夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

なし崩し

2012-05-31 | Weblog
この国の進むべき道を4人の大臣で決めて

最終判断は野田という首相が下すらしいです。

我が日本は確か民主国家でしたよね?

何故か再稼働をとても急いでいらっしゃるから

皆さん、ご多忙だとは思うのですが

どう安全なのか子供から年寄りまでわかるように

全国をくまなく回って説明いただけませんか。

もちろん被災地も含めてです。

皆さん、お疲れでしょうから福島でくつろげる場所を

仮設住宅や他県に避難して心苦しい暮らしている方々に

説明安行の際にご紹介して貰うとよろしいかと。

とてつもない決断、お察し致します。

あ、そうそう。

大飯の一部の方々、正気ですか?

大切な故郷を担保に端金を頂戴して大丈夫ですか?

失礼を承知の上で質問させて下さい。

安全基準など存在していないのは御存知でしょうか。

第一に「暫定的な安全基準」って何なのでしょうか?

レベル7の国が暫定的と宣う事に疑問はないのですか?

御理解されているなら私達にもわかるように説明いただけませんか。

どうしても理解出来ないものですから。

どうしても納得出来ないものですから。

どうしても未来が見えないものですから。
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こんな夜は

2012-05-30 | Weblog
ほころんだ心から小さな軋む音が聴こえる。

Have Marcy・・・?

応答せよ。

応答願います。

神様がいるかどうかなんて俺にはわかんねぇ。

けどさ。

そんな時はこのアルバムを馬鹿デカい音量で聴くんだ。

こんな夜は特に感じるんだよね。

包まれてる感覚やら毛穴から血が吹き出そうな感覚やら。

音の宇宙の中に委ねた体にビシビシと感じるんだ。

それで明日がどうなる訳じゃないけどさ。

Photo

ARETHA FRANKLIN/ Amazing grace

The Complete Recordings.
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体と心の連結不良ゆえに

2012-05-29 | Weblog
ダメだ、ダメ。

危ないシグナル。

変に眠い。

おかしいぞ俺。

臆病風が吹いてる。

逃げるか?いや・・・逃げ切れないぜ。

身を屈めてひたすら待つか。

きっと根刮ぎやられるぜ。

あ~考えると眠くなる。

体が重い。

アタマがモヤモヤ。

いつまで繰り返すのだ。

オイ!辛抱の二文字は何処いった?

死んじまうぞオマエ。

深呼吸!

深呼吸!

深呼吸!

空を見上げろ。

視線を落とすな。

気が確かなうちに。

己を信じなさい。

その顔を鏡で見てみな。

ほら、ほら、ほら!

まだ背負って。

まだ背負って。

まだ行けるって。
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Wokiniにて

2012-05-28 | Weblog
レコーディングが不慮の機材トラブルで

予定より遥かに早く終了となってしまったので

マネージャーとWokiniに冷たいのを入れに行く。

「あのテイクがNGになってしまったのは痛いですね」などと

マネージャーのボヤキを訊きつつグッド・ミュージックと

生パスタをつまみに今後の動きについて話しながら呑む。

エンジニアAMAの機材が修復不可能で中止が決定しても

メンバーが騒ぐ事なく動じなかった様子や

珍しく文句を言わない紳士的な立ち振る舞いに

ホロ酔いながらも感心しておりました(笑)。

しばらくして

閉店間際のWokiniにギターを背負った若者が

ライヴ帰りで腹が減ったとパスタを食しに入って来た。

カウンターの俺の隣に座った彼はパスタが茹で上がるまで

しばしマスターと音楽の話しをしながら楽しそうだ。

7月に俺も唄うライヴの宣伝でマスターが誘うと

「ランブリングスって伝説のバンドがあるのは知ってます」と。

思わず「ん!?伝説?」

俺達が聞かぬふりを決め込んでいると

何と今度は。

「でも金田って人が荒くれ者と訊いた事が云々~」

するといきなり「この人が金田ヒサさん」と

マスターが若者の隣にいる俺を紹介した。

彼は隣の俺に顔を向けると驚き固まり恐縮した(笑)。

その後は酔っ払ったマネージャーがマスターと

彼に歌をリクエストし自らもクソみたいな音を出した。

若い弾き語りの彼は「愛」というオリジナルを唄った。

ミスチルが好きだと言う彼の歌には桜井氏が見え隠れしたが

一生懸命唄う姿に曲や歌の評価など無意味だと思った。

お返しに俺もカウンターで3曲弾き語る。

(基本三倍返しです僕。)

そして帰り際に俺は彼にこう言ったのだった。

「ランブリングスの金田さんは優しい人」だって

「周りの皆さんにしっかりと伝えてね。」

彼は微妙にうなづいておりました。

俺の悪い噂と誤解は根強いと実感した夜でした(泣)。
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585レコーディング5・27

2012-05-28 | Weblog
俺達は音楽の神様に試されてるのかな?

585RECは録音機材トラブルに見舞われ

残念ながら3曲目の途中で中止を余儀なくされた。

バンドの調子が良かっただけに残念な結果に終わる。

しかし湯村のドラムは過去RECの中でも最高の音だったし

逸平のベースは生々しい粒立ちで太く録音されていた。

アンプ直結のギターはナチュラルにオーバードライブし

狙い通りの少し暴れたサウンドが録れたと思う。

全員が音質に手応えを感じたのは収穫だった。

再レコーディングを来月中旬に決めたので

仕切り直して思い切りグルーヴしてやろうと思う。
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LIVING LIVE@西都賀ジョアン

2012-05-25 | Weblog
6月のリビング・ライヴのお知らせ。

【LIVING LIVE】

6月16日 土曜日

@西都賀ジョアン

共演/ 菱田篤義 G&Vo

開場19:00 開演20:00

♪charge 2000YEN オーダー別

千葉市若葉区西都賀3―2―13

(JR都賀駅西口徒歩2分)

【問】ジョアン 043(254)6360

◎当日のみの入場となります。



今回はアッツーこと菱田篤義君を迎えてのリビング・ライヴ。

ドレッド・ヘアーのフォーキーで優しき男です。

馴染みの生パスタ屋であるrestaurant Wokiniで

知り合ったというか働いてるから出会ったというか。

いつか一緒にとカウンター越しで話してはいたんだけどさ。

今回のライヴでそれが実現する運びとなりまして(笑)。

最近はライヴで自分より一回り以上も若い演者と

共演させて貰う機会も多いんだけど

みんな演奏は器用で上手いし個性もあるしね。

まぁ大切なのはそんなもんじゃないんだけど。

オッサンが身を持って示してみせましょうぞ(笑)。

リビング・ライヴは仲間の家で飲み食いしながら

リラックスして好きな音楽を楽しんでるような

そんな感覚で気楽にライヴに接して欲しい。

また近くなったらアナウンスしますね。
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反省の色

2012-05-25 | Weblog
俺はルーズでシンプルな人間だがこと音楽に関しては

「譲れないモノ」があってそれが昭和気質の偏屈さと

相まって周囲を混乱させたりヒンシュクを買うことも度々らしい。

当の本人は気づいちゃいないから後から関係者に伝え訊いて

「ふ~ん、そうだったのかい」と知る事になるんである。

反省?勿論しますとも。

でも心から思ってない事はすぐ忘れちゃうんだな。

皆さんもそうでしょ?

それって反省してないって事なのか。

ガキの頃に先生に叱られたっけ。

「お前からは全く反省の色が見えない!」

腹の中で思ってたよ。

「それって何色なんだよ。」
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感情

2012-05-23 | Weblog
感情的になる。

たまにはそれも悪かない。

マヒしたような感覚の中で

まどろっこしい日々と退屈に暮らしてる。

感情的になる。

うん、悪かないね。
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ソロとバンド

2012-05-22 | Weblog
バンドを動かす事は魅力的ではあるが大変手間がかかる。

どちらかと言えば面倒くさい(笑)。

という事で金田ヒサのソロ・ライヴのお知らせを。



6月16日 (土)

【Living LIVE】

@西都賀ジョアン

共演 菱田篤義 (VO&G)

OPEN 19:00 START 20:00

charge 2000yen Order別

【問い合わせ】ジョアン 043(254)6360



7月16日 (祝)

【Pray For Japan】

※東日本大震災復興支援チャリティー・ライヴ

@Restaurant Wokini 千葉中央

共演 Rio(VO&G)

【問い合わせ】ウォキニ043(308)6800

詳細後日発表します。



上記2本のソロ・ライヴに挟まれた7月7日に福生UZUで

ランブリングス・ライヴが決定しているわけですね。

そして今週は585レコーディング「逸平セット」。

グルーヴィで熱のあるベーシック・トラックを録音したいね。
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ルーツ・ミュージック、グッド・ミュージック

2012-05-21 | Weblog
車を走らせながらカー・ラジオのソースを選択しても

薄っぺらなインスタント・ミュージックばかりが流れて

めったにグッド・ミュージックを耳にすることはない。

(おみくじで大吉を当てるより難しいね。)

何故いつもこんな音楽が売れているのか不思議に思う。

そう、今更ながら何をおっしゃると言う話なのだがね。

ブルーズにジャズ、ソウルにカントリーetcといった

ルーツ・ミュージックを度外視しているサウンドが

薄っぺらなのは当たり前だとは思っているのだけど。

過去、海外の模倣から始まった日本のロックやポップスには

ルーツへの探究心とマナーが備わっていたように思うのだ。

簡単に模倣した訳でも模倣出来た訳でもないだろうから。

一度もルーツを咀嚼することなく次々と発表されていく

インスタント・ミュージックというのはどこまでも安易だ。

それに感動し金を払うリスナーがいるのだから良質なのだと

正しいものを作り続けているのだと主張する意見もあるだろう。

ならば今の時代はCDが売れない音楽が売れないと嘆く前に

提示し世に問うてみる価値のある音楽を本気で探しているか?

愚問と言うならそれはそれでかまわない。

しかし俺は判ったようなツラはしない。

ジャンル分けで諦めたり失望めいた納得の仕方などしない。

本物の音楽ならリスナーに届く可能性はあると信じているし

そういった音楽を追い求め創り上げ提示することにこそ

音楽家や製作サイドのプライドがあると思っている。

もちろんそのプライドを胸に刻み活動を続けている

日本の音楽関係者が沢山いる事も忘れてはいない。

少なくとも俺もそうでありたい1人である。

全ての音楽に100%本物の要素など求めてはいない。

時にはジャンク・フードを口にしたい人もいるだろうし

あえてインスタントを口にしたい人だっている。

但し全てがジャンク・フードやインスタントではいけない。

ましてやジャンク・フードやインスタントを本物だと偽り

それを躍起になって売りこむのは間違いだと言っているのだ。

フェイクはフェイクの良さがあるのだから。

もちろん本物を自ら嗅ぎ分ける事なく与えられた音楽のみを

鵜呑みにしてるリスナーのレベルにも原因はありそうだ。

今一度、過去の音源にも耳を傾けて創り手のソウルを

本物しか許されなかった時代の音楽を味わってみてはいかがだろうか?

それこそがルーツ・ミュージックと呼ばれる音楽に他ならない。

過去を否定して先を行く音楽家なり芸術家は魅力的だろう。

しかし彼らの中にも必ずやルーツが存在し血となっている。
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THE RAMBLINGS LIVE at 福生UZU

2012-05-18 | Weblog
マネージャーより7月ライヴ決定の報せが届く。

次回ランブリングスが向かう先は福生【Electric UZU】

今は【LIVE MUSIC CAFE UZU】というらしいけど。

この店名を訊いて「オ~!UZU!!」と思った方は

相当古くからランブリングスを聴いてくれてる方でしょ。

それにしても最後にUZUで演ったのはいつだろう?

それくらい俺達は御無沙汰してしまってるんだけど。

「UZUで演るのはどう?」とマネージャーに提案したら

その夜いきなりUZUへ出向き直接交渉した事を知る。

(流石の行動力です。)

店主の永里子さんが喜んでブッキングを快諾してくれたという

話しを訊いて俺は少し驚いたけどスゴく嬉しかった。



今から20年以上前、俺達は楽器車を転がして福生まで

ライヴを演りに数年間休まないで走り続けた。

良い事も悪い事も沢山あったけど濃密な時間だった。

時には厳しい客の洗礼をガツガツ受けながらね。

演奏の出来次第でベースの米兵のブーイングや歓声が飛び交い

自称音楽フリークスの強者オヤジの野次やら拍手やらと

いつも観客はストレートに反応し正直な声を聴かせてくれた。

御陰で俺達はライヴバンドとして随分とタフになったよ。

演奏中でも構わず客とモメたりしてたもんな。

語ればキリがないし危ない話しも多いから

時効だろうけど今回はこの辺で(笑)。

7月7日(土)

@福生 UZU

【THE RAMBLINGS LIVE】

詳細についてはまた後日告知します。

興味あるかたはスケジュールに入れておいて。

フェンスの向こうはアメリカになる福生は遠いけど

都内でも少ない異文化の匂いを感じられる町だと思う。

UZUは東福生の閑静な住宅街に佇んでるんだ。
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さいなら

2012-05-18 | Weblog
忘れてたくせに思い出したら悲しくなった。

勝手だな俺は。
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捨てたもんじゃない

2012-05-17 | Weblog
THE RAMBLINGS ライヴに再始動します。

スケジュール決定すれば3月の船橋月ライヴ以来だが

去年はランブリングスとしてのライヴはなかったし

一昨年は曼荼羅ワンマン1本だから異例のハイペース(笑)。

ご存知の通りランブリングス・ライヴはメンバーの

スケジュール調整やリハーサル云々と難しいんだけど

プレイ可能なら年間数本でもライヴを演りたいからね。

バカみたく30年やって来てもまだ未熟なバンドだけど

俺達の音楽もそんなに捨てたもんじゃないと思ったりしてさ。

人づてに以前世話になった店のオーナーやマスターが

闘病生活の末に亡くなった話しとか耳に入ってくると

何とも言えない気持ちになってくるんだよな。

まだ若かった俺は辛抱が足りないわ感情だけで動くわで

(これでも少しはマトモになった方なんだ。)

ランブリングスを度々停止させてばかりいたから

当時、一生懸命に応援してくれた人やサポートしてくれた人に

どこか後ろめたさみたいなモンを感じる時があるんだよ。

しおらしいだろ?俺。

だからアノ頃から欲しかったサウンドやグルーヴと未だに

格闘している俺達の音楽を聴いて欲しいと思ってんだよ。

ん?下手すりゃあ、今がピークかも知れないけど(笑)。



ロックン・ロールってヤツは思い出にするには不向きだ。

俺はそう思う。





Photo ナベちゃん撮影を転載。
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【THE RAMBLINGS LIVE】オファー受付中。

2012-05-17 | Weblog
ランブリングスにライヴ演らせてやるという

音楽心有る店や企画者のはおりませんか?

是非、ランブリングスのサイトまでオファー下さい。

詳しくはマネージャー高橋が対応させてもらいます。

ヨロシクです。
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バケモン

2012-05-16 | Weblog
東電。

関電。

九電。

一体何なんだこいつら。

人間を喰らうバケモンか。

国も結局は電力会社を野放しじゃないか。

もはや女子供も騙せやしないのに。

民が手を出せない事を

民が口を出せない事を

知っているが上での悪行。

「とことんワル」

「とことんクズ」

大飯原発再稼動。

北朝鮮と何ら変わらない。

恥を知れ。

電力不足。

値上げのお願いという名のタカリ。

帰る故郷を失った人々がいる。

二度と還ってこない人々がいる。



なぁ、だからこそ。

出来る限り手をのばそうや。

出来る限り口を開こうや。

何もしないうちに出来レースは始まり終わるぞ。

そしてこの国にはまた血の涙が溢れる。
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