夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

ライヴハウスの話

2012-01-31 | Weblog
今宵はライヴハウスANGAのN嬢と待ち合わせ。

俺はライヴハウスのあり方に疑問を抱いてる奴だけど

ANGAの店としてのスタンスも訊いてみたいと思ってさ。

ANGAは開店前の構想から少なからず関わらせてもらった店で

オープニングのセレモニーやマンスリーライヴを

ランブリングスで演ったりと思い入れがあるんだよね。

全部のライヴハウスが?ってワケじゃないだろうし

今のANGAがどんな感じなのかとか呑みながら訊いてみたくてね。

周囲は俺を気難しく頑固な奴だと思ってるらしいけど

人とちゃんと話しをする時はするんだよ(苦笑)。

N嬢が小娘の時から知ってんだけど

今やベテランのブッキング・マネージャーだからな。

開店当初から頑張って店を支えてるんだから大したもんだ。

多分2人で呑むのは初めてだと思うんだけど楽しみだね。

俺が知らないスタッフサイドの話しとかあるんだろうしな。

またライヴハウスと繋がるキッカケになるかもね。
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ジョイント

2012-01-30 | Weblog
稀にバンドや弾き語りをしている若人に相談される。

(ホント稀で俺に相談する馬鹿はそんなにいない。)

で、10の内半分は聞き流してるんだけどね俺。

だってさ。

わかんねぇよ。

俺自身は先輩にマトモに訊ねた事なんてないからね。

逆にダメ出ししてたくらいだからさ(笑)。

サム・クックにだってオーティスにだって訊かねーよ。

結局聞いた所でどーすんのって話しだろ。

やってる事もやろうとしてる事も違う訳じゃん。

参考にするったってさぁ~ねぇ?

ならねーよ(笑)。

バンドマンのアドバイスほどいい加減なもんはない。

鵜呑みにするとケガすんぞ。

酔っ払って適当な事を言うか

酔っ払ってたまたま上手い比喩を使うくらいだ。

そんなもんさ。

そんな程度なんだ。

俺が言うんだから間違いねーよ。

だったらよぉ。

自分をとことん追い込んだ方がよっぽど為になるぜ。

人に言われて出来る位ならハナっからテメエでやれって。

大体そう言う奴は何も変わらねーから。

テメェで変えるから力になるんじゃねぇのか。

貧乏暮らししてる経営コンサルタントの

経営アドバイスなんて誰が信用するんだ?

わかるかね?ワトソン君。

あ、この話しはあくまで俺モデルだからっ。

中には優秀なアドバイザーの方もいらっしゃるでしょう。

そうでしょうとも。



ではここら辺りで。

2月のジョアン・ライヴの共演者が決定したので紹介します。

去年、本千葉のJamで初共演したFrom横須賀

スライドの暴れん坊Jimmy Guitar君です。

奴のスライドは人間臭い感じが良いんだよね。

気持ちと音がちゃんと直結してるもん。

上手いだけで冷たい音しか鳴らない人もいるからね。

相手に不足なしってジョイントで俺も楽しみです。

前回Jimmyと一緒に呑んだけど気持ち良い奴でさ。

来月は2人でガッツリと唄わせて貰おうと思ってます。

11日の土曜日は是非聴きに来てよ。



あの~。

僕、最近調子悪いんだけど誰か相談にのってくんない?
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TIME AND PLACE

2012-01-29 | Weblog
585のレコーディング日程が正式に決まった。

しかしである。

これでベストのベーシックが録れるのか?

自問自答。

平均点では納得いかない。

測定不能な濃度が音源にする際には必要なのだ。

まだ足りないのではないか?

聴きやすいアルバムと残したい音源には共通点などいらぬ。

金田ヒサに告ぐ。

このままでは良いアルバム程度止まりだろう?

自問自答。

オマエには着地点が見えているんだろ。

音楽への偽りは最大の罪だぜ。

585にはギリギリまでこだわる価値があるはずだ。

オッサンがスタジオに入って思い出づくりする訳じゃない。

グッド・ミュージックを刻み込むために集まったんだよな。

バランスを壊すことを恐れてはいけない。

馴れ合いではいけない。

接触せよ。

かつ融合と分解を繰り返し爆発せよ。

俺は決断する必要があるようだ。

最終リハーサル音源を取り寄せて確認しよう。

俺が自分の感性と耳と気持ちを偽らないならば

リハーサル音源には間違いなく平均点の音が残っている筈だ。

尊敬はあっても遠慮などあってはならない。

行動せよ。

ラジャー。
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心にグッド・ミュージックを。

2012-01-27 | Weblog
2月と3月に決定しているライヴの告知です。

詳細未定の部分は分かり次第追って発表しますね。



♪2月11日 土曜日

【金田ヒサ~Living Live】

@ジョアン+1(西都賀)

開演 19時半 開場 20時

charge:2000yen Order別

千葉市若葉区西都賀3-2-13

(問)043(254)6360予約可



♪3月10日 土曜日

【金田ヒサ・Acoustic LIVE】

Musicians Paradise Jam(本千葉)

開場18時 開演 20時

ゲスト未定

charge:2000yen Order別

千葉市中央区市場町9-19

(問)043(227)7229予約あり



♪3月20日 火曜日(祝)

House Of BLUES 月(船橋)

【THE RAMBLINGS 月面ソウル~LAST SHOW】

THE RAMBLINGS

金田ヒサ(Vo&G)

湯村恭生(Ds)

千葉直樹(Organ&Piano)

【Support Members】

洞口信也(B)from CKB

鹿志村重臣(Harp)

前田逸平(B)予定

and more....。

開演 19時 開演20時

ゲスト後日発表

charge:未定

船橋市夏見1-10-31

(問)047(424)0706



ソロとランブリングスでのライヴになりますが

どのライヴも2012年のポイントになると

俺は個人的に感じているんですよ。

俺のプライベートな諸事情から今後の活動にあたり

相当な覚悟を要する状況に陥るのは必至。

まぁ、いつもの根拠なき直感なんですが。

相変わらず光の糸を探して行くんでしょう。

ランブリングスとしては何とリリースより早く

アルバム「585」参加メンバーとのLiveが実現。

最後の月ライヴでロックン・ロールを放電します。

サポートメンバーにはクレイジーケンバンドから

不動のベースマン、ドナルド・ダック・ダン・シンヤこと

洞口信也選手がRECに引き続き月ライヴ参加決定。

湯村と組ませたかった日本人ベースマン2人の内の1人。

ドラマー湯村恭生とのリズムセクションで夜を

ブッ太くグルーヴしてくれることでしょう。

前回の四人工ライヴでもご機嫌なプレイを聴かせてくれた

ハーピストのKashipweeこと鹿志村重臣選手も参加決定。

彼の型にはまらないプレイが俺の大好物です。

更にもう一人、俺達が心待ちにしているメンバー

ベースマン前田逸平選手もスケジュール次第では

参加してくれるんじゃないかと期待しています。

ソロとランブリングスでアクの強いメンバーの中でも

懲りずに熱くクールにプレイしてくれてます。

彼のベースにはゴスペルやモータウンの香りがします。

ランブリングス史上、最強の布陣かもしれないなぁ。

何はともあれ有り難いことです。

バンドマン冥利に尽きるね。

心にグッド・ミュージックを!

ライヴでお会いしましょう。
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キレない体もまた愛おしい

2012-01-26 | Weblog
体調が完全に戻らない。

いや、完全に戻るってどんな感じだよ?

完全な体調なんて体が記憶してないからさ。

高校生くらいに戻らないと全然わかんないね。

自転車で北海道一周した時くらいにさ。

年がら年中、意味なくダルいもんなオッサンは。

その中で「ボチボチですよ」とか

「何とかね」なんて返答しながら生活してる訳でさ。

もう一度、体がキレてる感覚とか味わってみたいね。

E・ギター抱えんのもそこそこキツくなってきたし。

でもさ、体が動く限りあがくよ俺は。

煙草と酒やめて肉体改造するほどマメじゃないけど

傷んだ体を少しずつケアする事は出来るだろうからな。

去年はアタマの中も診てもらって

100%OKって事ではないらしいけど。

今すぐどうこう言うヤバさではないみたい。

来月は持病の腎臓が悪化してないかの検査と診察。

日々を乗り切る体は保っていないとな。

楽しみな日はなかなかやって来ないが

苦しみの日はアッと言う間にやって来るもんだ。

そんなつまらん事を思いながら車を走らせる冬の晴天。
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サヨナラEtta。

2012-01-25 | Weblog
Etta Jamesが逝ってしまった。

享年73歳。

随分と前から薬物依存や痴呆症だと訊いていたが

その度に復調しているとのニュースに胸を撫でおろしてた。

そんな中でシンガー引退表明があって

ラストアルバム「The Dreamer」がリリースされた。

その歌声は終わるレベルのものじゃなかったし

彼女の卓越したリズム感は健在だったから

余計に白血病からの合併症で死去のニュースは悲しかった。

でもね、彼女は素晴らしいアルバムと「歌」と「魂」を

俺の音楽世界に残してくれたんだから最高だよ。

特にチェス時代の彼女のアルバムは宝物だ。

ありがとうEtta。

安らかに眠って下さい。



フルボリュームで聴きたいアルバムはやっぱコレだね。

Ettaの最高傑作「Tell Mama」

1968:Comp Muscle Shoals Sessions!!



素晴らしいアルバムを残して逝く事は永遠の課題か。
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トラブル回避のために

2012-01-24 | Weblog
四人工ライヴで俺の機材トラブルがあって

お客さんやバンドを待たせちゃったんだけど

ランブリングスのリハであっけなく原因判明。

エンジニアのAMAがリハ前の五分で発見し解決。

残念です(苦笑)。

ライヴではアンプの音が出なかったんだけど

それはスピーカー・ケーブルが外れてたせいでした。

痛恨のミス!

あとはエフェクトの故障だね。

これは長年使ってるチューブ・スクリーマー。

AMA先生に預けて診て貰うことにする。

昔、福生UZUで演ってた時は(10年ひと昔ね。)

機材は全て持ち込みで行ってて

当時はスタッフもいなかったから

事前のメンテナンスも含め自分でもアンプ始め

機材チェックはランブリングスはしっかりやってた。

そこら辺りを最近怠けてたから簡単なトラブルが

回避出来ないし処理出来なかったんだろうね。

ズボラな俺も意識を高めて行かなきゃと反省してます。

3月20日の月ライヴはキッチリ借り返しますね。

もちろん四人工ライヴでもベスト・コンディションで

ステージに上がりプレイさせてもらうからさ。

2月と3月のライヴも決定次第ここで告知するんで

皆さん懲りずにまた足を運んで下さい。
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2012.THE RAMBLINGS 1st rehearsal.

2012-01-23 | Weblog
ライヴ翌日の重い体引きずるようにスタジオ入り。

本日は2012年ランブリングスの初音合わせ。

サポート・ベーシストはFromCKB洞口信也選手。

マネージャーとエンジニアAMA立ち会いのもと

収録曲の5曲を2~3セット繰り返しプレイする。

湯村と信ちゃんのリズムセクションは流石に強力。

みんなやっと構成も含め曲が体に馴染んだって感じだね。

フレーズ云々も大切だが585はグルーヴ最優先アルバム。

リハの結果、3月某日にレコーディング日程も仮設定し

やっと次のステップに動き出せる事は嬉しい限りだよ。

次は前田逸平セットを動かすスケジュール調整だね。



ここでニュースを1つ。

ランブリングスのライヴが3月20日に正式決定。

場所は3月末で閉店する【船橋House Of Blues月】。

まだ詳細については発表出来ないんだけど

この夜はスペシャルな夜になると思うよ。

ランブリングスとしてのライヴは2010年4月の

吉祥寺曼荼羅ワンマン以来1年9ヶ月振り。

月面にSwampが着陸する夜お見逃しなく。

【月面ソウル~LAST SHOW】正式発表をお楽しみに。
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1・21@ジョアン

2012-01-22 | Weblog
底冷える寒い夜にご来場ありがとう!

リョウスケ&ツッチーお疲れさんでした。

体が温まるに伴いテンションも上がり

アンコールまで唄いきることが出来ました。

最後まで聴いてくれた皆さんアリガトウ。

また会いましょう。
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大寒の夜に唄う三匹

2012-01-21 | Weblog
本日は暦通りドンピシャ大寒。

関東地方も雪がチラつく寒さです。

こりゃあ寒いわ。

ミゾレまじりの雨が降り続くようだね。

そんな大寒の今宵。

金田ヒサ、西都賀のジョアンでライヴです。

足下悪い中ではありますが温もりにいらっしゃいませ。

こんな夜だからこそグッド・ミュージックが必要だ。

実は演者の俺が一番必要としてんだけどさ。

何だかここ数日間テンションが上がらないままでね。

コレを書いてる今も全然って感じなんだな。

ライヴ当日だってのにさ。

こんな事を書いてるとマネージャーに叱られるかもな。

でもコレは正にノンフィクションだからね。

本番までに上がらねーなら今夜を持って唄い手引退だ。

共演の川畑リョウスケと土谷正寛のギター・デュオは

俺と違って真面目だから準備万端で聴かせてくれるよ。

先週の船橋月のフロントアクトも良かったからね。

自慢じゃねぇが、こちとら何を演るかもまだ決めてねぇ。

という訳で空き時間に曲を絞りこみます僕。



熱燗とおでん。

黒角とチキンのスープ煮。

う~ん最高のデュオだ。

素晴らしい・・・・。

イカン!気持ちがそっちに持ってかれてるぞ俺。

引退をかけて唄いに行きます。

そこんとこヨロシク!

【Tonight LIVE】

@西都賀ジョアン

開演19時 開場20時

charge 2000yen Order別

千葉市若葉区西都賀3-2-13

(JR都賀駅西口徒歩2分)

(問)ジョアン043(254)6360予約可
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585リハーサル2012@GiG

2012-01-20 | Weblog
久し振りのランブリングス・リハが迫ってると云うのに

レコーディングする曲が思い出せない俺であります。

勿論、全曲って訳じゃありませんから。

無名のロックン・ロールバンドの俺達のRecには

去年からご機嫌な2人のベーシストが参加してくれている。

fromCKBから洞口信也選手とJuJuや色々な

セッション・ワークで活躍中の前田逸平選手の両名。

リハーサルも信ちゃんセットと逸平ちゃんセットで

曲をセレクトしてセッションしながらのスタジオワーク。

5つあったら3つ忘れるのが当たり前。

(2つしか覚えらんねーのかいっ。)

最近はこんな事ばっかりなんだけどね俺って。

脳みそが本格的に老化してきたのか?

あ、そうだ。

月ライヴで使えなかった機材のチェックもしないと。

人間も機材もぶっ壊れてたらレコーディングどころじゃない。

メンテナンスするにも日程的に厳しいから昔のテレビみたく

2、3発叩いたら音が出るってのが一番良いんだけどな。

その前に自分のアタマを2、3発ひっぱたいてみるのが先か?

調子良くなんねーかな。
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金田ヒサ 2012 ACOUSTIC LIVE @Joao

2012-01-19 | Weblog
今週末21日は西都賀ジョアンにてライヴ。

バンド四人工からソロになって今年初の弾き語り。

先日、胸クソ悪い話し合い後の気分転換に

後輩のパスタ屋「Wokini」で美味い肴つまみに

角瓶呑んでいた時の事、マスターのハヤトが

「金さんは弾き語りが1番良いですよ。」とぬかした。

「あら~っ」って感じになったんだけどさ俺(苦笑)。

(Wokiniではアコ・ライヴを演ってるからね。)

それはそれで有り難い感想なんだけどさぁ。

ボクとしてはチョイと複雑な気分な訳よ。

だって30年以上も売れないバンドマン演ってんだからさ。

ま、バンドマンもバラければソロ・プレイヤーだけどな。

そんな訳で俺のソロは結構良いらしいから(笑)。

皆さん是非聴きに来て下さい。

ゲストは1stアルバム「SWAY!」ドロップ直後の

The Sleepwakerから川畑リョウスケ&土谷正寛。

当日は彼らのCD販売もありますんで皆さんヨロシク。

ジョアン名物のおでんやライヴの夜限定メニューの

チキンのスープ煮をつまみに旨い酒も楽しんで下さい。



【金田ヒサ 2012 ACOUSTIC LIVE】

1月21日 土曜日

@西都賀ジョアン+1

共演:川畑リョウスケ&土谷正寛 The Sleepwaker

開場19:00pm

開演20:00pm

♪charge 2000yen Order別

千葉市若葉区西都賀3-2-13

(JR都賀駅西口徒歩2分)

(問)ジョアン 043(254)6360♪ 予約可
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ROCK TRAIN

2012-01-18 | Weblog
あれから17年。

テレビに映しだされた戦争映画のような風景。

言葉を失った瞬間。



当時、俺と盟友高橋コウは「ロック・トレイン」という

企画ライヴを定期的にやっていて退屈なこの街に

ルーツ・ロックの土台を作ろうと息巻いていた。

(あのソウル・トレインをもじって命名した訳。)

コアなルーツ・ロック・ファンは喜んでくれたけど

動員という点ではなかなか増えてはくれなかった。

想いは空回りしプロモーションも不十分だったからな。

興行的には大失敗という事になるだろうね。

震災後に本千葉にあるJamでグズグズ呑みながらも

次々に明らかになる惨状にバンドマン達は心痛めていた。

そんな時にマスターの野口さんがチャリティー・ライヴを提案した。

中でも一番被害が酷かった長田区への義援金を集めるライヴ。

長く関西に在住していた友人の田中ヒロシ君から

現地の悲惨な生々しい話しを訊いていたからね。

足りないもの必要なものがダイレクトで伝わってきた。

ロック・トレインはチャリティー・ライヴへと形を変え

場所を借り定期的に有志による自主ライヴを開催してきた。

俺達は数回のチャリティー・ライヴが終わった時点で

ロック・トレインからは離れる事を決めていたんだ。

チャリティーの難しさや野口さんにも色々と学ばせてもらった。

その後もライヴ・ハウスで地元の音楽シーンを

盛り上げるイベントとしてロック・トレインは

数年間その名を残し継続されていく事となるんだ。

ジャンル問わずといったイベントに異論はなかったけど

演奏レベルをあまり問わない姿勢に違和感を感じていた。

結局参加したのは一度だけだったんじゃないかな?

チャリティーを離れたら純粋に音楽だけを追求する

ロック・トレインに戻したい・・・なんて思いもあってね。

中には中途半端なコピーバンドやもっと多くのリハが

必要なバンドが集まっても刺激しあえないし

音楽への取り組み方や想いの温度差を感じた。

グッド・ミュージックを聴かせずして意味があるのか?

友達や家族を呼んで騒いでるだけなんじゃないか?

まぁまだ若かったんだろうな俺達も(苦笑)。

その懐かしいロック・トレインも今はない。

いつか気に入ったバンドやプレイヤーを集めて

イベント・ライヴをやるのも悪くないかな。

カントリーやブルーズやレゲエやフォークとか・・・・。

う~ん・・・やっぱ面倒くせぇや(笑)。



阪神淡路大震災から17年。

珍しく「あの頃」を振り返った夜。
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さよならヒューバート

2012-01-17 | Weblog
俺のブルーズ・ギター界のアイドルである

ヒューバート・サムリンが去年末に亡くなった。

俺は昔からハウリンウルフの大ファンでさ。

その相棒がヒューバートだったんだよね。

彼のギターは正にワン&オンリーってやつで

チョーキングなんてどんだけスクィーズするの?と思ったよ。

ウルフのドス黒いヴォーカルに絡むギターは最高なんだ。

ウルフ亡き後のヒューバートは自分でヴォーカルをとって

アルバムを出したりライヴやったりしてたんだけど

残念ながら唄う才能は無かったんだと思うな。

ゲスト・ヴォーカルを入れての活動も多かったけど

ウルフ&サムリンようなブルーズのマジックは起きなかった。

晩年の活動に心躍る事は少なかったんだけど大丈夫。

ハウリンウルフのアルバムさえ聴けばOKだからさ。

そっちでウルフのボスとがっつりプレイして下さい。
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柔らかく暖かい灯

2012-01-16 | Weblog
新年口切りの四人工@船橋月ライヴが無事終了。

今週末土曜日は西都賀ジョアンで

月で宣伝大使を務めてくれたリョウスケ&ツッチーと

俺のソロ・アコースティック・ライヴであります。

ここで月ライヴに来られなかった人達にライヴ後記を。

本編のラストナンバーである「唐変木」を演っていた時に

客席にいる先月脱退した木田の顔がやけに目に入ってさ。

スゲェ~弾きたそうな顔に見えたから曲の後奏で

木田をステージに呼んで俺のギター渡しちゃったんだ(笑)。

本来ならば一緒にステージに立っていた訳だからさ。

ラスト・ナンバーでやりすぎかな?とも思ったけど

バンドにも木田にも良い区切りになった気がするんだ。

まぁそんな堅苦しいガチガチな仲じゃないんだけど。

お客さんも喜んで観てくれたから良かったと思うよ。

ヤボテンブラザースが動き出した時は皆さんヨロシク。

木田サンキュー!

キミに素晴らしい音楽との出会いがあることを。

ライヴ終了後、1人楽屋で一服つけてたら

宮田が「金田さんちょっと」って呼ぶから出て行くと

なんとバースディ・ケーキが・・・唖然としました僕。

ベースの和重夫妻が準備してくれたのでした。

みんなが唄うバースディ・ソングを赤面しながら聴いて

柔らかな暖かいロウソクの灯を消させてもらいました。

「みんなありがとうね。」



photo

「お前か?悪戯したの?」
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