満月に聴く音楽

宮本隆の音楽活動(エレクトリックベース、時弦プロダクションなど)及び、新譜批評のサイト

宮本 隆 3月ライブスケジュール

2018-02-26 | 新規投稿
3月9日(金) 即興0309 解氷の候

・此の四人<柳川芳命(as) 松田和彦(g) 鷲見雅生(b) 近坂祐吾(ds)>
・向井千惠(二胡、vo, p ) + 宮本隆(b)+一談(ds)
(名古屋今池)バレンタインドライブ 19:30~ ¥2,000(飲食代別)
バレンタインドライブ 愛知県名古屋市千種区今池1-9-3 西今池ビルB1F TEL:052-733-3365   http://valentinedrive.com/about.html


3.16(fri) ‘鍵盤奏者の夜’ a night with keyboard players


千野秀一(key)with ヰモリ(狩野順治g/vo + 池田義明b/Box Synth)
菖蒲谷徹(key) & 宮本 隆(b)
廣樹輝一(key) & 菊石 朋(poet reading)

@environment Og [zero-gauge]OSAKA
Open 19:00 / Start 19:30  charge 2000円 + 1drink order
environment Og   大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1F
nuthingsjajouka@gmail.com

千野秀一
1951年生まれ。1970年よりキーボーディスト、編曲家として活動を始める。ダウンタウンブギウギバンド、Wha-ha-haに参加。80年代から90年代にかけて多数の映画音楽を制作。1990年代からは即興演奏とともに、コンピュータとシンセサイザーを用いて作品を制作。90年代以降、キーボーディストとしては大友良英のGround zeroやソウルシャリスト・エスケイプ、Next Pointなどで多くのミュージシャンとセッション、コラボレーションを行い、現在に至る。2008年よりベルリン在住。2017年、半野田拓とのduoアルバム「voicelessness」をリリース

ヰモリ(狩野順治g/vo + 池田義明b/Box Synth)
1980年、ロンドン帰りの じゅんじが 有名グループのステージでバックを勤めていたベースの池田と出会ったのは運命であった、その後ボーカルのウォンを入れバンドを結成。ボーカル謎の死後 師匠の千野秀一とのギグは新鮮である。

菖蒲谷徹
1969年鹿児島生 武蔵野音楽学院作曲卒 メーザーハウスに在学中に ピアノを板橋文夫氏、上級音楽理論、オーケストレーションを佐藤允彦氏に師事 2005年に『東京ぽっかり』の音楽担当しマイナー上映 2010年に日本映画学校の音楽に参加し日活映画として上映。 2013年に東京ダイアモンド『深海』の音楽担当をしテルプシコールで上演 2015年にポルトガル大使館共催でアナマリア展に自身率いるバンド『ギャルソン自転車』で参加 2016年に神奈川フレール保育園の園歌を作曲 現在は都内中心にしつつ日本中を演奏でまわり、音楽教室を主催し教育もしている

宮本 隆
CD制作レーベル時弦プロダクション主宰。時弦旅団、Zero-Prizm、3 Mirrors(with 木村文彦、石上和也)等のグループの他に即興を主体とした様々なユニット、あるいはソロでの演奏活動も行っている。2017年5月ソロアルバム「polarization」をリリース。

廣樹輝一
ピアノ、作曲 ゲーム「バイオハザード」や、kinki kids、水樹奈々などJ-popのための作曲編曲。 自作曲の演奏、様々なジャンルのアーティストとの即興演奏を行っている。 今回は循環呼吸を含めたシンプルな呼吸と共にある鍵盤ハーモニカ(HAMOND44)の即興演奏をいたします。

菊石 朋
大阪市在住。9才のころから詩を書く。2017年1月に第一詩集『耳の生存』(七月堂)を上梓。2017年8月より 熊本地震と対峙し文学方面から復興を目指す 詩誌『みなみのかぜ』に二号より参加。

3/17(sat) “momente”#19 is beat

@ environment 0g
18:00 open 18:30 start  2000yen(inc 1drink)

出演

・長野雅貴 with Kazuto yokokura https://youtu.be/lSbwtdZ9mPI
・zero-prizm(S-NOI+Takashi Miyamoto) https://youtu.be/rkIZUKsrRQ4
・soft harmonix junky https://youtu.be/Uv-_v3Nfgys
・ニューヤクザ(3人編成) https://newyakuza893.bandcamp.com

environment Og
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1F nuthingsjajouka@gmail.com

3月24日(土)サケデリクスペース酒游舘

●3 Mirrors<宮本 隆(b)+石上加寿也(elec)+木村文彦(per)>
●檸檬のテロル<柳川芳命(as)+松田和彦(g)+Meg)ds)+後藤宏光(performance)>

(滋賀 近江八幡)サケデリクスペース酒游舘
18:30~ 予約¥2,000 当日¥2,500(ドリンク別 地酒はおかわり自由)
サケデリックスペース酒游舘の住所   近江八幡市仲屋町中6 TEL:0748-32-2054 (電話対応10:00~17:00)

03月27日 (火)Echoes Test Tone presents Chino Shuichi in Japan 2018

■ 千野秀一 (piano) + 向井千惠 (二胡) + キャル・ライアル (guitar) + 高橋まりえ (viola) + 宮本 隆 (bass) + ノブナガケン (drums, perc)
■ 広瀬淳二 (sax) + 森重靖宗 (cello) + ジョー・タリア (drums)
DJ:
■ Evil Penguin

開場 19:30 / 開演 19:30
料金 予約2000円 / 当日2500円 (ドリンク別)
千野秀一 (piano)
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幼少よりクラシックピアノを学び、東京学芸大学附属高校に進学するも、学生運動にのめりこんで中退し、その後大学入学資格検定を経て早稲田大学に進学。1970年よりキーボーディスト、編曲家として活動を始める。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのサポートメンバーを経て正規のメンバーになった1976年ごろに中村香織と結婚し、1981年のバンド解散の翌年に離婚。坂田明、神谷重徳に合流してユニットWha-ha-haとして活動を行う一方、林英哲らとともに立ち上げたチャンゴ5などを始めとする複数のユニット活動を精力的に行う。また、宇崎竜童とともに1970年代末より携わり始めた映画音楽の分野では1980年代から1990年代を通じて多くの成果を出した。また映画の仕事で関わった俳優の麿赤兒との付き合いを通じて、2000年代半ばまで大駱駝艦に対して作品、演奏を提供するほか、現代舞踊家の江原朋子にも楽曲、演奏を提供する。1990年代からは即興演奏とともに、コンピュータとシンセサイザーを用いて作品を制作。1996年に音楽のためのソフトウェア制作を始め、神戸ジーベックホールにて、”振り子椅子”によるソロ・パフォーマンスを行うほか、コンピュータを用いたサウンド・インスタレーション「蟲めづる」などを制作する。キーボーディストとしてはGround Zeroの活動を通じて大友良英と交流するほか、ソウルシャリスト・エスケイプ、Next Pointなどで多くのミュージシャンとセッション、コラボレーションを行い、現在に至る。2008年よりベルリン在住。
cafe oto

向井千惠 (二胡)
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大阪生。1975年、美学校小杉武久音楽教場に学び、胡弓(二胡)を手にし、即興演奏を始める。地歌を中華絃耀に師事。“East Bionic Symphonia”、“STEREOS”等に参画。 1981年より自身のユニット“Ché-SHIZU (シェシズ)”を始める。1983年頃より、Ché-SHIZUはオリジナル曲を中心に演奏するロックバンドとして活動。現在、Ché-SHIZU、即興演奏グループ“打鈍 (dadunr)”、“amabeys!”、ソロの演奏の他、様々な音楽家、舞踏家、パフォーマー等と国内外で共演している。即興表現によるMIXED MEDIA ARTのフェスティバル“PERSPECTIVE EMOTION (透視的情動)”主宰。即興表現ワークショップを各地で開催している。
向井千惠 official site

キャル・ライアル (guitar)
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即興ギタリスト/サウンド・アーティスト。ジャンク楽器、エレクトロ・パーツ、フィールド・レコーディングやエフェクターなどから音楽的な空間を生み出す。広範な音楽形式に興味を持ち、東南アジアやその周辺地域へ渡航し研究。日本で旺盛なライヴを展開しながら、これまでにタイ、インドネシア、ラオス、中国、韓国などでツアー。また、レーベル「Subvalent」や「Jolt Sonic Arts」(オーストラリア)の東京拠点としての活動に加え、西麻布SuperDeluxeで月一回のイベント「Test Tone」を主宰していました。
キャル・ライアル official site

高橋まりえ (viola)
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札幌出身のヴィオラ奏者。日本にてクラシック音楽を始め、フランス、そしてドイツに留学。日本、フランス、ハンガリーでのオーケストラ団員として経験を積むが、小編成のアンサンブルに興味を持ち、室内音楽家としてのキャリアを選ぶ。現在、ヨーロッパにてString Duo、Trio、Quartetに参加し、多くのフェスティバル等に参加。彼女の興味は幅広く、エレクトロニクス音楽家、ヴィジュアルアーティスト、画家、写真家との共演など、ジャンルを問わず活躍している。
高橋まりえ web site

宮本 隆 (bass)
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時弦旅団(time strings travellers)、3 mirrors(石上和也、木村文彦、宮本 隆)、他、様々なユニットでの演奏活動。音楽制作レーベル 時弦プロダクション主宰。2017年、6月、きょうレコードより初のソロアルバム「Polarization」(KYOU-005)をリリース予定。
宮本 隆 official site

ノブナガケン (drums, perc)
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本名「信長憲一」 パーカッション/ドラムス/弦楽器//笛/声などを用い、インプロヴィゼーションを主体に音楽家、ダンサー/舞踏家、映像作家、画家、華道家などとのセッション/コラボレーションを続けている。TOMO,Cal Lyallとの「Tetragrammaton(テトラグラマトン)」、Scott Jordan,武司との「OO(ゼロゼロ)」、サカイBO)))B男との「hisspiss(ヒスピス)」、雫境(dakei)の舞踏ユニット[雫(shizuku)]など、いくつかのユニット、グループなどでも定期的に活動している。

広瀬淳二 (sax)
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1955年3月29日東京都国分寺生まれ。独学でサックス(以前はソプラノも吹いていたが、現在はテナーに集中している)を習得し、70年代末にフリージャズシーンで活動を開始する。豊住芳三郎らと共演を重ねたのち、80年代に藤川義明イースタシアオーケストラに参加、欧州ツアーに同行。半ばより富樫雅彦グループ(井野信義など)でも活動する。80年代半ばから自作音響装置による演奏も始める。80年代末に大友良英との共演が始まり、90年代はじめにはグラウンドゼロのメンバーとして活動する。渋さ知らズ、P.O.N.(植村昌弘/鬼怒無月/高良久美子/記本一義/清水正樹)、ステレオドローム(ササキヒデアキ/内橋和久)、A Paragon Of Beauty(中村としまる/竹内直/清水正樹/加藤陵)等にも参加。一時期休養していたが、近年復活し、精力的に演奏活動を行う。現在は、テナーサックスとして、ソロ、芳垣安洋とのデュオ、井野信義/芳垣安洋とのトリオ、大沼志朗/雨宮拓/加藤崇之とのSAU、吉田達也/伊東篤宏のトリオでの活動。自作音響装置として、ソロ、芳垣安洋/中村としまるとのトリオで活動している。さまざまな世代のミュージシャンとの即興セッションにも積極的に参加している。
広瀬淳二 official site

森重靖宗 (cello)
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音楽家。チェロによる即興演奏を主に、国内外の数多くの音楽家や舞踏家等と共演する。アコースティック楽器の可能性を広げて奏でられるその様々な音響は、繊細かつ豊かで独特の雰囲気を醸し出す。時に、ピアノによる演奏や、自作曲の弾き語りも行う。音楽活動以外にも、写真作品集を発表。
森重靖宗 official site

ジョー・タリア
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オーストラリア・メルボルン在住のドラマー/コンポーザー/プロデューサー/サウンドエンジニア。もともとコンテンポラリージャズ/インプロビゼーション界のドラマーとして評価を得ていた彼は、Andrea Keller Quartet、Oren Ambarchiとのデュオなど数多くのプロジェクトに参加しているが、近年はそれと平行して、ソロやJames Rushfordとのデュオ、またNed Collette、Francis Plagne、Yuko Konoなどアウトサイダーシンガーソングライターのドラマーとして、幅広く活動している。スタジオエンジニアとしては、NAZORANAI(Oren Ambarchi・Stephen O’Malley・灰野敬二)、灰野敬二・Jim O’Rourke・Oren Ambarchiトリオ、Richard Pinhasなどのアルバムのミックスの他、オーストラリアを中心とした様々なミュージシャンのアルバムのプロデュース・録音・ミックス・マスタリングを手がけている。
Joe Talia Official website

Evil Penguin
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Zero Prizm (S-NOI / Miyamoto Takashi)

2018-02-14 | 新規投稿
Zero Prizm (S-NOI / Miyamoto Takashi)


2/16(fri) MUGAMICHIRU<ムガミチル>
大阪公演のフロントアクトとして、Zero-Prizmで出演します。まだ前売り受付中です。@ environment Og [zero-gauge]
MUGAMICHIRU
中村達也 ds、ナカコーg,sample、ナスノミツルb
Front act / Zero-Prizm (S-NOI / 宮本 隆)
大阪 environment Og [zero-gauge]
Open 19:00 / Start 19:30
前売 ¥3,500- / 当日 ¥4,000- (+drink order)
学生 ¥2,500- (+drink order)
予約・問合
environment Og
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1F
nuthingsjajouka@gmail.com
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mugamichiru<ムガミチル>解明その1

2018-02-05 | 新規投稿
今回のツアーはBirds Tour 2018と名つけられたツアーですが、そのアルバム「Birds」はライブ会場とネット(ナカコー氏のサイト)だけの販売ということで、まだ、聴いていない人も多いはずです。ただ前作「Poland」同様、どちらもミニアルバムの趣で、本格的なフルアルバムとは言えないのかもしれません。mugamichiruはネット上でもyoutube等でその音楽を事前に知る事ができず、アルバムを聴く以外に音楽性をチェックする術が今のところなく、今回のツアーでグループを目撃する人はおそらく初めてその音楽に触れる事になるケースも多いと思われます。私が二つのアルバムを聴いた印象は、グループ自らが<最深のダークロック>、<深海のロック>と形容する通り、暗い音像の反復をローテンポなリズムで構築する感じです。と言葉で言えば身も蓋もないですが、ここにはどこにもないロックバンドの音があると感じます。私は音の感触として初期のタンジェリンドリーム(virgin移籍前の)にはこんなドラムもあったなと想起しました。ドラムが遠く内奥から残響音を伴って、響くその質感が似ており、地の底に何かしら発信機があり、それが地上や宇宙にまで轟くような音を再現するかのようなミックスが施されています。ナスノ氏のリーダーグループであるTENELEVENに通じる世界観もありますが、もう一方のキーはナカコー氏のアンビエントにあると思います。ナカコー氏はnyantra名義で福岡在住のアンビエント作家、レーベルオーナーであるDuenn(ダエン)氏とユニットを組み、’ハードコア・アンビエント’なるジャンルを提唱し、その独特なダークなアンビエント作品を制作しています。私はDuenn氏に’ハードコア・アンビエント’というのはナカコー氏かあなたのどちらが命名したのか直接、尋ねると、それはドミューンに出演した際、宇川直宏氏が言いだしたのだと教えてくれましたが、歪みや暗さを表出するアンビエント、ドローンは正しくハードコア・アンビエントと呼ぶに相応しいと感じました。ナカコー氏はソロでもアンビエント、ドローンの作家として極めて多作ですが、私が聴いた限り、かなりメジャートーンなトラックも多いと感じます。しかしDuenn氏と組むユニットでは芯の太い、アンビエントと言うよりはダークな無機的エレクトロニカといった風情の興味深い作品を制作しています。そして驚いたのはnyantra-duenn名義のアルバム「086-087AREA」(写真右)に現れる鳥の鳴き声です。mugamichiruのアルバム「Birds」の冒頭に現れる鳥の鳴き声と同じではないが、同様の自然音、生物の音によるコラージュをここでもやっています。私はmugamichiruの事を以前からナスノ氏から聞いており、ナスノ氏の新たなリーダーグループと認識していましたが、ナカコー氏の影響、イニシアチブも最近、感じ始めています。

02.16 MUGAMICHIRU Birds Tour 2018 大阪 environment Og [zero-gauge]

MUGAMICHIRU
中村達也 ds、ナカコーg,sample、ナスノミツルb
Front act / Zero-Prizm (S-NOI / 宮本 隆)
大阪 environment Og [zero-gauge]
Open 19:00 / Start 19:30
前売 ¥3,500- / 当日 ¥4,000- (+drink order)
学生 ¥2,500- (+drink order)
予約・問合
environment Og
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1F
nuthingsjajouka@gmail.com
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