満月に聴く音楽

宮本隆の音楽活動(エレクトリックベース、時弦プロダクションなど)及び、新譜批評のサイト

宮本隆3月ライブスケジュールは9本です。

2024-02-27 | 新規投稿

3.2(sat) PSYCHEDELIC TRIANGLE

●河端一(guitar: Acid Mothers Temple)+ Edge Minami:sax+ 宮本隆:bass +Ryu_Matsumoto:drums

● イヌルス(犬風×スチルス)

● FUJI-YUKI

@ environment 0g [ zero-gauge ]

open 18:30/ start 19:00

2500yen+1drink order

environment 0g zero gauge 大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1 nuthingsjajouka@gmail.com

3/15 fri

・sonic orbit(初坂恵美:key 宮本隆:ba 松元隆:dr)

・タケヤリシュンタ

・path

・Takeshi

OPEN/18:30 START/19:00

ADV./1500yen DOOR/1800yen

 HELLUVA LOUNGE】
兵庫県神戸市中央区下山手通3丁目1-18
ラムール・トア・ビルディングB1

電話でのお問い合わせ
Phone:078-331-7732

メールでのお問い合わせ
h.o.a.lounge@gmail.com

3/16sat ROMAN✴︎SHOW

LIVE.
MILKLOTAS
+Edge minami
+kaeko kurimine
半浦太郎
山下凡情nord
無二&SUDDENLY ECHO
DJ WATARU(W)

OPEN 18:00START 19:00
charge ¥1500+same order

京都市左京区聖護院山王町18
メタボ岡崎B1F
ZAC BARAN

3/22fri[HORN]
●sonic orbit(初坂恵美:key 宮本隆:ba 松元隆:dr)

●エチュバリア

●SANMOJI

トラディショナルスピーチ
START 19:00
ご予約こちらです
http://live-tora.com/contact

@尼崎TORA

兵庫県尼崎市神田南通り2丁目42

TEL:090-4297-5858(お電話つながりにくい場合はMAILにてお願い致します。)

MAIL:zerokikaku@hotmail.co.jp

3/23(土)@なんや
open 18:00/ start 19:00
¥2000
Meg Mazaki
筒井響子
宮本隆
高木宏和
マツダカズヒコ
菊池行記

3.26㈫@TONE8.0

Lukas Kannemann

Juri Suzue + Miyamoto Takashi

大阪市中央区南新町1丁目1-1 

 

3.29(sat)千駄木Bar Isshee

bugs cry what
吉本裕美子 Yumiko Yoshimoto : guitar, daxophone,
狩俣道夫 Michio Karimata : flute, sax, voice, etc.
 
香村 かをりKaori Komura ; korean percussion
宮本 隆  Takashi Miyamoto : bass
@ 千駄木Bar Isshee
Open 19:30 / Start 20:00
投げ銭制(別途チャージ500円+ドリンクオーダー)
文京区千駄木3-36-11 千駄木センチュリー21 地下1階
千代田線千駄木駅徒歩2分、団子坂下交差点すぐ
地下 居酒屋「月」隣
Charge: Donation (additional charge 500 yen + drink order)
barisshee@keh.biglobe.ne.jp

3.30sat 阿佐ヶ谷天

▼Aural Fit
忘八門土(g) ムラカミジョージ(b) 南部輝久(ds)

▼ZO-KI
R-yu(didgeridoo) Tomo-zou(machine) Hisa-tune(g)

▼Itsuro1×2_6+Topological
Itsuro1×2_6(vo/synth) 高橋直康(b) 堀口たかし(ds)

▼宮本隆(b)+山澤輝人(sax,flute) duo

19:00 オープン
19:30 スタート
阿佐谷北2-1-5 B1F
JR阿佐ヶ谷駅北口、駅を背に線路沿いの道を左(荻窪方面)へ40~50m、
酒蔵駒忠の看板の手前を右折、突き当りの右角。
小さめのラスタカラーの看板が目印です。
迷った時は、090 8805 2156 植田まで。

3.31(sun)奔馬

@oriental force高円寺

宮本隆×NRYY

剛田武

阿呆船

VAJUWAJU

東京都杉並区高円寺南3-48-6

 第八日東ビルB1 101

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日、SONIC CONFERENCE4終了

2024-02-13 | 新規投稿
昨日、SONIC CONFERENCE4終了。
zero gaugeオーナーJunya Hiranoの尖端的DJに初っ端から唸らせる展開に。ボイスのコラージュから徐々にビートを被せMAD LIB張りのアブストラクトなヒップホップに。これ、満員のフロアーで踊らせる音響です。そして打って変わって澄み切ったアルペジオのトラックを発し始めたのは尼崎のシューゲイザーNaotaka Nishioです。メロウなアンビエントで会場を浸らながら、抽象的音階のトーンに絶妙な間合いでスライドします。そして氏の持ち味であるフィールド・レコの音響が重なりました。この自然音とエレクトロの混じりはNaotaka Nishioの最大の持ち味です。VJ : Kenji Tsudaは音にジャストマッチな映像を展開。いつもオープン前位に店入りするマイペースなTsuda氏に「Nishio君の音は事前に知っていたの」と尋ねると「リハの時、チラっと聴いただけ」という。さすがです。
そしてミスターunknown electronics、MICTORAがダンサー、大歳芽里とコラボ。嘗てのジャーマン・ニューウェーブ張りの強力なビートは影を潜め、ここ最近はエレクトロ・シンフォニーへ向う彼がここにきて、更なる凄みのある分厚いサウンドを披露。これはもはや、轟音。クラウス・シュルツのTIME WINDのような圧倒的に覆い被さってくるような大河の音響でした。大歳芽里は頃合いを見て登場。ゆったりとした動きで独自の身体表現を見せます。私は彼女の紹介文に"あらゆる音や環境を自分のダンスの中に内在化させてしまう"と記しましたが、最近ではK2草深氏のハーッシュノイズや私のバンドsonic orbitのフュージョンサウンド等、様々な背景でバリエーション豊かなダンスを披露。これは環境を問わないと言うより、大歳芽里という主体が身体表現の枠内で、サウンドや外的要因を順次処理する彼女の自然体の意識の表れなのであろう。そして注目のdegital live painting : 松井智恵美によるあらゆるカラーを導入したペインティングはVJとはまた異る絵姿の表現としてイベントにメリハリを与えてくれました。彼女のプロ意識は事前に私に演奏者の音を彼女のシステムに同期したいリクエストがあった事でわかる明快な挑戦の表れです。つまり、音に同時連動させてデジタルのペイントを試みたのです。残念ながらリハの段階でケーブルの連結はできたものの、音圧レベルの調整が難しく上手くはいかなかったが、可能な事を今回、松井さんは全てやってくれたと思います。そしてMICTORA、大歳芽里の2人が偶然にも白地の服装であった事で2人の体が計らずも動くキャンバスになった事が華麗な演出効果となった。その事は写真をぜひ、見て頂きたいと思います。
続いて大注目のNÖM (マツダカズヒコgt 直江実樹 radio 近坂祐吾dr /samp)が登場。名古屋方面での即興セッションで幾度となく共演してきた周知であるギタリスト、マツダカズヒコ氏率いるいわゆるアバン・ロックユニットで国内唯一無二のラジオ演奏者、直江実樹氏を擁する事でもこのユニットの大阪でのライブはレアです。私は名古屋で直江氏、及びドラマー近坂氏とも一度ずつ個別で共演した事はあり、大体、どんなサウンドかイメージしてました。が、演奏が始まってまず想定外だったのはドラムサウンドのユニークさでした。近坂氏は脇に置いたサンプラーを併用してますが、スネアを叩く音の太さやタイミングが微妙に違います。ゲイトリバーブかと勘違いするような音がドラムをヒットするタイミングで何故か聴こえます。恐らくサンプラーのリズムにかぶせたり、サンプラーを抜いたり、微妙に遅らせて叩いたりしてアフタービートを作ったりしてると感じた次第。バンドサウンド全体はこれ、ニューヨーク・ダウンタウン・シーンのど真ん中にいるようなスタイルで完全に好みの世界でした。直江氏はラジオのツマミを回しながらノイズを生み出し、電波周波数を時折、ジャストに合わせ、キャッチしたプログラムを発するスタイルと思ってましたが、このユニットではむしろ、常に回転させて様々なノイズを発するスタイルになっていると感じ、共演した時と異なる印象で新鮮でした。マツダ氏は気持ち良さそうにギターを思い切り弾いてます。氏の特徴である"沈黙から不意に爆音"というスタイルもスティックを弦に挿し込む遊戯性も、その全てが快楽主義に裏打ちされた真摯な遊びとも感じ、私はかぶりつきで見ながら"もっとやってくれ"と思ってました。そしてこのセットでも松井智恵美のデジタルライブペイントは冴えました。MICTORA、大歳芽里のセットの時と違うモノクローム中心のカラーリングで対照化して観せてくれたと感じました。
最後のセットは初めての共演となるギタリストMARRON氏を中心とするMARRON(gt) + Nobuhiro Okahashi(synth) + 宮本 隆(ba) + Ryu_Matsumoto (dr)のセッションです。私の目論見は私が密かに"日本のスティーブ・ビレッジ"と呼ぶMARRON氏のギターサウンドと
Okahashi氏のシンセサイザー・サウンドのマッチする確信を元に私とRyu_Matsumoto氏のリズム隊がシンプルなグルーブを作る試みです。その想定は当たったと思います。MARRON氏のスペーシーなギターサウンドは寧ろ、彼の一面にしか過ぎない事も了解しなから、期待通りの空間を拡大させるようなディレイ・サウンドも繰り出され、4人の音はエンドレスな響きを連ねたと思います。途中、私のベースアンプが鳴らなくなるハプニングに焦りましたが、修復の最中も3人で場面転換する演奏をしてくれ助かりました。Okahashi氏との演奏もかなり、久しぶりで彼は新たにキーボードをセットし、オルガンの音色によるアナログ音と電子音の融合をトライし始めたと判り、これも新鮮でした。MARRON氏のヒューマンな香り漂うエレクトロなギターサウンド、ホントに良い音です。気持ちよく相手も乗せながら全体を構築させるその術を感じ、その音楽性に人間性までを垣間見れる瞬間が、昨晩の収穫かなと感じたセッションになりました。
2.11(sun)
SONIC CONFERENCE4
●MARRON(gt) + Nobuhiro Okahashi(synth) + 宮本 隆(ba) + Ryu_Matsumoto (dr)
●Naotaka Nishio (NO DOPE)
●NÖM (マツダカズヒコgt 直江実樹 radio 近坂祐吾dr /samp)
●MICTORA with 大歳芽里
●DJ: Junya Hirano
●VJ : Kenji Tsuda
●degital live painting : 松井智恵美
@ environment 0g [ zero-gauge ]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日のイベント"JAZZ OR NOT JAZZ"盛況で充実しました。

2024-02-07 | 新規投稿
昨日のイベント"JAZZ OR NOT JAZZ"盛況で充実しました。異才、廣明氏率いる[Ya Mar Favia]は氏の土着、民俗的コンセプト"あ"を昇華した演奏を披露。書写や田楽めいたリズムナンバーと尺八でリードをとる「Miles Mode」(J・Coltrane)カバーを含むJAZZと和の独自解釈を見せつけ、当にどこにもない音楽世界を提示。オリジナル!
京都のModular Magician、Andy Couzenはいつしかアーティスト名をAMUとしていました。アンビエント色が濃厚なコントラバス奏者、Flagioとのユニットは低音の深みを追求するようなDUBサウンドを展開。その世界は地底か深海のドキュメンタリーの模様。但し、アンビエントながら確かなビートが脈打つアクセントも見逃せません。
アメリカ永住権を取得し来月1日に渡米するピアニスト関根アヤさんと演奏したい私の願望で企画したイベント。私は信頼するSAX奏者Edge Minamiと5年前に一度だけ共演したドラマーEric Schauerを誘いました。結果、良い演奏ができたと思います。関根さんはミニムーグのようなポリフォニーシンセを持ち込み、エレピと組み合わせ、多彩な音響と堅固なピアノプレイを同時に発しました。更にはボイスパフォーマンスまで披露!Ericもリズムのバリエーション豊かにバンドを牽引したと思います。関根さんのアメリカでの活躍に期待です。
トリに指名したのが樋野展子(ss)+井上歩(b)+原口裕司(dr)のトリオ。予想通りの緊密なインタープレイを披露。3つの音が内側に向い発火点で渦を巻きます。3者が音を絶妙に出し入れする即興の味わい方手本のようでした。樋野さんのソプラノのストレートな響き加減はスティーブ・レイシーを、そして時折みせる濁音が後期コルトレーンやデイブ・リーブマンを想起させ、その空気を伝わる音の襞と言いますか、微妙に表情を変える手触り感にライブならではの手応えを実感し、YOU Tube等で音楽をチェックできるものではない自明の事を再認識した次第。生が一番!
2.4(sun)JAZZ OR NOT JAZZ
●樋野展子(ss)+井上歩(b)+原口裕司(dr)
●関根アヤ(Pf)+Edge Minami(sax)+宮本 隆(b)+Eric Schauer(dr)
●[Ya Mar Favia]廣明輝一(Vo. Percussive Movile Suit 尺八)
かわださやか(Tp)松岡佐也可(Pf)山下秀哉(B)榎本明宏(Dr)
●AMU (Modular Synthesizer) + Flagio (Kontrabass)
@ environment 0g [ zero-gau=ge ]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする