創作願い

月面ソウル以来まだギターを手にしていない。

そろそろエレアコ／高峰吉君を引っ張り出しますか。

作りかけの曲があるんだけど何も記録してないから

ギターを弾き出してみないと思い出せるかどうか。

２９年間こんな調子で手間がかかって大変です。

たとえ紙っきれに歌詞やコード書いてあっても

その時の感情や匂いまでは記述できないんで

あんまり意味ないかなぁ～と思うんだよね。

コードとメロディーの相性が良かったら

そのうち引き出しから出てくると思うんだけど・・・。

最後までテンション保って書き上げちゃうのが

一番手っ取り早いというかベストなんだけど。

今の俺はそんなスピード持ってないから難しい。

バンド組んで５～６年は曲書き殴ってたけど（笑）。

年々創作ペースが落ちてきています。

いや完成する確率が下がってると言った方が良いな。

常日頃から創作はしてんのよ僕だって（笑）。

ただ書き上げたい曲のレベルがあの頃とは違う。

こんな程度の曲じゃ話しにゃならんとなる訳です。

昔のままで良いなら昔の曲を演ってりゃあ良いしさ。

いつも言うけど過去の曲を否定してんじゃないよ。

今の俺が書かなきゃいけないレベルがあると思うのよ。

傲慢に言えば一晩あれば手癖で５曲位はいけるよ。

でもだから何？それで何？って気分で虚しくなるし。

長くやればやるほど楽どころか苦しくなってくるね。

ずっとゴールは見えてるのに足が動かない感じだな。

でもね、くたばる前に必ず手に入れるから俺。

ランブリングスだって四人工だってソロで演っても

聴いてくれる人達の胸にとどまるようなヤツ。

ふと口ずさんでもらえるようなヤツ。

お、何だかライブ演りたくなってきたな・・・。

壁の手前で何を語る

ＪＡＺＺやＢＬＵＥＳを演っていても飯は食えない。

とある夜、先輩ミュージシャン２人が呑みの席で

真顔で俺に語ったのが冒頭の台詞であった。

俺は諦め話しを熱心に話す２人に苛立っていた。

何を言ってるんだ、このオッサン達は？

確かに薄っぺらい色恋もんの歌がよく売れるこの国で

ＪＡＺＺ＆ＢＬＵＥＳを奏で一線で仕事する事や

ましてヒットチャートを駆け上るのは難儀だろうさ。

しかしだよ。

はなっから諦めてんのは何だか合点がいかぬのだ。

（２人とも確かな技量を持つ素晴らしいプレイヤーだよ。）

ＪＡＺＺやＢＬＵＥＳという自分達が愛してやまない

音楽やジャンルのせいにして語っている事に腹が立った。

自分達が勝手に作った常識に捕らわれて挑まず

ましてやジャンルにかこつけるとは情けないではないか。

認められずメゲるならまだわかるさ。

俺がつくるルーツ・ミュージックをベースにした

音楽だって生業にするのは容易じゃないだろうよ。

だけど物知り顔で諦め話しなんかしねぇよ。

俺はこの国の音楽業界の事情なんて知らない。

認められなくても信じている音楽のせいにはしない。

自分の才のなさに己でガッカリするだけだぜ。

諦めてんならやめちまえば良いじゃねぇか。

わかってんなら売れる音楽ジャンルに転向しろよ。

何の為に素晴らしい音を求めて演ってきたんだい？

いいかい？俺は何ひとつ諦めてなんかいないよ。

この曲はいつかわかってもらえると思ってるんだ。

音楽の力とソウルがまだまだ足りない俺は

世の流行りなんて意識して音楽やってる暇はねぇ。

素晴らしい音楽は必ず残り時を越え人の心に届く。

ある音楽家曰わく、世には２つの音楽しかないらしい。

それは良い音楽とそうじゃない音楽だと。


年齢と共にキャリアを重ねていく事で

何でも知っているような気分になるんだろう。

だけど本当に知らなければいけない事は

通り過ぎてきた日々の中にあるように思えてならない。

諦め話しに花を咲かすのはまだ早いだろ（笑）。

そんな話しより古いギターの話しを聞かせてよ。

道すがら

「金田ヒサ信奉者の奴らはみんな騙されてんだ」

なかなかの毒舌であります（笑）。

そうさ、お前の意見は正解だ。

一緒に暮らしてもいない奴に本性なんかみせねぇよ。

だろ？

ましてや音楽に関しては論じても意味がねぇ。

俺は俺のヤリ方をさらさら変える気はないからよ。

周りがもし音楽以外で俺に興味を持ったとしたら

それはもの好きというか・・・何やら全くわからんね。

だからよぉ～。

気にすんなって。

誰がどう思おうが関係ないだろう。

俺に興味ある奴がいたとしてもほっときな。

そんな会話自体が恥ずかしいじゃねぇかバカヤロ。

それとも騙されてる奴を見てると良心の呵責に？

何だか結婚詐欺師みてぇじゃんか俺（笑）。

だから周りにはいつも言ってんだ。

お前もお前のやり方でやりゃあいいんだって。

みんな酒の道すがらオッサンの相手してくれてんのさ。

そんな程度の事だよ。

酒場音痴

自分のペースで酒を呑んでいる時に

同じカウンターにいるというだけで

俺のスペースに入り込んで来るのお前は何だ？

この時ばかりは常連と扱われる頻度で通う事に

多少なりジレンマを感じてしまう自分がいる。

俺に触れるなと高飛車に出ている訳ではないのだ。

その場の空気を読めと言ってるんだよ。

さじ加減が良い人は呑み方が粋で魅力的だが

それがわからぬ奴は野暮でうっとおしいだけである。

そんな輩と貴重な夜を過ごすのはご勘弁願いたい。

最近そういった酒場音痴が増えたように思う。

呑み方だって学ばなくては身につかないのだが

そんな奴に限って人の話しを理解しないようだ。

だから叱られてもすぐに忘れて次の時には元通り。

正に暖簾に腕押しというやつだね。

キチガイ水を呑んでいるとはいえあんまりである。

一生懸命に店を切り盛りする店主も気の毒だ。

酒場音痴・・・天敵である。

ボクハボク

こんな青空を見ていると散歩に行きたくなるね。

京成線の下町散歩あたりがいいだろうね。

今週末、息抜きに行ってみるのも悪くないな。

で、週末雨だったりすんだよ（笑）。




ある人に君は外に出て多種多様なアーティストと

会話したり作品を観たりするべきだと言われた。

昔から俺は決まった店でいつものように呑むし

新しい場所へ自ら動く事はしないからねぇ。

散歩の時は飛び込みで暖簾くぐるけどさ。

まぁアーティスティックじゃねぇわな（笑）。

大なり小なり人からの影響ってあるんだろうけど

あんまり興味ねぇし億劫だもん。

いいよ、俺はこのままで。

第一この歳になって人に影響されててどうすんだ（笑）。

環境変えて何かが変わるんなら世話ねぇや。

その前に変われる事や発想する事は自分の中にあるさ。

人から影響受けるなんて親だけで腹一杯だね。

血は否が応でもってトコあるからな。

まずは自分と会話しなきゃいけないことが山積みさ。

雨宿り

しかしよく降るね雨。

馬鹿面こいて喫茶店の窓から外を眺めてる。

この店に足を踏み入れたのは１０年振りくらいか。

いいね静かでさ。

ＢＧＭに流れてる退屈なバロック音楽も昔と一緒だ。

忘れたいくらい嫌な思いを抱えて

この店で珈琲飲んでいたのが最後の記憶。

それ以来、足が遠のいてしまっていたよ。

相変わらずヘービースモーカーの俺には

この店の灰皿は相変わらず小さすぎるな。

こんな退屈な日は何だか学生時代を思いだすよ。

力不足でやることなすこと裏目でいつも怒っててさ。

ロックバンドで叫んでても何も見えねぇなぁとか。

周りは結局人気バンドになる事ばかりでアホくさいし。

退屈を絵に書いたような日々も少なくなかった。

結局酒呑んで絵空事ばっかほざいてたっけな。

何か足りない気分だけどそれが何かわからねぇし。

ハハハろくでもないな。

あら、もう灰皿一杯だよ。

イヤな雨だね。

Are you ready?

ランブリングスを動かすにはリハーサルを

半年間やり続ける必要があるとドラマーは語る。

正論っちゃ正論だ。

しかし１５年前と同じやり方って訳にはいかねぇが

スタジオでメンバーが顔を合わせるのが基本となる。

昔は無駄なリハーサルがどれだけあったことか。

個人の創造性を個人が引き出す事もなく

曲に対して「想い」の強い表現者が主導権を握る。

それ以外の奴はイメージもアイデアも何も持たず

ただ楽器を持って補助的にスタジオにいるみたいだ。

強引に推し進める奴が悲しき独裁者のような気分と

格闘していることにも気付かず傍観者となっている。

なのに時とともに曲は「単色」だが形をおびてくる。

バンドとしてこの曲を完成と呼ぶには未だに疑問だ。

似ている曲を探し模倣のみに走られても辛いのだ。

これはあくまで悪い時のスタジオワーク例であり

これを繰り返しても時間の無駄という話しである。

四人工のリハーサルは曲の核だけを掴むやり方で

メンバーが出すだけ出して演るというもので

スピード勝負の時には効果的だったようだ。

メンバー同士がチェックして駄目だししてる間もなく

自分の音だけで手一杯って感じになるけどね。

時間だけかければ良いってもんじゃない例だと思う。

ランブリングスの場合は何故その音にしたのか

何故そのビートで表したのか納得出来ないと

最終的にその曲はいつまでも未完成扱いのままだ。

（ライブで１０年以上演奏していたとしてもだ。）

面倒くさいがそういう人間がいるバンドなんである。

だからリハーサルの数が重要なのではなく

一度のリハーサルの中身が重要になるのだと思う。

リハーサルはスタジオの扉を開けてからではなく

たとえば週１リハならそれ以外の日の空き時間に

音を創造して準備しておかないとバンドは進まない。

つまり手ぶらでスタジオ入りは無しという事なのだ。

限られた時間の中で音を生み出す確率は低くなる。

楽器練習などは個人レベルでやるべき事で

バンドではひたすらグルーヴを見つけるべきだ。

そこで自分のテクやら課題が見つかっていくのだ。

むやみにリハーサルだけ重ねても

逆にバンドは後退を続ける可能性もある。

自分達にあったやり方を見つけたら後は行動のみ。

まぁそれが一番厄介だったりするのだが。

さぁ、講釈はほどほどに準備をしようか。

「やさしさ」

目に見える優しさと見え透いた優しさを

同じように並べて薄っぺらだと嫌うのは違うか？

いや問うまでもない。

俺はそんな「やさしさ」がデェ嫌ぇなんだ。

オイ、善人面したお前の事だよ。

「オイ、またぐなよ！」（プロレス・ワード）

「オイ、近づくなよ！」（標準語に訂正）

悪党がこの「やさしさ」を「使う」とタチ悪いからな。

チンピラがお年寄り騙すあのやり方と変わらないよ。

心配してるふりして懐をまさぐっていやがんだ。

トコトン気分悪い野郎だよ。

諸君、大袈裟と笑う無かれ。

俺の周辺だってウロチョロと実際にいるんだから。

ホントあんな野郎が一番恐いぜ。

今夜は静かに一献やりにいきます僕。

ライブ以来呑んでないしね。

（その間に薬は沢山頂いてましたが。）

やはり酔い方が違いますからね（苦笑）。

スイッチ・オフ

来月ライブはオフ予定。

って事は週末はとりあえず全部休みだよな？

勿論仕事もしっかり入れなきゃ飯喰えないけどさ。

去年から巻き起こった嵐は一向に収まる気配はなく

のんびりなんて言葉にすると飛ばされそうで怖いけど

ほんのちょっとだけ休むかなぁ～と思う訳よ。

但し皆の衆、勘違いしないでくれたまえ。

ライブを演ると決まればフルテンでいきますとも。

８割位じゃ全く歯がたたないって知ってっからな。

今の俺には０か１００しかねぇんだわ。

極端だけど音楽と向かい合うにはそれで本望だよ。

小賢しい事やってたって始まっちまえば

どう転がっていくか全然わからないしよ。

やるときゃやるんだ。

いつくたばっても良いようにな。

ちょっと威勢がいいだろ？

強がりだよ（笑）。

鬼のかくらん

ライブ後に寝込むとは俺の肉体も老いたものだ。

土曜日の月面ソウルがハネた後マネージャーと

スーパーＴＡＸＩのスーさんを呼んでジョアンへ。

アクたれついて呑んでたが眠くなり椅子ベットで寝る。

二時間半しか寝てない俺は雷のようないびきをかき

あっという間に意識を飛ばし寝たのであろう。

目覚めるとすっかり朝で体は泳いでいる状態だ。

家につきシャワーを浴びアイスを食べて再び寝る。

昼過ぎに起きてコスモス祭りへ行くが

鉛のような体は云うことをきいてくれない。

しかし恒例のラムネ＆手作り磯辺巻きは外せん。

しまいにゃ畑で大根抜きまでしたは良いが腰に激痛！

速攻帰宅。

熱をはかると３８・５℃。

平熱が低い俺には死にそうな高熱である。

バファリン三発飲んだが下がらず風邪薬服用も無駄。

何たる不覚！月曜からヘビー・ディズが始まるのに。

一晩経っても下がらないのでそのまま出勤するも

周りの帰って下さいコールに押され早退。

翌日インフルエンザ検査を受けるもマイナス。

腰の痛みと頭痛を押して通常出勤。

仕事がデスクの上にてんこ盛りになってやがる。

頭がボーっとしてるけど何とか働いております。

とにかく早く完治せねば悪知恵も浮かばん。

多謝！

月面ソウル終了後、何年か振りに寝込んでます俺。

それを考えるとライブも結構危なかったんだな（苦笑）。

あの体調で我ながらよくいけたなと思うもん。

何はともあれ俺は現場に戻ってきたんだと実感。

時に大胆で時に繊細な四人工の仕事っぷりには

お客さんも喜んでくれたようでありました。

この場を与えてくれたHouse Of Blues月や

月スタッフ一同に感謝します！サンキュー。

またお会いしましょう。



追記／あの瞬間は体感出来なかったよ。

またいつかどこかで・・・だね。

宮田＆数藤、都内からの参戦ご苦労様でした。

直さん＆木田お疲れさん次はランブリングスだね。

サンキュー！四人工！

あの素晴らしい愛を・・・。

「月面ソウル」沢山のご来場ありがとう感謝します！

重心の低いロックでＯ・Ａをやってくれた

野口トオル率いるブルーギルお疲れ様でした。

取り急ぎお礼まで。



追記／ 加藤さん早いよ。

今宵、月面ソウル。

月面ソウル当日。

いつものように仕事。

しかも飛びきりヘビーなやつ。

睡眠時間二時間半（苦笑）。

久々に平穏な夜だったんで・・・つい痛飲。

しかし二時間ばかり寝ないとヤバいかもな。

若干体が震えてるもん俺。

テンションの上げどころがいつもズレてんだ。

自覚してんのに自分に従えない奴。

よし！ならばもう少しエンジン回転させてやるべ。

震えもわかんなくなるくらいによ！（平気か？俺）。

まぁそんな事より今宵の四人工は必見だぜ。

ランブリングス以外で俺が唄える唯一のバンド。

宮田、数藤、ダーキ、直さん準備はいいか？

僕？

お腹が痛いです。

赤玉服用します。

夜には治ります。



写真：化け物退治中。ちなみに中身は毒ガスです。

月面ソウル前夜

明日だね、月面ソウル。

脇腹と背中も唄うには問題ないところまで回復。

歳とると治るのも若い奴の三倍かかるんだよね。

それでもよく間に合ったと思うよ（笑）。

大雑把ながら準備は出来たという感じだね。

俺は唄うよ。

想いは繋がっている

先月のＷｏｒｋｓｏｎｇ＃５で個人的な想いを

なし崩しにした己に失意と疑心を持ちつつ

仕事以外は音楽に携わらずダラダラと過ごした俺。

（無駄なアクション・シーンは多かった・・・笑）

時間ばかりが過ぎて月面ソウルまであと２日。

少しだけ伸びた爪を切って新しい弦を張ろう。

楽しみに待っていてくれる大切なリスナーもいる。

有り難い事だ。

想いはまだ繋がっている。

過去のライブなど全て超えて行かなければならない。

その気持ちを持ち続け俺はステージに立っている。

そして全てのタイミングやチャンネルが

偶然が必然かはわからないがチューニングされた時

何もかもが真っ白になるあの時の感覚をもう一度

体感出来るかも知れないと思っているんだ。

そうだよ想いはまだ繋がっている。

その想いあるからこそ俺は唄っているんだ。