夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

深夜食堂3

2009-02-01 | 今宵の逸品
出ました「深夜食堂」の第三巻。

今回もたまらないメニューが満載です。

カバー装丁も味があって良いんだよね。

心が少し温かくなる漫画も悪くない。
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LEGEND

2008-11-27 | 今宵の逸品
本格的に冷え込んできたなぁ。

今夜はホット・カーペットに

ダラ~ッと横たわりDVD鑑賞。

何年振りかのSAM COOKE「LEGEND」。

2003年にabkcoからリリースされたやつ。

サムの歩みをスゲェ貴重映像を盛り込んでお届け。

アレサ・フランクリン、ボビー・ウーマック等の

インタビューなんかも非常に興味深い。

何度観ても良いものは良いんだよなぁ。

このDVDは家宝もんだわ。

ソウル好きのアナタは是非1度ご覧になって下さい。

Mr.Soulサム・クックの深さに触れるでしょう。
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Give It to Me

2008-10-29 | 今宵の逸品
J・ガイルズ・バンドのボーカリストだった

ピーター・ウルフの新作をずっと待ってるけど

最近はトンとご無沙汰で噂も聞かないや。

ここ何枚かのソロアルバムは特に素晴らしかった。

ピーター・ウルフが来日して演ったクアトロ・ライブは

俺の中のライブ・ベスト5に入る最高の夜だったな。

ミック・ジャガーは知っていてもピーター・ウルフは

知らないという人が多いとは思うけど

J・ガイルズ・バンドの三枚のライブアルバムを

是非聴いてみて欲しいな。

ロックン・ロールの黒さや青臭さを放電しまくり。

さぁBlow Your Face Outを聴くか!
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酒(しゅ)にまじわれば

2008-10-14 | 今宵の逸品
文藝春秋社刊 なぎら健壱 著の

「酒にまじわれば」は面白かったな。

朝日新聞に連載されてるからいつも読んでるけど

コラムを一冊の単行本にまとめると何倍も笑える。

基本的になぎら健壱著の本ってハズれないからさ(笑)。

ただの呑んべ読本じゃなくて昭和を引きずってて

自分の居場所がわかってる人だから風通しが良いね。

文章のリズムもなぎら節で心地いいんだ。

呑んべもほどほどの人も一読あれ。
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Mr.Soul

2008-09-28 | 今宵の逸品
6年前にプレゼントされマトモに読んでいなかった本

「Mr.Soul Sam Cooke」を読む。

この手の本を読むなら音源聴いてた方が良いって

ずっと思ってたんだけどね俺。

ストーンズ本とかもガキの頃は呼んだりしたんだけど

どれも嘘クサくて途中で読まなくなっちゃうんだ。

サム・クックを聴いてたら本棚にあったコレに

目がいき秋の夜長読書月間(俺的な)に突入したんで

6年の歳月を経て読み始めたって訳であります。

う~ん、字が小さいから老眼鏡を買う必要があるな・・・。

内容としては知らなくても良かった事がこれでもかと

書いてあり少しヘビーだなぁ~なんて思ってるけど

サム・クックは俺にとってヤッパリ特別な人だし

彼が作った音楽の流れや時代背景を学ぶには良いかもね。

急に肌寒くなり驚いたけど短いこの季節が

四季の中で俺は一番好きなんだよね。

読書ばかりでなく美術鑑賞や音楽やるにもバッチリの季節。

俺も創造性高まる秋の力を借りて何とかならんもんか?
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HARD RAIN

2008-08-05 | 今宵の逸品
ノー・ディレクション・ホームを久々鑑賞。

ディランの精神力たるや学ぶべき点が多いね。

音楽ビジネスが巨大化していく中で自分の意とは別に

フォークとロックの狭間に立たされ理解者となるべき聴衆に

裏切り者とブーイングを浴びながらツアーで歌い続ける。

それでも時代を切り裂いていくディランの歌声は

失速するどころかエレクトリックという武器を手に

一気に加速度を増していくんだから恐るべしである。

ボブ・ディラン・・・臆病者の革命家で俺が信じる音楽家。

今、激しい雨が窓を叩き雷が地響きをたてている。

今夜はローリング・サンダー・レビューでぶっ飛ぶかな。
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深夜食堂2

2008-08-03 | 今宵の逸品
安倍夜郎の漫画「深夜食堂」2巻が発売。

1巻が発刊された時も紹介させてもらったけど

やっぱり画風が好きだなぁ~コレ。

ストーリーも想像させる部分を残してあり粋だしね。

深夜しかやってない小さな飯やで起きる人間模様が

秀逸な1話完結にまとめられていて読みやすい。

今回「刺身のつま」と「トイレの客」が特に良かったねぇ。

皆さんも深夜食堂1度ご賞味あれ。
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傷だらけの天使再び。

2008-06-23 | 今宵の逸品
コレはやられたよ!やられた。

伝説のドラマ「傷だらけの天使」の30年後が

矢作俊彦の筆によって現代に帰ってきた。

小暮修、乾亨、綾部貴子、辰巳五郎・・・懐かしすぎる。

傷天フリークも納得のストーリーだと思うよ。

原案者市川森一、ショーケンにも許可をもらい

執筆したという続編は実写を意識したものに違いない。

以前ショーケンが続編を映画でやるって話してたけど

ストーリーは矢作氏が描いたものの方が

ショーケンが話していたストーリーより遥かに良い。

ただ修ちゃんが頭良すぎるんだけどね・・・(笑)。

演者のショーケンだと思い入れが空回りするのかな?

この本を読んでいるとそこには老いた修を演じる

ショーケンが見えたり綾部役の岸田今日子が見えるのだ。

矢作氏が傷天を愛していたのが痛いほどわかる。

あの乾いていて少しウエットな匂いたつ世界を

思い出しながら一気に読破してしまった。

この本なら監督とキャスティング次第でもう一度だけ

傷だらけの天使を観たいという欲望も顔を覗かせる。

それとも後は想像力と思い出に任せた方が良いのか?

まず傷天ファンは一読あれ!
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赤めだか

2008-06-05 | 今宵の逸品
あなたは立川談志を知っていますか?

かく言う俺も談志マニアではなく落語の才と毒舌の

トラブルメイカーと言う認識程度ですが。

はしょって書くなら人間国宝五代目柳家小さんの弟子だったが

自分の弟子の昇進問題のこじれから落語協会を飛び出し、

当時会長だった師匠小さんから破門された天才落語家。

後に立川流を立ち上げ多くの弟子達に古典落語の

凄さ恐さを伝える家元ってところでしょうか。

弟子には北野武、高田文夫、志の輔、志らくの有名どころから

一癖も二癖もある錚々たる面々が勢揃いであります。

この本は弟子であり真打ちをとった立川談春の自叙伝。

いやぁ~これは傑作だ、一気に読んじゃったよ。

笑ったり泣いたり唸ったりと一言で言えば面白いに尽きる!

競艇選手を諦め高校を中退して師匠である談志に弟子入りするところから

真打ちになるまでを赤裸々に綴っている。

話の筋は立川談志、立川流、何より落語へのリスペクトと

愛で満ちあふれてる。

落語を知らない皆さんも楽しめるから是非読んでみてよ。
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DO THE 45

2008-05-03 | 今宵の逸品
グズついてる空の下、ギター探しに音源あさりとブラブラしとりました。

昼間から中華料理を食すという暴挙に出たせいか

腹が痛くなり薬局で腹痛止め購入。

その後タワレコで症状が落ち着くまで試聴する事に。

あらゆるジャンルを試聴していく中で久々に体に電気が走った一枚が

コレRYAN SHAWだった。

俺は勉強不足で最近の若手アーティストとか知らないから特に驚いた。

現代のサザン/メンフィス・ソウルの後継者といったら大袈裟かな?

突如メジャーにルーツ・ソウルを歌う新人が現れても2枚目から

ヒップホップまがいのサウンドに変わってしまうのが常だからね。

俺が期待してたジョス・ストーンなんかファーストだけだったもん(苦笑)。

こいつには頑張ってもらいたいけどルーツ・ミュージックを利用して

歌唱力があるんだとアピールする為の戦略だとしたらジョスみたく

残念な感じになるだけだソウル・ファンをなめちゃいけません。

ステップアップの為だけにスタンダードなソウルを演るってのは

勘弁してもらいたいね。

モロに60年代のソウルを焼き直して続くほど甘くないショウビズの

世界だって事くらいはわかるけどやり方ってもんがあるだろう。

まぁ2枚目のリリースにも期待させていただきますよ!


こんな感じで俺の連休はスタートでございます。
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BLUES & SOUL RECORDS

2008-04-29 | 今宵の逸品
神田神保町界隈をぶらつくのが趣味の書籍好きな俺でも音楽書籍って

よっぽど興味あるアーティストのモノじゃないと手がのびない。

本読むよりそのアーティストの音をたくさん聴いた方が

良いに決まってるもんね。

だけど十代の頃は黒人音楽の歴史本をそのルーツが知りたくて

何冊も読みあさったっけな。

後はデータがゴマンと紹介されているディスク・ガイド本は

音源探すのに必需品だから結構買うけどね。

「BLUES&SOUL RECORDS」は特別CD付きの黒人音楽専門誌。

定期購読している訳じゃないけど一般音楽専門誌ではまず組まない

特集をガツンとやってくれる貴重な本だ。

なんと今回の特集はソウル・ミュージック黄金時代/ オーティス・レディングと

スタックス・レコードだよ・・・たまんないね(笑)。

これからも期待してますBLUES&SOUL RECORDS!
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ウィリー&レオン

2008-04-15 | 今宵の逸品
プレゼントしてもらったウィリー・ネルソンとレオン・ラッセルの

DVD「One for the Road」を鑑賞。

79年のアルバム製作の過程で演ったライブ。

大御所2人の相性はバッチリでさすがですわ。

アメリカン・ルーツ・ミュージックの奥深さを感じるよなぁ。

クレイジー、サウス・オブ・ザ・ボーダー、ワン・フォー・マイ・ベイビー

などなど大好きな名曲が聴けて嬉しかったな。

カントリー・ミュージックはすんなりと俺の中に入ってくるんだよね。

カントリー聴いてると美しい音はシンプルだっていうのがよくわかります。

ランブリングスの新曲でカントリー・タッチを1曲かいてるけど

まだまだ修行が足らないや。
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江戸前の男

2008-02-14 | 今宵の逸品
相変わらず寒いけど青空が眩しいな。

昨夜は体が重くスタジオ入り出来ず。

大人しく自宅で吉川潮著の江戸前の男を

泣き笑いしながら読んで過ごした。

春風亭柳朝の一代記でありまして

今までも二冊ほど購入して読破している傑作。

つい面白いから読んでみなさいと人にあげてしまうので

手元になかったのだが芸人セレクションとして

刊行したのを機に再購読となったのだ。

心がささくれ立っている時には笑うのが一番だからね。

落語好きは勿論のこと落語に馴染みのないアナタでも

すんなりと入っていけると思いますよ。

暖かい部屋でお茶でもすすりながらどうぞ。
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最近、気になる人

2008-01-28 | 今宵の逸品
女性ジャズ・シンガー安田南。

昔から名前だけは知っていたのだが彼女の歌や

詳しい事は何ひとつ知らなかった。

たまたま手にとった雑誌の中の安田南についての

記事が目にとまったのだ。

16歳から歌を唄ってきて四枚のアルバムを発表。

また劇団の俳優座や黒テントに所属し作家片岡義男と一緒に

ラジオ「気まぐれ飛行船」のパーソナリティもやっていたという経歴。

そして突如としてシーンから姿を消してしまった安田南。

西岡恭蔵の「プカプカ」のモデルになったチェーン・スモーカー。

中津川フォーク・ジャンボリーの暴動事件・・・etc。

当時の仲間達が捜すも誰も彼女を見つけ出すには至ってはおらず

彼女が生きていれば今年で64歳になるという。

確かにこれらの話を記事で読むにつれミステリアスな部分に惹かれ

興味を抱いたのだが純粋に安田南というシンガーの声(歌)を

聴きたいという欲望が湧いてきた。

バックも松岡直也、山本剛、ポンタ、秋山一将、小原礼に

大村憲司!!本当に凄いメンツだしね。


時代が勝手に伝説にし早熟がゆえ賞賛されただけなのか?

決して上手いとは評価されていない彼女のボーカルを

ひねくれ者の俺は自分の耳で確かめてみたいのだな。



何やってんだ俺。
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深夜食堂

2008-01-08 | 今宵の逸品
漫画小僧だった俺も最近の漫画はあまりよく知らない。

読む機会もめっきり少なくなったしね。

だけどこの前、偶然手にとった漫画がなかなか良かった。

「深夜食堂」って漫画なんだけど深夜零時から朝7時までが

営業時間の新宿にあるとある食堂の話でさ。

メニューは豚汁定食、ビール(大)、酒(二合)、焼酎(一杯)のみで

後は勝手に注文してくれりゃあ出来るもんなら作るよってシステムで

毎回懐かしいメニューが登場する。

第1夜は赤いウィンナー(俺の大好物!しかもタコ!)

その他にも、きのうのカレー、猫まんま、ナポリタン、焼き海苔、

ポテトサラダ等々たまらんメニューがズラリと並ぶ。

登場する客も優しいヤクザに始まり歴48年ベテランのゲイ、

年季の入ったストリッパー、かませ犬のボクサー、

伝説のAVカリスマ男優・・・ね?魅力的でしょ(笑)。

ちょっとほろ苦くて切ない昭和の香りがする漫画だよ。

興味がある方は是非読んでみて下さいな。



「深夜食堂」1巻 著者=安倍夜郎 / 小学館 BCS-1707
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