土・日曜日、祝日に更新し、毎回4枚(群)の写真と撮影秘話を中心に、楽しかった思い出をお伝えしています。
7月23日、愛知県瀬戸市にある山口八幡社において、「夏祭り 茅の輪くぐり」が開催されました。
新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、政府の行動制限がなされないので、今年
は「神事と輪くぐり」、「花火」が開催されて、大勢の参拝者で賑わいました。
祭りの準備の為、7月22日に山口八幡社の氏子と敬神会の会員が茅(ちがや)
という草を刈り、神社へ戻って茅を巻き付けて「茅の輪」を作り、子供たち
が描いた絵の行灯(あんどん)の設置をしました。
7月23日、神主、氏子・敬神会の役員、町内の神社係が神殿で「茅の輪くぐ
り神事」を行いました。
初めに神主・役員が神事で紙の「人形(ひとがた)」を清めて、その後に
参拝者が「茅の輪くぐり」をして人形を収めました。
午後7時を過ぎれば子供たちが描いた絵の行灯(あんどん)も美しさを増し
て、「茅の輪くぐり」も盛り上がりました。
午後8時過ぎから花火が打ち上げられて、最後は「スターマイン」で締めく
くりました。
※ 午前0時・・分・・秒、「ピィピィプー」の時報を待つかのような更新は、名付けて「忍者ブログ」と呼んでいます。
茅の輪も行灯もある、夏祭りはすごい感じがしますね、多くの人が来ていますし、神社の本殿も大きいし境内も広くて、この地区を代表する神社である事がうかがえます。
茅の輪くぐりは、どんな歴史由来があるのか?知りたいですね。
無病息災を祈願する「茅の輪くぐり」は、なんだかホッとしますね。子供さんたちが描いた行灯も、灯が入って風情を添えます。
日本古来から伝わる伝統行事は大切にしたいですね。
とっさー
宮司(神主または神職の代表者)から聞きましたが、しっかと説明できないので、ネットの抜粋をもって説明に代えさせていただきます。
◎茅の輪くぐりの由来
茅の輪くぐりはに日本神話に由来します。スサノオノミコトが旅の途中に宿を求めた、備後国の蘇民将来(そみんしょうらい)との逸話が起源です。
貧しいにもかかわらず、喜んでスサノオノミコトをもてなした蘇民将来に対し、弟である巨旦将来(たんしょうらい)は裕福にもかかわらず宿を貸そうともしませんでした。数年後、再びスサノオノミコトは蘇民将来のもとを訪れ「疫病を逃れるために、茅の輪を腰につけなさい」と教えました。
教えを守った蘇民将来は難を逃れられ、それ以来、無病息災を祈願するため、茅の輪を腰につけていたものが、江戸時代を迎える頃には、現在のようにくぐり抜けるものになったといわれています。
◎人形(ひとかた)
神を人の形に切り抜いた紙を人形(ひとかた)といいます。
人形は、私たちの体につく、罪穢れを代わりに受け取り、お祓いをされることで私たちを清浄にしてくれるという意味を持ちます。
人形で頭体をさすって、特に体のここが良くないというところを丹念に撫で、最後に息を「はっはっはっ」とかけ、その後に神社へ収めます。
以上の様に、なかなか覚えられませんが意味は深く、大勢の参拝者で賑わい、花火はキレイでしたよ
2020年・2021年は、子供たちが描いた絵の行灯の設置や花火の打ち上げが中止され、今年は3年ぶりの再開となりました。
大勢の参拝者がお祓いをしたり、花火を見て楽しみましたが、宮司さんに聞いたら「2019年までと思うとまだ少ないですね」とのことに、通年であれば人々に愛されたお祭りと感じました。
これからも山口八幡神社の裏方として、催事などを盛り立てて行きます
茅の輪くぐりの由来、良く分かりました。
丁寧な説明文、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします