「打落擦」 木村文彦 打音の世界 その壱
時弦プロダクション制作中の瑕疵:KASHI「ancode」はプレス工場に入稿が終わりました。
そして並行して制作中なのが木村文彦の新作です。こちらはCD+DVDRの形式になる予定で、現在、ミックスダウン
を行っています。完成は年末。リリースは来年2月あたり。木村氏の繊細かつ大胆なドラム演奏が満載の
衝撃的内容に仕上がる事は必至の作品にこうご期待下さいませ。
間章が時折、書いたシャンソンの文章は美しかった。ジャズ批評に於ける戦闘的な思想の記述と違い、人生の悲哀や夢を何気ない 生活の一場面を間章本人のパリを彷徨する足取りと共にスケッチする文体が魅力だった。氏はムルージやアレスキーを評価しジャック・ブレルに対しては批判的なコメントがあった事を記憶する。私はブレルが一番、好きだ。久しぶりに聴くこのアルバムはジャケがカッコ良いが、最高傑作は「偉大なる魂の復活- Les Marquises」（1977）だと思う
