夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

おいでやす

2008-01-31 | Weblog
ジョアン+1プレゼンツによる高橋コウとの弾き語りライブ

「二人会」まであと2日となりました。

現在すったもんだしながら楽曲を選曲しています。

あとは新曲の仕上げです。

まだ納得するには至っていない状況なんですよ。

トドメのさしかたと云うのはいつだって難しいものです。

今回、俺にとっては珍しい弾き語りという形態のライブなので

自分自身がどんな気分になるのか少々楽しみにしているんですよ。
(そもそも曲作る時は1人で弾き語りなんだけどねぇ・・・・。)

そんなこんなできっと特別な事は何も起こらないでしょう(笑)。

しかしながら皆々様、その夜は俺もコウも気ままにギターを鳴らし

皆さんに向けて歌を精一杯唄わせてもらいますから。

ソロなんてもんは最初から裸になってるストリッパーみたいなもんだから

素股でエンディングまで行っちまえって感じです。

あんまり上手い喩えじゃないな・・・下品だねぇ。


ま、皆さん、どーかひとつ!俺とコウの「歌」を聴きに来てやって下さい。
詳細はランブリングスWebにてどうぞ!
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こわれしもの

2008-01-29 | 戯言集
こわれていく。

それはいきなりじゃないんだろう。

誰にも気づかれる事なく少しずつこわれていくんだ。

なぁもう心が繋ぎようも紡ぎようもないくらいズタズタか?

血液がカラカラに乾いているような気分はどうだ?

全ての景色に霧がかかり視界不良でよく見えないかもしれないね。

だけど手探りでも良いから掌を差し出してみないか。

そうしたらいつか俺がのばした指先に触れるかもしれないだろ。

俺は霧の向こう側で精一杯腕をのばしているからな。


それで何が変わるのかって???


実は俺もそれが知りたくてお前の指先を探してるって訳さ。


そう俺も既にこわれはじめてんだよ。
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最近、気になる人

2008-01-28 | 今宵の逸品
女性ジャズ・シンガー安田南。

昔から名前だけは知っていたのだが彼女の歌や

詳しい事は何ひとつ知らなかった。

たまたま手にとった雑誌の中の安田南についての

記事が目にとまったのだ。

16歳から歌を唄ってきて四枚のアルバムを発表。

また劇団の俳優座や黒テントに所属し作家片岡義男と一緒に

ラジオ「気まぐれ飛行船」のパーソナリティもやっていたという経歴。

そして突如としてシーンから姿を消してしまった安田南。

西岡恭蔵の「プカプカ」のモデルになったチェーン・スモーカー。

中津川フォーク・ジャンボリーの暴動事件・・・etc。

当時の仲間達が捜すも誰も彼女を見つけ出すには至ってはおらず

彼女が生きていれば今年で64歳になるという。

確かにこれらの話を記事で読むにつれミステリアスな部分に惹かれ

興味を抱いたのだが純粋に安田南というシンガーの声(歌)を

聴きたいという欲望が湧いてきた。

バックも松岡直也、山本剛、ポンタ、秋山一将、小原礼に

大村憲司!!本当に凄いメンツだしね。


時代が勝手に伝説にし早熟がゆえ賞賛されただけなのか?

決して上手いとは評価されていない彼女のボーカルを

ひねくれ者の俺は自分の耳で確かめてみたいのだな。



何やってんだ俺。
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あと20cm

2008-01-27 | Weblog
新しい曲を手に入れるまでもう少しってところまで。

コネすぎた曲は余分な贅肉が付きすぎて一聴すると

華やかなんだけど鼻についてしまった。

削って削ってやっと曲の骨が見えてきた感じだろうか。

とは言ってもまだ一曲まだまだ先は長いようです。

この曲がリスナーの皆さんに届くことを想いながら。
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記憶飛ぶ

2008-01-26 | 金田常日頃
気付くと車中で朝だった。

昨晩はマネージャーとミーティング。

今後の計画などについて聞く。

新曲とレコーディングの話をした。

個人的な相談があったのに言い忘れる。

マネージャーのアコースティック・Duoにダメだし。

店内にはグッド・ミュージック。

後は・・・・・・・・。
記憶飛んだ・・・。

久々だぜぇ。

人差し指に切り傷。

何か重要なコトを忘れてる気分。 
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残念君

2008-01-25 | Weblog
さすがにこの歳になるとバンドやり続けてる同級生を

捜すのも難しくなってんな。

従って周りは俺より歳下のバンドマンがほとんどだ。

親子ぐらいの差は今じゃ当たり前になっちまった。

音楽は万国共通で性別も肌の色も歳も関係ないらしいじゃないか。

ならば同じ母国語を話す同胞なら気持ちも通じ易いってもんだろ?

しかしだ!当然ながら中には全く通じない奴もいるもんだわ。

音楽どうのこうのというより全てから感じる「軽さ」に閉口してしまう。

コイツにはマジに何を言っても結局は伝わってないんだなと

徒労を遥か通り越し残念な気持ちで一杯になります。

大抵その手の残念君は御多分にもれず器用で

頭の回転も早くて何かと弁がたつ奴。

ただ残念な事にそれら全てが軽いんだよな。

己じゃ気付いていないのだろうがカラッポって話だぞ。

オイ、よく聞けよ残念君、俺はロックのコツやツボを

説いたり教えてるんじゃねぇんだ。(逆に教えてくれ)

音楽やバンドへの向き合い方、向かい合い方を話してるだけだからな。

マジに話しても伝わらないなら仕方ないけどよ。

手書きの地図の俺と違ってどっちみちルート決めて

ナビ持って歩いてんだろうからよ。

どうせならド真ん中歩いてみなよ・・・・ま、コレも伝わらねぇな(笑)

残念だけど。
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ギターを鳴らす

2008-01-24 | Weblog
悲しみは乗り越えないと決めたものの

容赦なく心をうるさくノックし続けやがる。

土台ひねくれ者の馬鹿な発想だと思っちゃいるがな。

ただねコレからも悲しみは喜びより分かり易く

いきなり俺に会いに来るんだと思うと

た・ま・ら・な・い・んだ。

少なくとも今の俺はそうだ。


だけど俺はこれからギターを鳴らす。
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それが問題だ

2008-01-23 | 金田常日頃
ライブが決まり少し慌ただしくなってまいりましたが・・・・。

正直にかつ小声で告白いたします。

ソロ・ライブの構想がまだコレと言って

ナーンにも決まっていないのであります。

唯一思ってんのがランブリングスでしばらくご無沙汰の曲を

演らせていただこうかと云う事ぐらいでしょうか。

今の自分が何を唄いたいのか模索中なのであります。

今更何を寝ぼけた事をとお思いの輩、

これってのが一番のポイントなんでございますよ。

時事ネタを唄える程、器用さとスピード感を

持ち合わせちゃいませんしねぇ。

もっと困るのが自分の過去の曲が何を言いたかったのか

本題忘れちゃってたりしたら最悪ですな。

なんだこりゃあ?なんて思いながら

汗ぶん流して熱唱するのもナンでございましょ?

冗談はさて置き締め切りが迫ってますんで

何が何でも絞りださなきゃいけません。

今度の二人会にわざわざ来て下さるお客さんに

何か1つでも持って帰っていただきたいですから。

てな訳で喫茶店でペンを片手にノートをひろげ、

おもむろに難しい顔しながら珈琲をいただいております。

当然、格好ばっかなもんですからノートは真っ白けっけでございます。

あ、さっき裏表紙にニャロメとべしを一匹ずつ書きあげました・・・・。
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愛煙家

2008-01-22 | 金田常日頃
俺は最近では珍しくなったヘビー・スモーカーという人種だ。

さすがに昔に比べれば本数は減ったけどね。

一番多かった時期は1日平均5箱100本。

今は平均2箱40本ってところかな。

これでも充分ヘビー・スモーカーの部類に入るらしいっすね。

唄うたいとしちゃ喉と体力的な問題もあるから

禁煙の方向に行くのが常なんでしょうが。

タバコと酒で俺の声の素が出来上がったと言っても

過言ではないからなぁ。

ちなみに今やランブリングスで喫煙者は俺だけになりました。

あとはマネージャーとエンジニアの両名ですかね。

会議とか公共の場の禁煙スペースで特にイラつく事もないから

意外と禁煙出来るかもね俺・・・・しねぇけど(笑)。
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Ruthie Foster/the phenomenal

2008-01-21 | 師匠の仕事
Wurlizer electric piano。

俺の心を打つ音色を持つエレピ。

その音色を奏で素晴らしい楽曲を唄う女性シンガー。

その名をRuthie Fosterと言う。

2006年に手に入れたCDですが時々無性に

聴きたくなるアルバムなんだよね。

何かこういうのがいいな。
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二人会

2008-01-20 | Weblog
今年1発目のライブが決定。

2月2日にジョアン+1にて金田ヒサ、高橋コウの弾き語りで

「二人会」と銘打ち演らせてもらいます。

俺1人で演るのは本当に久し振りですよ。

ランブリングス以外での活動は千葉直樹、木田尚との

トリオが中心だからね。

基本的に1人で演奏するのは面白くないと思ってるんだけどさ。

なのに今回は何故に弾き語りか?

う~ん単なる気まぐれと言えばそうなんだけど、

もう一度1人で唄いだすのもありかなって思ったんだよね。



そんな訳で急遽決定した「金田ヒサ・高橋コウ二人会」皆様是非来て下さい。


また3月からスペシャル・ゲストを迎えての新企画を

マネージャーがブッキングしてるんで楽しみにしていて下さい。
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山口冨士男

2008-01-19 | Weblog
日本屈指のロック・ギタリスト山口冨士男が闘病生活を送っている。

俺が好きな数少ない日本のギタリストだ。

冨士男のギターを初めて聴いたのはエレックから出ていた

西部講堂でのラスト・ライブを収めた「村八分ライブ」だった。

十代の頃に伝説の一枚という触れ込みで

レコード屋のオヤジに聴かされたんだよな。

村八分自体は何だこりゃって感じだったけど

ギターだけはめちゃめちゃイカしてたんだ。

それから事あるごとに山口冨士男のギターを追いかけ聴いていた。

まぁ冨士男にまつわるドラッグ関係や堀の中の話は

胡散臭くて嫌いだったけどね。

くだらない伝説や噂話より純粋にギタリストとして凄いと思ってたからさ。

ラリってないで本気で弾いたら冨士男のギターにかなう奴は

いないんだけどな~等といつも残念に思ってたけどね。

そんな愛すべきギタリスト山口冨士男を支える会が発足された。

現在ウェブで協力者を募っています。

彼のギターをまだまだ聴きたいと思っている皆さん是非のぞいてみて下さい。



「ロックミュージシャン山口冨士男を支える会」

冨士男所属のインディーズ・レーベル
「GOODLOVIN’PRODUCTION」のHPのリンクからどうぞ。

本気のギターをもう一度聴かせてくれ!頑張れ冨士男!
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真夜中のスタジオ

2008-01-18 | Weblog
本格的に冷え込んできました。

ましてやこの季節に1人で真夜中のスタジオに入ってると余計だね。

ランブリングスが使うスタジオは古いけど40畳弱あってさ。

そのくせ暖房設備が貧相だから底冷えしてたまんねぇよ。

本当に心の芯まで冷えちまう。

さっさと曲の芽でも出てくれれば小さな火が灯るのだが。

俺が凍える前に火を灯したいもんだな全く。

思えばこんなにムキになってスタジオで作曲するのは

相当久し振りかもしれないな。

孤独な作業と寒さを除けば悪い状況でもないか。

怠け者の俺にとっては良い環境で音楽と向かいあってるって事・・・なのか。
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冬の空

2008-01-17 | Weblog
俺は基本的に特定の人だけに向けて曲を

書かないし書こうとしたことがない。

特定の人への曲はその人に向けて歌うのがベストだし

マスターベーションになりかねないからね。

ま、本音言えばは恥ずかしくって

唄っていられねぇってのもあるしさ。

だけど今回はそんな俺が少しやり方を

変えてみようかと思ってるんだ。

そんな訳で今、俺は貴方の為に曲をかいてんだよ。

お互いレクイエムなんて柄じゃないし

冬の空のようなカラッとしたやつでどうだい?

俺に出来るのは所詮こんな事ぐらいさ。

我慢しないで笑ってくれてもいいんだぜ。

言っとくけど俺だってマジになる時もあるんだからな。

新しいこの曲が出来上がったらライブで貴方の為に唄うよ。

ただひとつ残念なのはとっておきの席を用意したところで

そこは何年経っても、そう、永遠に空席ってことなんだ。
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やりきれない

2008-01-15 | Weblog
携帯が鳴る。

友人でカメラマンの現ちゃんが亡くなったと言う知らせだった。

享年52歳あまりにも早すぎる死だった。

精神バランスを崩しているのは知っていたのだが最近の現ちゃんは

回復に向かっていると聞いていただけにただ唖然としている。

こうして書き込みながら何とか冷静になろうとしてる自分がいるよ。

だってまた1人大切な仲間が逝ってしまった事実を

受け入れなきゃいけないんだろ。



なぁ最後に浅草で一緒に飲んだのはいつの事だったかな?

あの夜は楽しかったね・・・現ちゃん、かける言葉がうまく見つからねぇよ。


いいよ今はゆっくり休め。とにかくゆっくり休みな。ゆっくり休めよ現ちゃん。

俺もいつか逝くけどまだやんなきゃいけない事が残ってんだよ。

もう少し先になるけどそっちで飲んで待っててよ。


その時はいつものように

「ほーんとうにいつも待たせるんだからぁ~嫌な男っ!」って

泣いてるようなクシャクシャの笑顔で迎えてくれたまえ。

その日までさようならだ現ちゃん。バイバイ。



写真=photo by GEN
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