満月に聴く音楽

宮本隆の音楽活動(エレクトリックベース、時弦プロダクションなど)及び、新譜批評のサイト

エリザベス女王の治世は70年!

2022-09-21 | 新規投稿

エリザベス女王の治世は70年!
王政を理解し得ぬアホな子供時分の私はイギリスはいわば'女王政’と勘違いしていた節さえある。チャールズ一世やジョージ五世を知る事で「王もいたのか」とボケが醒めた。それくらいエリザベス女王の存在感は強かった。70年代、もしイギリスがやや存在感の薄い凡庸な王を頂いていたらJohnny RottenもBrian Mayも「God save the Queen(King)」を作らなかったかも?

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sonic  conference修了。

2022-09-18 | 新規投稿

sonic  conference修了。

5組はしんどいかなーと少し危惧しましたが、楽しくて時間あっと言う間に過ぎました。             
               
H. Wakabayashi
ラップトップ、リコーダー、ボイス、キーボードを駆使した微分音楽は独特の響き。変な和音が織り成すシンフォニーは別次元の美しさ。12音階のようなスノッブな(?)違和感はありません。              

MILKLOTUS × 長野雅貴
鈴虫の鳴き声から即興。機材を床に広げまくった長野君の真骨頂がMILKLOTUSのオリジナルに代わるとアンビエントなギターに変身。と思いきや、忙しく機材をいじり出す。透明感とリアルな音の物質。この融合は見事!

石上加寿也×宮本隆×松元隆
演奏終わりました。事前に松ちゃんにフォービートやろうと打ち合わせ。石上くんは好き勝手に。後で「気持ち良かった」と。という事は結果良し !?

Wamei ×Kim Woohae
ハーディガーデイーとバイオリン。弦がぶつかり、離れ、寄り添いながら儀式の音響を奏でる。ブチブチ鳴るノイズリズムも心地よい。ハーディの旋律とボイスが重なり一挙にトランス状態に!

神田剛誌×菱沼カンタ×原口裕司
各自が音の響きに細心の注意を払いながら正三角形の音世界を作る。ドラム、生でエフェクティブな音響奏でる。ギターとベースの間合いセンスの塊。このトリオの繊細さに唸らされる。完全に好みですわ。

Kenji Tsuda:VJ
今夜もやってくれた。カラフルでポップ!

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Bob Dylan Man On The Street Vol.2 (10CD)

2022-09-15 | 新規投稿

ディランの核心は当然ながら歌にあり、歌詩は表現の柱だろう。但しディランを聴いて良いと感じる時、そこに必ずバックの演奏やアレンジの善し悪しが、介在する事を痛感している。問題は当のディランがアレンジやプロデュースに関する意義を書く事や歌う事と同等には持ち得ず、寧ろその無頓着性を遺憾無く発揮している事なのだ。何が良くて何が良くないかが分かっていない。私がディランのブートレッグを買う時、67年から73年、80年から88年の時期は外す傾向にあった。
しかしこの10枚組オフィシャルブートからは
無差別な時期の細かい好不調が聴き取れ、時折、アレンジの壁、演奏の限界を突き破って
こちらに向かって来るディランのボイスが、新たな発見と感動を呼び覚ました。スタジオアルバムのみで判断する事の謝りを今更、実感。

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9/17(sat)SONIC CONFERENCE

2022-09-15 | 新規投稿
9/17(sat)SONIC CONFERENCE
音響会議の出席者を以下、プロフィールと共に紹介します。
◍ 神田剛誌×菱沼カンタ×原口裕司
◍ Wamei ×Kim Woohae
◍ MILKLOTUS × 長野雅貴
◍ H. Wakabayashi
◍ 石上加寿也×宮本隆×松元隆
◍ Kenji Tsuda (visual)
@ environment 0g [ zero-gauge ] 
open17:30 start18:30 2000yen(+drink order)
environment 0g zero gauge
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1
@ environment 0g zero-gauge
18:30start
出演者紹介①
H. Wakabayashi 微分音楽家
京都のアン・ミュージックスクールでジャズピアノと音楽理論を学ぶ。2008年にメキシコの実験的レーベルMandorlaにてアンビエント作品のCDをスプリットEPでリリース後、国内外での様々なライブや音楽リリース、映像制作に携わる。
2014年より自身の微分音律 Iceface Tuning
を考案し、YouTubeにて微分音チャンネルも運営。
アフロウィッグ複数所有。
出演者紹介②
神田剛誌×菱沼カンタ×原口裕司
関西を中心に活動する即興プレイヤー3人によるコアなインプロビゼーションユニット
ベース、ギター、ドラムのシンプルなトリオからは想像も出来ないほどのサウンドはやがて大きなうねりとなりその空間を支配する
出演者紹介③
MILKLOTUS × 長野雅貴
声/ ギターを主に演奏。有機的に絡まる。
抽象、混沌としたエネルギーを集め、楽曲という意思に繋げていく。自在に流れ波のように変化する。
出演者紹介④
Wamei X Kim Woohae
インプロ~エクスペリメンタル界隈で活動する、Wamei(ハーディーガーディー)とKim Woohae(色々な楽器)による夢心地ゆるふわガチンコインプロ対決
Wamei(ワメイ)「彼岸へと誘うめくるめく恍惚ドローンの世界。」
Kim Woohae(キムウヘ)「素材の音や、夢の中が好きです。」
出演者紹介⑤
石上加寿也×宮本隆×松元隆
3人での演奏は初めて。石上・宮本の電子音に松ちゃんのドラムが入るとどうなるのか。リスクある実験です。
出演者紹介⑥
Kenji Tsuda (visual)
最近はシンセを使いサウンドクリエターとしてのライブも盛ん。
今回はどんなVJを見せてくれるか。
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ジャン・リュック・ゴダールが、逝去

2022-09-14 | 新規投稿

「君はゴダールを観たか」
というフレーズで始まる大島渚の文章の記憶が最初にある。
ストーリーだけを作品単位で娯楽的に消費する対象でしかなかった映画というメディアの観かたが変わった。視覚メディアなのだから映像そのものの中に入るべきで監督の作家性がそこに浮かび上がってくる。
数ある作品の中でも90年の作品「Nouvelle vague」はストーリーは全く思い出せないにも関わらず場面の一瞬一瞬が全て絵画のように美しい画面の連続だった事で印象深い映画だった。大好きな監督とは言えないが、好みの作品や監督はゴダールの影響下にある場合が多い。

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