮本隆の音楽活動(エレクトリックベース、時弦プロダクションなど)及び、新譜批評のサイト

andmo'レコ発@難波ベアーズ終了。

2019-12-18 | 新規投稿

andmo'レコ発@難波ベアーズ終了。
トップバッターはAyamiyasuyhoの秋紀芳慧氏。通常は栃本あずさ氏とのパフォーマンスユニットのようだが、今回は秋紀氏のエレクトロによるソロ。白熱灯を添えてのインダストリアルビート。余分な音を削ぎ落としたかのようなビートコラージュが心地良かった。白熱灯の光と相俟って限りなくモノクロームの世界。
2番目は我々、時弦旅団。ベアーズでの演奏は7年振りだが、やはりPAのあるハコが何となくしっくりくると実感。サウンドチェックも入念にやり、それなりの音が出せたかなと思う。40分と言う時間枠も幸いし、楽曲のバリエーションを表現できた。
トリはandmo'。対バンは3年振り2回目。今回はファーストCDのリミックス再発という事で以前、児嶋さんからandmo'のCDはリリースすれば一定期間内に売り切れる事を聞いていたので、羨ましいなと思っていたが、やっぱりジャケット含めて完成度高いです。ライブは題名のない新曲を交え、10分以上の曲をたっぷり披露。テルミン2台のメロディの絡みと菊池誠氏のoldwaveテイストなギターのループに乗るドローン・トラッドな世界。リハの時、菊池氏が「69年のピンクフロイドの音で」とPAの人にリクエストしていたが、ギターサウンドはやや生音寄りに。もっとアナログエコーを効かしたような場面があっても良かったのではと勝手ながら思った。しかしギターフレーズのマイナートーンの反復は印象深いです。このあたり、個人的にもツボに入りました。児嶋さんはテルミン、シンセ、木琴と楽曲に色を添え、アレンジ性豊か。相変わらず個性的で他にないサウンドでした。

◍andmo'
児嶋佐織(theremin, synth, kalimba, piano)、菊池誠(theremin, guitar)
◍時弦旅団
伊藤誠sax,植島伸哉g,山田真紀子key,宮本隆b,山浜光一ds
◍Ayamiyasuyho
秋紀芳慧,
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12/9 sounds of guitar wonder終了

2019-12-11 | 新規投稿
12/9 12/9 sounds of guitar wonder終了。心配していた集客は私と臼井康浩氏のDUOが始まる直前に増えて来て一安心。臼井氏とはこれまで何度も共演しているが、私の意識はまずボリュームを彼に合わせる事だった。つまり、臼井氏はDUOの時、あるいは複数のセッションの際も、ボリュームをその場に応じて変えてくる印象がある。正確にはそれはボリュームと言うより、音の厚み、重ね方、あるいはテンションの強弱という演奏そのものの変幻さによるものなのだが、例えば、昨年、なってるハウス(東京)で大沼志朗氏(ds)とトリオで演奏した時はいきなり爆音という感じでトリオを牽引し、そのまま最後まで突っ走っていた。かと思えば、今年の4月、バレンタインドライブ(名古屋)で小埜涼子氏(sax)を交えた5人のセッションでは周りの音の間をぬって行くような演奏をしていた。このように場面によって即興の形を変えていくのが臼井氏の持ち味とも感じており、それはその時の会場の雰囲気やニーズ、今、どのようにやるべきかという事に常に気を配る心構えとも言えるだろう。そして今回、私とのDUOでは生音の空ピックでも充分な音の反響を得られると感じたのか、程よいボリュームで圧縮されたテンションの心地良さが伝わる演奏を披露。私もそこに合わせ、ややアンビエントな応対をし、バトル的ではない共同即興の形が作れたと自負している。大変、心地よかった。
2番目は秋山徹次氏。「今回はアコースティックギターで実験をしたい」と事前に言っており、これは普通に弾くだけではないなと予感していたが、やはりいきなりマイクを弦に近つけ単音でフィードバックを鳴らし始める。そしてマイクの距離を操作しながらハウリング寸前で他の音に移行したりと音響のバリエーションを色々と試していた。エレキギターを発信機の扱いで様々な音を発するパフォーマンスは多いが、アコースティックでこれをやるの初めて観た気がする。そしてようやく通常の演奏に入っていくが、間をあけたグリッサンドの演奏で単音をポーンと弾く事をメインに、時折、一小節分のメロディを入れていく。ただ、弾き方がいずれも強く、ガッツが感じられるところが何とも個性的であり、ギターアンビエントともノイズとも違うロック的リフの応酬のような感触が生まれる。
3番目は踝打無kurubushi dub (gt)×原口裕司(ds)。照明を極端に暗くし、真っ暗闇の中で煌めくようなDUO演奏が始まる。踝打無の個性でもあるブルースをベースにしたサイケデリックな即興はこの闇の世界がぴったり合う事をここに再確認。原口氏の相変わらずの創造性豊かなアレンジ的なドラム演奏との合体は小さい音で聴いても説得力が失せない質のものだと感じた。真っ暗なので2人の表情も演奏の態勢も見えないインビジブル・ワールド。音はダークでこれも踝打無の特徴であるギターの弦をスライドさせクイ~ンと響かせる単音が怪しさを増す。私は35年前に観た裸のラリーズを思い出した。真っ暗の中でストロボライトが一部分だけで激しく点滅し、終末感覚を表現したラリーズのパフォーマンスとの類似を感じ、踝打無は即興音楽ではなく一つのビジョンとしてこの闇の中の光りを提示しているのではと思ったのだ。従って即興演奏の即物性ならぬロック、あるいはアンダーグランド・ソウルな感性を彼の中に垣間見た気がする。
4番目にいよいよ半野田拓が登場。実は本人、3番手と勘違いし、出ていこうとするのを押しとどめた。4月以来のライブなので気合が入って早まったか。その分、演奏で半野田ワールドいきなり全開。弦が一本欠けたギターとサンプラーで展開される半野田節。可愛いリフと風変わりなリズムの反復。シールドを抜いたり入れたり、それを弦に当てて、ノイズを作り、それをサンプラーでリアルタイムにビートを生み出したりと半野田氏によって楽器と機材が高度に玩具化される。私も時折、サンプラー(ローランドSP-404)を使ってはいるが、殆ど、仕込んだ音を再生させているだけでこの半野田氏のように全く、自在に使いこなせてはいない。機材もここまで徹底的に遊ばれてこそ嬉しいというものだろう。そんな事をいつも感じさせるのが半野田拓という特異な表現者だ。そしていつも感じるのがその全てをやり切るという感覚だが、この日も30分の持ち時間を軽くオーバー。時間など気にせず、一心不乱に作業を続けている。これもいつもの事なので了解済みではあるが、最後のセクションを控え、私はやや焦る。止めるわけにもいかないのでもうずっと終わらないのではないかと感じ、最悪、ラストセクションの中止も覚悟した。やがてピコピコピコと鳴る不思議サウンドを確かめるように演奏の手を止め、「ありがとうございました」と一礼してほっとした。全く素晴らしいパフォーマンスであった。正に何物にも似ていない、何物にも束縛されていない表現者であることを再確認。
ラストは秋山、臼井、私のトリオで演奏。秋山氏はソロの時と違い、ややオーソドックスな通常演奏でこれにより3人のサウンドが平均化された。3つの音は混濁せず、クリアーであったと思う。今、録音を聴き返しているが、臼井、秋山両氏のギターはいい音出している。臼井氏はややハイを抑えて丸みを出し、秋山氏のアコースティックだが、ヘヴィな音色に対応し、私は逆に忙しく音色をあれこれ、変えて試すような演奏をし、色をつけられたかなと実感している。
という事で、今回のイベントは招聘した面々によるノイズインプロビゼーションというイメージの予想は、皆無だった事もイベントの成果と言うか意外な結果となった。サウンドのカオス状態は殆どなく、ギターサウンドの多角な響きをいろんな場面で楽しめるイベントとなり、大変、満足な一夜であった。
<出演>
秋山徹次Tetuzi Akiyama(acoustic gt)
臼井康浩 Usui Yasuhiro(gt)×宮本隆 Miyamoto Takashi(ba)
踝打無kurubushi dub(gt)×原口裕司Haraguchi Yuji(ds)
半野田拓 Hannoda Taku : gt,smplar

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三人で描く音波-(清野拓巳:guitar宮本隆:bass木村文彦:打音奏者)Sound waves drawn by three men-終了。

2019-12-09 | 新規投稿
12/7三人で描く音波-(清野拓巳:guitar宮本隆:bass木村文彦:打音奏者)Sound waves drawn by three men-終了。清野拓己氏との初めての共演という事で秘かに期するものがあった私は、まずはサウンドチェックで自分の音つくりに最大限の注意を注いだ。演奏以前に音作りこそが自分の弱点だと常々感じており、メロディセンスも問われると直感した今日はいつもの‘アバウトさ’を封印し、自分の納得する音を確かめて臨もうとしたわけだ。結果、100%満足とはいかないが、まあまあの音で演奏できた気はする。今日のライブが終わっての満足感はここに由来する。さてライブは3人のソロをメドレーのように繋げていく事で始まった。まずは私。ソロで何回か演奏した持ち曲と抽象的な即興で約30分。いつもはコケるアルペジオにリバーブかけたシーンも何とか表現できたかなという感じ。Loopさせて上に載せるソロ的メロはやはり音質をもっと詰めてやるべきだったが、次回、もっと練習して臨む次第。続いて木村文彦氏が登場。今日も大掛かりなフルセットを用意。先述した音作りという点で木村氏は常に意識が高い。それは会場の楽器は一切、使わず、使用楽器を必ず全て持参する事にも現れる彼の特性であろう。以前、木村氏に「タムとか使えるものはライブハウスの使ったらどうですか」と訊いた時、言下に否定された事があった。‘自分の出したい音を出す’為にはあれだけの荷物を毎回、持って来る大変さを厭わないわけだ。すごいと思う。さて木村氏の演奏はエスノ色の濃いパルスビートに持ち味である様々な物体を奏でる展開でこれまで幾度となく演奏を観ている私にとってある意味、耳慣れたサウンドであったのだが、タムとスネアの音色にいつもとの違いも感じ、興味深かった。即ち、タムはより円やかに、スネアは粘着質に感じたのだ。後でスネアについて訊くといつもと変わらずという返事だったが、カーンと言う抜けの良さより、濁音のような響きが混ざっており、彼が標榜する‘打音奏者’というイメージがここに感じられる結果と私には思われた。いわゆるkit drumという形式から離れる事で自己表現の個性を追求する木村氏が既成のドラムの個々のパーツを使いながらも独自の音響を表現できる秘訣は叩き方と個々のチューニングにもある事がより明確になった演奏だった。
木村氏の余韻を残したまま、清野氏の演奏が始まる。メロディックなフレーズを重ねていくのかと思いきや、かなりアブストラクトな音響寄りのサウンドで始まる。アンビエント色もあるが音が立っており、迫ってくるようなフェイドインの応酬という感じ。そしてその分厚い音響をloopさせながらアコギに持ち替え、ハリのある音色で不思議なメロディを即興で紡いでいく。抽象性と正音階の狭間に位置するような独特のフレージングにワクワクする。しかも親しみやすいメロディから少しずつ逸脱していくかのような連続的な演奏に時間の感覚が麻痺されるような陶酔感が生じる。このあたり、弾く事の確信さが伝わり、躊躇する局面が全く感じられないのが素晴らしい。本人の中では様々な葛藤や試行錯誤があるのだろうが、傍からはいわゆるミステイクという領域が存在しないかのような演奏だ。
続いて清野氏と私のDUOは私にとっていわば試練の場でもあっただろうか。かつて、柳川芳命氏と初めてDUOが決まった時の緊張感と同じであった。つまり、私の拙さや弱さが全部出て丸裸にされてしまうであろう恐怖感にも似たものである。清野氏というエキスパートの前で対等な表現ができるのかという思いがあり、かと言って無難なアンビエンスでごまかすわけにもいかない。私はギタリスト荻野やすよし氏との幾度にわたる共演で相手のメロディを聴いて対応する訓練もそれなりにしてきたつもりなので、ここでも清野氏の演奏をとにかくよく聴いて対応し、こちらからも場面作りを提供していこうと決心した。結果、バックに回ったり、前に出たりとそれなりに演奏でき、内心、ほっとした事を記しておく。場面によってはキーの違いなども感じていたが、清野氏のフレーズはその違和を無効化するような変幻さを併せ持つもので、助けられたという気もする。
最後は3人のトリオ演奏である。リハで音を出した時の3つのパートの空気感に手応えを感じており、それは木村氏も同様だったようだ。清野氏の音抜けの良さと木村氏の打音の相性はよかったと思う。私、清野氏共にソロとDUOでは座って演奏したが、トリオではスタンディングで演奏。木村氏はリハの時と打って変わって最初から飛ばしていき、いきなりの疾走状態になるが、3つの音が混濁せず、クリアーな響きであったことが心地よい。木村氏のコールに即座にレスポンスする清野氏の力量を感じながら私は余計なエフェクト類を封印し、ベースに徹した演奏。途中、木村氏の反復するリズムパターンに同期させジャズロック的展開になる場面は個人的には好みの世界だったが、それでも瞬時にシーンが入れ替わっていくスリリングさの方が優先された。ブレイクで木村氏がホースを振り回し、普通でないセッションの醍醐味も表現。40分くらいがあっという間に過ぎた内容の濃い演奏だと感じられ、充実のイベントとなった。このライブを組んでよかったと実感し、機会あればまた再演したいと思った次第。
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宮本隆12月スケジュール

2019-12-05 | 新規投稿

12.7(sat)三人で描く音波  -Sound waves drawn by three men-

Seino Takumi清野拓巳:guitar
Miyamoto Takashi宮本 隆:bass
Kimura Fumihiko木村文彦 : 打音奏者

@ environment 0g [ zero-gauge ]
open 18:30 start 19:00
charge 2000+ drink order
environment 0g [ zero-gauge ]
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1

■清野拓巳 Takumi Seino – guitarist, composer 13歳でギターを手にし、15歳頃からライブハウス等での活動を始める。1993年渡米。バークリー音楽大学演奏科入学。1996年同校を最優等で卒業。在学中より自らのグループを率いて、ボストン、及びその近郊にて演奏活動を重ねる。また、さまざまなセッション、レコーディング、コンサート等にも数多く参加。1996年8月帰国。以来、自己のグループ、ソロ演奏での活動と平行して、精力的に国内外のミュージシャンとの共演を重ねている。多くのリーダーアルバムをはじめ、日本、アメリカ、ヨーロッパ等のレーベルから50枚以上のCDを発表。ジャンルという枠にとらわれないボーダレスな姿勢、独自の世界観をもつ音楽は海外からの評価も高い。
■木村文彦 Kimura Fumihiko(打音奏者) 2011年、ドラマーからソロ打音奏者に転身。
打楽器のみならず日用品をも使用し、演奏家、身体表現者達との共演を経て 独自の「オト」を展開中。 2012 宮本隆プロデュースによるソロアルバム「キリーク」はミュージックマガジンなど音楽各誌で高評価を得る。ソロ公演は 2012 大阪造形センター「透徹の響き」、2015 common cafe 「遺響の世界」シリーズ、2016 大阪 フィドル倶楽部 「いきる」、滋賀県 藤居本家 東蔵(酒蔵)「木村文彦 打音の世界」 2019 大阪 なんばパークス など。p://kimurafumihiko.com

■宮本 隆 Miyamoto Takashi エレクトリックベース、プロデュース
1962年生まれ。1985年、東京のインディーズシーンでライブ活動を始める。95年、大阪でジャズロックグループ、時弦旅団(Time Strings Travellers)を結成。これまでに4枚のアルバムをリリース。CD制作レーベル時弦プロダクション主宰。「existense」(磯端伸一with大友良英)、「Rain Maker」(ナスノミツル)、「火の環」(シェシズ)等を発表。リーダーグループとして、時弦旅団の他、3 Mirrors(with 木村文彦、石上和也)、Zero-Prizm(with古川正平S-NOI)があり、他に即興を主体とした様々なユニット、あるいはソロでの即興演奏活動も行っている。




12.9 ㈪ Sounds of guitar wonder

秋山 徹次Tetuzi Akiyama : acoustic gt
臼井 康浩 Usui Yasuhiro gt×宮本 隆 Miyamoto Takashi ba
踝打無kurubushi dub gt× 原口裕司Haraguchi Yuji ds
半野田拓 Hannoda Taku : gt,smplar


@environment og zero-gauge
open19:00 start19:30
door¥1500.(exclude 1drink)

environment 0g [ zero-gauge ]
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1




12.16(mon) andmo’ 「Unidentified Mystic Aether」release LIVE!

andmo’
時弦旅団Time Strings Travellers
ayamiyasuyho

@BEARS OSAKA
open18:30 start19:00
charge 2000yen
BEARS:大阪市浪速区難波中3-14-5 Tel06-6649-5564

andmo’
児嶋佐織(theremin, synth, kalimba, piano)、菊池誠(theremin, guitar)

Time Strings Travellers時弦旅団
(伊藤誠sax,植島伸哉g,山田真紀子key,宮本隆b,山浜光一ds)

Ayamiyasuyho
秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)
栃本 あずさ (Azusa Tochimoto)



12月25日(wed)鏡花水月

向井千惠 MUKAI Chie [二胡er-hu,voice,dance] +宮本 隆 MIYAMOTO Takashi [bass]
濁郎
shimirin
進(heavy milk)
Ashigaru
刑六Ω電気
@戦国大統領
入場¥1500+1D¥500
OPEN 18:00 START 18:30

大阪市 東成区中本1-11-14 100号
ギャレ緑橋BF1 戦国大統領

大阪市営地下鉄 中央線・今里筋線 緑橋駅 2番出口にあります。



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12.7(sat)三人で描く音波-Sound waves drawn by three men-

2019-12-04 | 新規投稿

今週土曜日12月7日はギタリスト清野拓己さん、打音奏者、木村文彦さんとのライブです。清野さんとは初めての演奏になりますが、言うまでもなく技術、表現力共に圧倒的なギタリスト。そして木村さんは私にとって近しい存在でありながら畏怖すべき表現者です。こんな二人の中に自分がいてもいいのかという気がしますが、腹を括ってやるしかないの心境です。皆さんのご来場、お待ちしております!
12.7(sat)三人で描く音波-Sound waves drawn by three men-
Seino Takumi 清野拓巳:guitar
Miyamoto Takashi 宮本 隆:bass
Kimura Fumihiko 木村文彦 : 打音奏者

@ environment 0g [ zero-gauge ]
open 18:30 start 19:00
charge 2000+ drink order
environment 0g [ zero-gauge ]
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1

■清野拓巳 Takumi Seino – guitarist, composer 13歳でギターを手にし、15歳頃からライブハウス等での活動を始める。1993年渡米。バークリー音楽大学演奏科入学。1996年同校を最優等で卒業。在学中より自らのグループを率いて、ボストン、及びその近郊にて演奏活動を重ねる。また、さまざまなセッション、レコーディング、コンサート等にも数多く参加。1996年8月帰国。以来、自己のグループ、ソロ演奏での活動と平行して、精力的に国内外のミュージシャンとの共演を重ねている。多くのリーダーアルバムをはじめ、日本、アメリカ、ヨーロッパ等のレーベルから50枚以上のCDを発表。ジャンルという枠にとらわれないボーダレスな姿勢、独自の世界観をもつ音楽は海外からの評価も高い。

■木村文彦 Kimura Fumihiko(打音奏者) 2011年、ドラマーからソロ打音奏者に転身。
打楽器のみならず日用品をも使用し、演奏家、身体表現者達との共演を経て 独自の「オト」を展開中。 2012 宮本隆プロデュースによるソロアルバム「キリーク」はミュージックマガジンなど音楽各誌で高評価を得る。ソロ公演は 2012 大阪造形センター「透徹の響き」、2015 common cafe 「遺響の世界」シリーズ、2016 大阪 フィドル倶楽部 「いきる」、滋賀県 藤居本家 東蔵(酒蔵)「木村文彦 打音の世界」 2019 大阪 なんばパークス など。  http://kimurafumihiko.com

■宮本 隆 Miyamoto Takashi エレクトリックベース、プロデュース
1962年生まれ。1985年、東京のインディーズシーンでライブ活動を始める。95年、大阪でジャズロックグループ、時弦旅団(Time Strings Travellers)を結成。これまでに4枚のアルバムをリリース。CD制作レーベル時弦プロダクション主宰。「existense」(磯端伸一with大友良英)、「Rain Maker」(ナスノミツル)、「火の環」(シェシズ)等を発表。リーダーグループとして、時弦旅団の他、3 Mirrors(with 木村文彦、石上和也)、Zero-Prizm(with古川正平S-NOI)があり、他に即興を主体とした様々なユニット、あるいはソロでの即興演奏活動も行っている。http://www.jigen-p.net/

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