夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

FAKE BLUES

2010-04-30 | Weblog
BLUESマナーの曲を15年振りに触った。

当時はコントロール出来なかった曲の1つでね。

俺の中でBLUESは道標となるものだけど

いつしかトライする事が出来なくなっていった。

あまりの幼稚な演奏に嫌気がさしたんだよ。

うわっ面のBLUESほど恥ずかしいものはない。

特にBLUESはごまかしのきかない音楽だからな。

なのにとうとう封印を解いてしまったよ(苦笑)。

湯村は時々都内のBLUES界隈で叩いているが

今のランブリングスで演るとなると厄介だろうな。

俺達は一途にBLUESを追求するバンドじゃないが

大切なルーツは血として音の中に残したいと思う。

そんなに長い音楽人生じゃないしトライせねば。

今ならランブリングス流儀のFAKE BLUESを

プレイしても音楽の神様も呆れて許してくれるだろう。
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長距離ランナー

2010-04-29 | Weblog
585レコーディング・リハーサル。

4月に入り悩みは益々深刻化してきた。

もう1人では支えきれないところまできていると実感。

そんな時にクリエイティブな作業と

折り合いをつけるのはなかなか困難である。

しかしスタジオに入るとスイッチがONになる。

次々と鳴っていない音が頭を駆け巡る。

良いバンドはメンバーを1人にしてくれるものだ。

言い換えれば個にさせてくれるのである。

演奏に違和感がないから感覚を己に向けられる。

当時、納得いかなかった過去の曲達を出してみた。

レコーディングされる事もなく眠っていた曲達だ。

これらの曲がどう成長するか見届けたいと思う。

「585」が少しずつ姿を見せ始めた気がした。

シリトーは世を去ったが俺はまだ走り続けている。

孤独や失望や快楽を引きずりながら。
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Work Song#8

2010-04-28 | Weblog
GW明け5/15西都賀ジョアン+1にて

「Work Song#8」と題して

ランブリングス金田&木田のデュオ・ライブ。

リハーサルは585RECリハもかぶるので

なかなかタイトなスケジュールだ。

バンドとアコースティック・デュオは

アレンジが違うから本腰入れないと仕上がらないしな。

バンドと一緒だったら退屈だし演るも意味ないしさ。

(ただバックが抜けてモノ寂しいだけだ)

木田と2人ってのは過去どうなんだろう?

演った事あるような気もするんだけどね。

印象にないから忘れちゃったよ。

今年はコンスタントにスタジオ入ってるから

2人で面白い音が出せるんじゃないかな。

楽しみにしていて下さい。

雨も上がって光が差し込んできたな。

憂鬱も紛れるほどの美しい夕陽だ。
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最後の所作

2010-04-27 | Weblog
男のプライドとは何ぞや?

窮地の時、どん底の時。

極端に言えば死に直面した時。

最後の所作いかんで決まるのでないか。

俺はそう思う。

下手なプライドだと笑われるかも知れないけどさ。

今までどんなにカッコ良く生きてきたつもりでも

最後の所作がシャバイと全てがパー(苦笑)。

そうそう腹を括るって怖くて出来ないよ。

俺なんて崖っぷちの手前からオタオタしてる。

それだけの器の男って事なのでしょうな。

ま、チャンスはラス1だけ残ってるけどな。

その瞬間を迎えるまでわからないけど

きっと駄々をこねて周囲を困らせるに違いない。

死にたくねぇと命乞いするんだろう。

最後の所作、何にせよ肝に銘じておくとしよう。
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Midnight Souvenirs

2010-04-26 | Weblog
待ちに待ったPETER WOLF8年振りの新譜。

相変わらずのPETER節であります。

前作よりバリエーション豊富で、ロック色もあり。

音はヴィンテージ臭を感じさせてご機嫌。

カントリーなんかはやっぱり気持ち良いよね。

マール・ハガードと来たもんだ。

やられたよ。

ダウナーな時に素晴らしい音楽を聴くと

その時間は心の雲が去り光が差し込むから

グッドタイム・ミュージックは素晴らしいよ。

しかしエンドレスに聴いてる訳にもいかない。

この一時が最高であれば良しとしよう。
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無力また無力

2010-04-25 | Weblog
残念ながら時の流れは待ってはくれない。

人は老いていき、やがて死を迎える事となる。

大切な人に恩返しも出来ず最後の鐘が鳴るのを待つ。

それは無念と懺悔以外の何ものでもない。

やり切れなさが心を支配する。

悔いなく生きていくのは難しい。

願いは祈りに。

祈りはどこへ向かう?

結局は自我へ戻るような気がして嫌悪感が増す。

やけにブルーな気分だ。
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空港にて

2010-04-24 | Weblog
訳あり夜の羽田空港。

トラブルは次々とやってくる。

困ったもんである。
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ROCK AND ROLL

2010-04-23 | Weblog
巷に流れる流行歌に刺激される事は皆無な日々。

俺は十代の頃にロックン・ロールと出逢った。

それは衝撃と言うよりコンと胸をノックされた

感覚に近かったように思うのだが今や定かじゃない。

アジトである店のマスターのビル・ヘイリーの

Rock Around The Clockを初めて聴いた時には

チンポコが勃ったという素晴らしい証言もある(笑)。

俺の場合はさすがに勃つまでいかなかったが

最初はあのチャック・ベリーのギター・イントロ。

今でも鮮明に俺の中に記憶されてるね。

何よりの証拠に30年経ってもチャック・ベリーの弾く

あのイントロが流れると脈が早くなる気がするもん。

マスターも俺もロックン・ロールの魔法をかけられて

場所が違うにせよ体の一部が反応しちゃったんだ(笑)。

さて、何故今になってROCK AND ROLLについて

わざわざ書いているかと申しますとですね。

最近幾つかの若いバンドを聴く機会がありまして。

何気に読んでたレコShopのフリー・ペーパーで

ルーツロックやら南部やらソウルやらとインタビューで

話してるメジャー・デビューするバンドが気になった。

これは業界も捨てたもんじゃないとニヤリとしたんだ。

で、PV流れてたんで覗いてみたらガッカリよ。

ブスのニューハーフ・ショーみてぇなんだもん(笑)。

(ファッションもロックの要素・・合点承知の上)

演奏が薄っぺらで浅くてルーツ云々なんてレベルじゃない。

ロックの様式の部分を追って屁理屈ばっかりこいて

オンリーワン自認して頑張ってきたんだろう?

彼らの演奏を聴けば残念ながら底が見えるって訳だ。

サザン・ソウルだ南部だと何勘違いしてんだか知らねーが

そんな程度の演奏力で手に入るような音楽ではない。

演奏は嘘つかないんだ。

絶賛してる評論家が云々語ってるのも怪しいもんさ。

少なくとも俺は騙されない。

ロックン・ロールの魔法をかけようと思うなら

浅い魔法なんかじゃつまらないだろう?

せっかくならガキ共に深い魔法をかけてやれよ。

還暦越えてもかかりっぱなしの奴らを知ってるぜ。

お前ロックン・ロール・スターなんだって?

まずは歌と演奏の土台ありきでの馬鹿騒ぎこそ

シャレになるんだってストーンズが証明してる。

そうは思わないかい?


残念ながら君らのバンドの魔法にはかからねぇよ。

モチロン勃起も無しだ。

だって演奏がイケてないもん。

存在感を演出したり、ソレらしきキャラ作るのなんて

早い話しが1年もあれば誰にだって出来るんだよ。
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雑記

2010-04-22 | Weblog
音楽業界ゴロから一献お誘いをいただいたのだが

気分が乗らねーし、体ダルいからバッサリお断りした。

どうせ酒の肴は日本のロックの現在と未来とか

業界のシステムに対する苛立ちみたいな話だろ。

僕はそこら辺のお話にはあまり興味がないからねぇ。

信じられない程クソ不味い食い物があるとか

酒の席はそんな話しで十分だから俺。

たまには好きな音楽の話だってするよ。

時々なんだけどバンドやってるから俺(苦笑)。

酒は力を抜いて呑むと柔らかく感じる。

隣の相手によって多少気分が変わる事もあるが

基本カウンター1人呑みなんで関係ないからねぇ。

ここまで書いて眠くなった。

目が覚めたらまた明日。

目覚めなかったらサヨウナラ。
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日常

2010-04-21 | Weblog
演るよ。

唄うよ。

ランブリングス相棒の木田と。

Duo。

体調不良は関係ねぇ。

演るよ。

調子良い時なんかねぇから。

深いとこまで行く。


唄う事は非日常じゃなく日常。

詳細近日発表。
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羅列

2010-04-20 | Weblog
抜け出さなきゃな

逃げ出さなきゃな

靴が片方脱げたけど

振り返ったらお陀仏だ

今はひたすら

ただただひたすらに

闘う為にはまだ傷深し

ガメラみたいに今はただ

紺碧の海に潜って癒やすのみか

そのまま溺れりゃあド左右衛門

洒落にならぬがネタにもならん

あぁ悲しき雨音ピッチハズれる
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テレキャスター

2010-04-19 | Weblog
テレキャスター(E.G)の良い点は?等と質問されると

正味の話し機材音痴の俺は困ってしまうのだ。

大抵「シェイプと頑丈なとこ」と答えていると思うが。

スティーブ・クロッパー、ジェームス・バートン

キース・リチャード、エイモス・ギャレット、

ジェシ・エド・ディビス、エディ・ヒントン、

マディ・ウォーターズ、ウィルコ・ジョンソン等々

テレキャス名人は数多くいて、人の数だけ音が存在する。

だからテレキャスの音が好きと言っても

どの音かなんて一概には言えないのだけど。

俺みたいなへっぽこテレキャス弾きの音の作り方は

昔から2.3.4弦の開放弦を鳴らして

キース・リチャード(あえてドね)が鳴らした

Honky Tonk Womenのイントロの音の記憶頼みで

昔から一貫して音を作る事が多いけどね(笑)。

きっと比べれば全然違う音なんだろうけどな。

どこかトレブリーだけどミドルがしっかり入ってる

ナチュラルな歪みが音の記憶として残ってるんだと思う。

早く俺だけの音を探し当てたいもんだよ。

人の数だけ音がある筈なんだからな。
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同じ轍

2010-04-18 | Weblog
レコーディングを記録としてだけ捉えるのは虚しい。

それならば既存曲に関してはライブRECで良い訳でね。

新曲に関しては1から作り込む所から入るので

まだ正解が見えず新鮮さもある分TRYしやすい。

既存曲にはその分、更なる創造が必要になる。

あえて作業と呼ぶなら、この作業は度が過ぎると

エンドレスに続いて迷走してしまう可能性が大きい。

結局、俺はカタチを変えようと躍起になって自滅する。

最後はとうとう納得出来ずレコーディングは中止となる。

まぁコレがいつものパターンだわな。

だから今回は同じ轍を踏まないようにって事だ。

レコーディングに「妥協」は必ずついてまわるものだ。

どう今の自分達と折り合いをつけるかで

「妥協」もネガティブなんて枠から抜け出せると思う。

とまぁ、ここまで書いてわからんようになった。

いや面倒になった。

では今夜はこれにてゴメン。
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狂った4月によろける馬鹿

2010-04-17 | Weblog
心の中を強気の風と臆病風が交互に吹き抜ける。

オイ、4月だと言うのに馬鹿みたく寒いじゃねぇか。

ここ数日、ギターを抱く事もなく創作から離れている。

スピーカーから流れる名曲達は相変わらず素晴らしいが

最近では俺の体温を上げてくれるまでには至らない。

これはあくまで俺の「心持ち」が問題なようである。

585レコーディングに締切りはないが

だからといって何もしないで良いという訳ではない。

一昨日はランブリングスの相方であるギター木田と

Duoで演ろうと連絡を取り合ったばかりだ。

マネージャーにもDuoライブ演ると連絡を入れた。

その内に都内ブッキングされるかもしれないよ。

俺が落ち着きがないのは子供の頃からであるが

今の俺は短時間で気持ちがコロコロ変わるのだ。

ひどい時はライブの夜に俺はそこにいるんだろうか?と

戯けた事を考えて面倒になったりする始末である。

俺は少し疲れているんだ。

そんな時は鏡の中の顔がすっかり弛んじまって

やっぱりただの初老の疲れたオッサンだと思う。

情けない自分を後ろ背負ってビクビクしながら

一本橋を不安定に渡ってるみたいな気分だよ。

いっそそんな自分をこちら岸から射的の如く狙撃・・・。

もうやめよう、このネタつまんねぇ。



今夜は常温酒をチビチビ呑んで心を麻痺させたい。

性格上そんなに上手くいかねぇな・・・多分。
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「ボックス!」再読。

2010-04-16 | Weblog
へっ、調子悪いや。

夜間仕事キャンセル。

百田尚樹著「ボックス!」再読。

映画化したんだね。

去年、本屋で何気に買って読んで感動したよ。

作者が放送作家出身だからか読んでて画が見えた。

映画に期待したいです。

すこし横になるかな。
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