満月に聴く音楽

宮本隆の音楽活動(エレクトリックベース、時弦プロダクションなど)及び、新譜批評のサイト

宮本隆 ライブスケジュール9月

2019-08-31 | 新規投稿


9/5木 難波ベアーズ

トラディショナル・スピーチ(森田雅章tp & electronics+多門伸drums)+宮本隆bass
Wild Lilies
タケシ(ハーゲンダッズ)
珍骨丸

開場18:30/開演19:00
料金¥2000


9.7㈯ bugs cry what (吉本裕美子+狩俣道夫) レコ発ツアー in大阪

◍ bugs cry what
吉本裕美子Yumiko Yoshimoto(guitar/daxophone)
+狩俣道夫Michio Karimata.(flute/saxophone/voice/etc.) …
◍ 宮本隆MiyamotoTakashi(bass)+田中康之Tanaka Yasuyuki(percussion)+山田いづみYamada Izumi(dance)+ +踝打無Kurubushi dub(guitar)
◍ Kenji Tsuda (visual)

@ environment 0g [ zero-gauge ]
18:30open 19:30start
Charge2000yen (exclude 1 drink)

environment 0g [ zero-gauge ]大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1
https://nuthings.wordpress.com/
OSAKA city NISHI-ku minami horie 3-6-1 B1


9.20 (fri) 李世揚Shih-Yang Lee [piano] from Taiwan

◍李世揚Shih-Yang Lee [piano] from Taiwan
◍向井千惠MUKAI Chie [二胡er-hu,voice,piano]
◍Kみかる Mico [piano]

◍Mujika Easel [vocal, bandoneon] and Hiroki Koichi [piano]
guest原口裕司HARAGUCHI Yuji [drums]

◍時弦旅団Time Strings Travellers
(伊藤誠ITO Makoto [sax], 植島伸哉UESHIMA Shinya [guitar], 山田真紀子YAMADA Makiko[keyboard], 宮本隆MIYAMOTO Takashi[bass], 山浜光一YAMAHAMA Koichi [drums])

@梅田オールウェイズUmeda Always
open 19:00 / start 19:30
charge 2000yen + drink order
梅田オールウェイズUmeda Always
大阪府大阪市北区野崎町6-8 トレックノース梅田ビルB1F



09.21(SAT)MARGINAL 3


19:00-22:00/OPEN18:30
2000YEN INC1D

environment 0g[zero-gauge]

Soft Harmonix Junky
Junya Tokuda
Zero-Prizm
Miyamoto Takashi/Shohei Furukawa
S-NOI MARGINAL/TECHNOSICK

9.24(tue)horn & electronics vol.Ⅲ

act:

Yamauchi katsura山内桂[sax]
Ezaki Masafumi江崎將史[trumpet]
Ishigami Kazuya石上加寿也 [synthesizer、electronics]
Miyamoto Takashi宮本 隆 [bass、samplar]
Nobuhiro Okahashi オカハシノブヒロ[electronics]
Kojima Saori児嶋佐織 [theremin]
Matsumoto Ryu 松元 隆 [drums,electric percussion]

@ environment 0g [ zero-gauge ]
open 19:00 start 19:30
charge 2000+ drink order
environment 0g [ zero-gauge ]大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1
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ベーシストアローン@雲州堂、終了

2019-08-22 | 新規投稿
8.20ベーシスト・アローン@雲州堂。終了。トップは安田"アローン"支度氏。アコースティックduo‘冬支度’やアコギで弾き語りをメインとする安田氏は今回、エレキベース弾き語りのスタイルとなる。その朴訥でどこ軽やかな曲調のオリジナルソングの味わいもさることながら私はそのベースプレイに正直、感嘆していた。即ちアコギを弾く手の形、そのままでエレベを弾いているのである。しっかりコードを押さえているので、間違った音が出ない、正確なバッキングをしていた。これ、私には無理です。ベーシストでたまにコード弾きをする達者な人を見かけるが、ここにもそれをいとも簡単にやってのけている人がいた。
2番目は水田"アローン"十夢氏。水田氏はコントラバスでバンドや即興のユニットで活動している。しかし、ここでも私が嫉妬してしまうベース演奏を目の当たりにする。弾き語りというスタイルは安田氏と同様だったが、水田氏はアコースティック・ベースを演奏していたのである。これを演奏する人は私の周りにはいない。(難易度の高い楽器だからだろうか)私は一度、楽器店で触って、その弾き辛さに辟易し、すぐギブ・アップした記憶がある。水田氏はこれを難なく弾き、しかも確かな技術を持っている事がすぐわかるようなフレーズを連発していたのである。
森田氏からオファーを受けた今回の企画はベースソロのイベントとばかり思っていたが、安田、水田両氏の即興ではなく弾き語りというスタイルに面喰いながら、両人のベースプレイに感心する次第。
私は3番目に演奏。これまでソロライブは多く経験してきたが、ベースソロは初めてであった。つまり、ソロではサンプラー等を交えてオリジナル曲と即興を交互に演奏するスタイルが常であった。今回は持ち曲をloopを使いながら、バックとメロを演奏し、曲の尻尾を起点として即興する形にした。思い通りに半分はできたかなという感じで、感触を得、次もやろうという気持ちになり、その意味でも、今回のイベントは私にとって有意義であった。
トリは森田"アローン"雅章氏。「9:30で音出し止めなので、10分、やります」と。「えっ。もしかして私の演奏が長すぎました!?」思わず叫んだ私に「いや、そんなことないです。10分で充分なんです」と森田氏。9:30で音出し終わりというお店の決まりを事前に聞かされてなかった私に「それを言うとせわしくなるでしょ」と森田氏。氏のベース演奏は、いかにも森田氏らしい力感に満ちたものであった。エフェクターでメロトロンの音色を交え、縦にバサッと切り刻むようなその音は打音のように響く。このゴツゴツした感触はやはり森田氏の個性であり真骨頂にも思える。10分で終わって「ちょうど良かったです」という森田氏の懐の大きさに感謝しながら、もっと聴きたかったなと思う私であった。
その森田氏から氏のリーダーバンド、トラディッショナル・スピーチのベアーズのライブ(9/5(木))に客演オファーをいただく運びとなる事も併せて実りのあるライブだったが、帰宅して私の演奏時間をチェックするとやはり持ち時間オーバーで森田氏に謝罪メール。やや、後味の悪さも感じながら、初めて伺った雲州堂というお店の雰囲気の素晴らしさを思い出す余韻にも浸る、ちょっと訳の分からない心境の今である。
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昨日。松下一夫氏(ex-O.A.D)主宰<abstract music meeting>終了

2019-08-11 | 新規投稿
昨日。松下一夫氏(ex-O.A.D)主宰<abstract music meeting>終了。
出番トップは◍瑕疵(マツシタカズオ+鳴瀧朋宏+衣笠智英)+登敬三。松下氏によるO.A.D以来のリーダーバンドを観る。しかもそこに登敬三氏がゲストで加わる豪華な布陣。最初はレギュラーメンバーのみの演奏で幾分、モーダルな即興。SAで使用されるピアノの微妙にコードアウトするような響きが心地よく、そこに松下氏のO・コールマン、或いはM-BASS派を想起させるような癖のあるフレーズが重ねられていく。やがてリズムが怒涛の展開へ変化。ポリリズミックなビートをたたき出す衣笠氏のドラムは手数の多さで圧倒しながらタイトなグルーブを作り、鳴瀧氏は見たこともないようなエレベでウッドベースの音色で土台を固める。このリズムセクションは強力。鳴瀧氏は手先の感覚でボリュームをコントロールし、音色までも歪みや倍音めいた拡がりを作る。エフェクトは最低限に留め、指先の感覚だけで多彩な色を生み出していると言えよう。2曲目から登氏がバリトンサックスで加わり、より疾走感が増していく。松下氏はソプラノに持ち替え、登氏との対比を形成。しかもありがちなフリーフォームではなく、どこかモダンな感性が浮き上がる。バンドサウンド全体が混沌度を上げながらもクールな統制感覚が聞こえるのはやはり、音響的な配慮のせいか。このあたり、かつてのO.A.Dに通じる先端への嗅覚がしっかり、感じられる。ビートも生にもかかわらず、どこかデジタル的なものとの融合を匂わせ、さしずめ、nu free jazzといったところか。
2番目の出演は◍okahashi nobuhiro(NANIWA AMBIENT)+天晴輝一(尺八)。
オカハシ氏は元々、ソロ色の濃いアーティストだが、最近は様々なコラボを実践し、ユニットによってスタイルを使い分けている。天晴輝一はピアニスト廣樹輝一氏の変名だが、このユニットでは尺八とボイス、謎の棒にゴングを扱うノン・ミュージシャンと化す。オカハシ氏のビートを交えたアンビエントに呪術的な天晴輝一のパフォーマンスが重なり、そこには儀式的な空間が広がった。天晴輝一によるけたたましく響くゴング、奇声、嬌声、呟き。オカハシ氏は全く動揺せず、音響の断片を左右のスピーカーに振り分けながら、自らももう一人のシャーマンになる。全く、なんじゃこれは!という驚きに満ちたステージでした。
3番目は私、(Bass)+仁井大志(Gu)+松尾哲治(Dr)のトリオ。このトリオは今年の初めに一度、演奏し、2度目のセッションとなる、仁井氏は独特の空間系ギタリストでセンスの塊のような演奏者。そして松尾氏はジャーマンっぽい反復リズムにジャズ的オカズを組み合わせグルーブを作る味のあるドラマーである。「15分のセットを二つ。間にMC入れ、前半は静かなアンビエントから徐々にオンビート。後半は変則的な即興やって、徐々にオンビートへ」という事前の打ち合わせは演奏が始まると途端に消しとび、30分ぶっ続けで演奏。静かな場面は早々に手じまい、オンビートによるフルボリュームの‘スペース・ロック’と化した。私はディストーションとリバーブを組み合わせ、リフをループさせながら。上でソロ的に大仰なフレーズを弾いた。「もうホーク・ウィンドでいったれ」という私のギアチェンジは久しぶりのライブだという仁井氏のアンビエンスが今回、やや薄いと感じ、この場面で引っ張るよりは早めに火をつけたほうがいいと感じた事による。それが功を奏したかどうかは解らないが3人のノリが出てきたのは後半であった。せっかくベアーズで演奏できるのだからやはり、フルボリュームでないといけない。演奏は楽しめた。後で松下氏から「このユニットはずっと続けてほしい」と言われ、内容、とりあえず良かったのかなと安心した次第。
イベントのトリは◍柳川芳命(Sax)+豊永亮(Gu) DUO。松下氏の要請で私が柳川氏に声をかけ、「誰と演奏でもいいです」という氏の相変わらずの切符の良さを受けて、松下氏が豊永氏を選択し、実現したこのDUO。結論から言うとトリに相応しい最高のセットとなった。のっけから鋭いギター音で切り込む豊永氏に呼応すべくハリのある音色で柳川氏は応酬する。しかしこの二人、噛み合う、噛み合わないという次元を超えたところで音を出していた。一見、双方があっち向いてホイの様相を示しても音の強度がその離反を相殺する。全く不思議なDUOだ。隙間を空けて、さっと二人が同時に滑り込むように音を発する場面も何度かあった。これはバトルではない。駆け引きでもない。探り合ってもいない。初めて組む両者がまるで其々の仕事に没頭しながら無意識に最低限の共有物を作ろうぜと挑んでいるようだった。終盤、豊永氏がアンプのボリュームをゼロにして空ピックで弦をかき鳴らす瞬間があり、それに聞き耳を立てていた柳川氏が空ピックの終わりと同時に号砲するさまは即興演奏の醍醐味とも言える凄味があった。30分くらいであっさり、矛を収めた両者がうなずき合って終了。今日一番の拍手だったのではないか。私もアンコールのつもりで拍手していた。終わった後、二人に話しかけると両者とも、満足そうな笑顔を見せていたのが印象的だった。このイベントをオーガナイズした松下氏にも改めて感服した想いである。
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8/6祇園SILVER WINGS 11周年ライブ終了

2019-08-07 | 新規投稿
昨日8/6祇園SILVER WINGS 11周年ライブ終了。初めてお会いするシゲさんこと茂山重乃伸氏は松川氏退任後のZAC BARRAN店長でもあり、地元の多くの演奏者から長く慕われている存在である事も徐々に判明。いや、私にとっての発見はやはり、ドラム演奏そのものにあった。そのビッグビートは懐が深く、アップテンポでもゆったりとした拍を感じさせる成熟感そのもののドラムで、所謂、‘年季を感じさせる’サウンドだったのだ。従って抽象的な即興の場面でも、せっついたような前のめり感がない。グルーブ感に於いても、また、リズムアウトするノイジーな局面に於いてもどこか余裕のある安心感こそが特徴的だと感じました。さて、そこに花輪嘉泰氏の豪放なsaxと切れ味鋭いtake-bow氏のギター(いい音してました!)、私のベースが絡み、様々な場面を4人で作りだしたわけですが、完全即興なので色々、起こります。スリリングな瞬間もあり、間延びした時間帯もあったかもしれません。私はドラムを特に意識し、寄り添ったり、離れたりの演奏をしましたが、全体的な感じは夢中だったのでわかないのが本音で、あとで聴き直してみようと思います。個人的には私がもっとドラムに絡む演奏ができればよかったなと反省した次第。しかし終わった後、シゲさんから10/23の再度のオファーいただき、リベンジを誓いました。
対バンのABSOLUTE☆ROCKSは歌い上げるボーカルが魅力の骨太ロックバンド、そしてトリのSide-Bは素晴らしいギタリストを擁した本格派のロッキン・ブルースバンドでエンタメ色も濃厚な楽しいバンドでした。インスト即興の我々は音楽的にはアウェイ感だったのかもしれませんが、それを感じさせないお店の雰囲気の暖かさがあった事も付け加えておきたいと思います。お客さんも一杯で個人的には久しぶりにMeg ちゃん(ds)に会えた事と和多田さん、大原さん達が観に来てくださった事も‘はるばる’祇園まで行った甲斐があったというものです。
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昨日、8/3ちあきひこ氏企画「めくるめく音 Vol .24」@futuro cafe終了。

2019-08-05 | 新規投稿
出番トップは私(bass,sampler)Milk Lotus(voice,electronics)荻野やすよし(guitar)によるImaginary Square。曲と即興を交互に演奏し気が付いたら50分も経過!持ち時間を10分もオーバー。ありゃー。やっちゃった。他の出演者に謝る。今回、各々三人のオリジナル曲とカバー2曲(「港が見える丘」「good for me」)。即興が4パートという構成で臨みました。モタモタしがちな私と異なり、ミルちゃん堂々としたもの。いい歌声を響かせてくれます。荻野氏は作ったばかりのオリジナルをソロで披露。複雑ながら美しいナンバーで聴かせます。しかも演奏全体をしっかりしたスキルで支えてくれた感じで、やはり、頼りになりました。
2番手はティモテ(ヨヲコヲヨ bass,vocal &づまdrums)バンド名も曲名も全てがシャンプーの名前からとっているという異色の二人組ですが、曲、演奏とも印象は堅実。私は初めて観たんですが、ライブ頻繁にやってるようで手慣れた感すらあり、余裕のパフォーマンスです。その音楽性から80年くらいのラフトレードを思い出し、演奏後「レインコーツとかスリッツ思い出した」と言ったら「レインコーツ大好きです」と。ドラムのグルーブ感バッチリ。ベースもボーカルもいい感じ。自分の企画にも誘いたいと思いました。
トリは踝打無(ちあきひこ氏変名 guitarと蛯原幹生 drumsによる即興DUO、空港図。スタジオにもよく入るという事で、息の合う硬質な即興演奏を聴かせてくれた。両者が縦に並び、踝打無は後ろを振り返ることなく自らのギターに集中。相変わらずのギターコントロールに感心し、沈黙から発せられる暗闇を切り裂くような鋭角なフレーズを弾く。ブルーストーンを根底に置いた演奏なので、どこかロック色が浮かび上がり、そこに蛯原氏の律動的、多動的とも言えるカオスな打音が一斉放射される様はサニーマレイの如きノンビートなグルーブに、サイケデリックなギターインプロが重なり合う稀な風景にも映る。ありそうでない音楽性だ。やや暗めの照明で演奏したせいか、その音の鋭さが際立って響いた演奏で、トリに相応しいものでした。
3者3様。イベントとして充分、楽しめました。ちあきひこ氏は出演者全員のサウンドチェックに立ち会い、各人に音を確かめながら、イベント全体に気配りしている事に改めて感心。お蔭でいいイベントになったと思います。みんな上機嫌でミルちゃん、珍しくビール2本も飲んで、千鳥足で帰路へ。荻野氏と3人で「また、何年か後にやりましょう」と別れる。今回、4年振りに実現したImaginary Squareのライブ。ホントにまた、やりたいです。
8月3日(土曜日)「めくるめく音 Vol .24」─リズム& ─@futuro…
◍空港図(蛯原幹生 drums ✕ 踝打無 guitar )
◍ティモテ ( ヨヲコヲヨ bass,vocal & づま drums )
◍Imaginary Square
Milk Lotus( voice,electronics)荻野やすよし(guitar)
宮本 隆(bass,sampler)
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