夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

ステップ2

2009-06-29 | Weblog
「585」レコーディングに入るためには

まずは収録曲をあるレベルまでスタジオ・リハーサルで

仕上げていかなければならない訳だけど

基礎となるボトムに織り込むコードワークや

各パートのフレーズとか個々の理解が必要となるし

アルバム一枚分ともなればヘッドアレンジも大変だ。

何よりスピードがポイントでモタモタしてる間はない。

ヘッドアレンジってそれが一番の魅力だから。

大衆演劇なんかでも台本なしで口移しで

台詞や動きを体に入れ込むんだよね。

確かに粘って出てくるモノもあると思うけど

悪戯に時間かけてズルズル行ってしまう事もあるしね。

1人1人の決定力とか直感力って言うのかな?

「コレで良いんだ」と自分で判断出来るかだと思う。

ぶっちゃけ俺自身は心の余裕がなければ

ものづくりってのは難しいと思い知らされてる。

でもこんなヤバい状況でも歩く事をやめたら

何も始まらないって思ってるからさ。

日々ビクビクしながら言葉と音を書き綴っている。

必ずあの光のもとへ行けるのだと信じながらね。

だってそれしかないじゃん。
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独り酒

2009-06-26 | Weblog
ガソリン入れる時は基本独り酒である。

最近じゃ仲間とワイワイって機会も殆どないね。

とは言っても大人数の呑み会ってやつは

昔っからあんまり得意じゃねぇんだよな。

ライブの打ち上げでも地味で控え目だもん俺。

あとは心許せる奴と差しのみってのが良いな。

近年めっきり弱くなったから嗜むって感じでさ。

それでも後半の記憶とか飛んじまうけどな。

既に一生分のアルコール摂取量越えたんだろうね。

だから今呑んでんのはオマケみたいな感じか。

しかも体調とか多少気にしながらね(ケッ!)。

まぁ俺と呑んでも大して面白かねぇと思うけど

足かせが外れたら一献やりましょうや。

そう、そこの君だよ君(笑)。



追記/Michael Jackson急死のニュースが

車のラジオから流れている。

ライフ・スタイルは理解不能だったが

彼の溢れる出る才能は自己プロデュースも含め凄かった。

Jackson5から始まったキャリアと晩年奇行の数々。

全盛期のパフォーマー&シンガーとしての存在感の

素晴らしさは間違いないし特筆ものだったと思う。

顔面は壊れてたけど心は壊れてなかったと思いたいね。

ツアー目前だった彼に何があったんだろう。

享年50・・・早すぎるな。

御冥福をお祈りします。

サヨナラ、POP STAR。
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ステップ

2009-06-23 | Weblog
585レコーディングにいつGOサインを出せるのか

わからない俺だけに今多くを語っても洒落にならんが

先日湯村と話したレコーディングの話など少々。

俺にはこの機会にどうしても録りたい1曲があってさ。

その曲は16年前に書いたナンバーで録音もしたが

当時の俺達は理解力も演奏力もなく不本意な出来だった。

いつかチャンスが来たらもう一度トライして

納得する形でアルバムに刻みたいと思ってた。

今回も過去の録音と同様にベーシックは基本的に

一発(可能な限り同時に録音)で行こうと思う。

湯村曰わくバラ録りしてノリが出せるくらいなら

今頃はプロとしてそれなりに飯食えてるだとさ。

相変わらず前向きか後ろ向きなのかわかんねぇ奴。

レコーディングに関してはエンジニアAMAの

アイデアも参考にしながらベースを練り上げていこう。

アルバムは既存曲と新曲を集めた20数曲の

候補曲から全7~9曲を絞りこむ事になると思う。

最近のCDは収録曲が多すぎて間延びするから

個人的にはここら辺が良い塩梅だと思ってんだよ。

アナログLPなら2枚組ってのもありだけどね。

(実際に決定してる曲はまだ2曲だけなのだがね。)

とにかく必ずやフィニッシュしてみせましょう。

ボロボロでもヘロヘロになっても完成させる事だ。



しつこいぜ俺は。

本当にしつこいんだよ。
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Barry Beckett

2009-06-22 | Weblog
友人より訃報が届く。

マッスルショールズの名キーボーディストであり

プロデューサーのBarry Beckett死去。

また1人素晴らしいミュージシャンが逝ってしまった。

俺が所有する音源には彼のクレジットが

どれくらいあるのか判らないほど

膨大な仕事をし内外から名サポートしてきたのだ。

時は刻む事を止めないのだから

誰しも遅かれ早かれ終焉の時を迎えるのだが

彼が残した足跡は消える事なく

永遠にレコードに深く刻み込まれているんだ。

しかし66歳とは早すぎる残念な死である。



御冥福をお祈り申し上げます。



久し振りにオーリアンズの1stを聴きながら献杯。

さよならSwampers。

素晴らしい音楽をありがとう。
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TEAM RAMBLINGS

2009-06-20 | Weblog
ブッキングから始まりプロモから当日は機材搬入出

清算に打ち上げとライブ1本やるのも大変なんである。

その殆どをスタッフやマネージャーが仕切っている。

マネージャーがバンドをサポートしてくれるまでは

ランブリングスは全てをメンバーだけでやってきた。

昔は今ほどシステムも複雑じゃなかったが大変だった。

だから余計にスタッフのありがたみが分かるんだ。

歳くうとライブ演るので精一杯になってくるしよ。

恐らく今のようなソロやユニットでの活動も

俺の事だからスタッフ抜きでは演ってないと思う。

作曲と演奏だけに集中して欲しいという気持ちが

よくわかるだけにダルな演奏をする訳にはいかないし

その想いに音で応えようと俺達も踏ん張れるんだ。

現在の俺は周囲の期待にこたえられず

非常に心苦しい限りであるが

まずは治療や身辺整理などクリアにしていこう。

そして何事もなかったようにランブリングスで

ガツンとプレイしたいと願ってやまないのである。

その内、俺は良い曲かくんだろうなって

何も持ってないけど、その自信だけはあんだよね。

根拠も無いのに我ながら・・・・・不思議だ(苦笑)。
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追憶のロックン・ロール

2009-06-15 | Weblog
>ランブリングスの音楽はスタッフ受けは良いんだけど

売るには難しい音楽なんだよね云々。

>今時珍しく良い音出してるんだけど

金田君の音楽の売り方は相当難しいだろうけどね云々。

>ジャンル的にメジャーでやるのは厳しいよ云々。

>この手のロックバンドはまず売れないと思う云々。



頼みもしないのに貴重な御意見ありがとうよ(苦笑)。

某有名ライブハウスの店長さんからイベンターさん

音響さんからプロデューサーさんと

二十代から散々聞かされてきた言葉達。

売れない?

ジャンル的?

みんな長く業界で生きてるんだから多分そうなんだろ。

ぶっちゃけ若かりし頃は色々考えた時期もあるけど

結局は本末転倒だって事に気付くんだ。

残すべき楽曲と愛すべきバンドがなければ

何も始まらないって事に行き着くんです。

自分が創る音楽を信じて演り続ければ良いんだよ。

俺も大人だからさ色んな意見や戦略的な部分もわかる。

だけどね、原点は散らかしちゃ駄目なんだ。

沢山の人達に聴いてもらいたいのは当たり前だよ。

それがインディーズだろうがメジャーだろうがさ。

ただその為に手をかえ品をかえって訳にはいかねぇよ。

俺達が伝える側なんだから想いを誤ったら駄目だろ。

前に薬屋の話しを書いたけど聴く側が欲しい物を

考えて作って届けるのは違うんじゃないかと思う。

業界も確率の高いリスクの少ないやり方でいくだろう。

だから俺達みたいなバンドを世に問うシャレがない(笑)。

ランブリングスの音楽を必要としてる人達が

まだいるハズだと俺は信じてるけど。

そんな人達にコレから会いたいと思ってるんだ。

もう少し待っていていただきたい。

君の心のアンテナに届く距離まで歩き出すから。
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アマとプロ

2009-06-13 | Weblog
何の為に演り続けているのかと

時に無礼な質問を受ける事があるのだが

大抵は酒席において調子こいた相手方が

アマチュアというポジションにいる俺に対して

勝手に苛立ち痺れを切らして口にするのだが

大きな御世話だ、ほっとけバカヤロウって

最後は泣かす事にしています(笑)。

俺が甘んじていると思っている所が間違ってんだ。

オイ!厳しいもんだぞアマチュアも(笑)。

女のヒモか大金持ちのボンでもない限り

みんな二足のわらじを履いてバンドやってんだからよ。

中にはオーディションとか頑張って応募して

一生懸命プロフェッショナルへの道を

模索している奴らも沢山いる。

だけどそれが俺には当てはまらないって話しでね。

そこらを一緒にして疑問視されても困るんだよなぁ。

確かにプロフェッショナルってのは素敵な響きだぜ。

でもサッカーとか野球のアスリートの世界なら

プロフェッショナルになる奴らって

アマチュアの時にそれだけの力を身につけてるから

プロへのパスポートを掴んで更に歩んでいけるんだ。

ど素人がいきなりプロって図式が成り立つ世界なんか

全く興味ねぇし、ちっとも面白かねぇや。

そう俺は古い職人タイプの人間なんだ。

問題は昔から腕が悪く頑固者というのが欠点。

だから未だにこの歳でもせっせと腕を磨いてんだよ。

俺の行き先に何があるかは、お前の知ったこっちゃない。

やってる俺だけが目を見開いていけばいいんだよ。

お分かりいただけたかね?

君は君の「その先」を気にかけてやりたまえ。

人それぞれ最終目的地は違うものさ。



写真・昨夜、旧友House of Blues月のトオルが

自身のバンド「BLUE GILL」の1stCDを

わざわざ持って来てくれました。

月のレーベルGETSU-MEN SOUNDからリリース。

興味ある人は月のHPに是非アクセスしてみてよ。

こうやってみんな頑張ってる訳さ。

トオルありがとうね。
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音の世界の住人

2009-06-12 | Weblog
ロックン・ロール・アルバム「585」のリリースが

今でも俺が音の世界にしぶとく住む理由で糧。

あと音楽にどれくらい携われる時間があるのか等と

この歳になるとセコく逆算する夜もあるんです。

マディ師匠くらいまで生きればメッケもんだろうが

これまでの不摂生を考えりゃそう上手くはいくまい。

しかし学ばなければならない人生や音楽がまだある。

出来の悪い生徒は人よりも何倍も時間がかかるのさ。

タイムアップになったらそこでハイおしまいだろ。

あ・そうそう、1999年のLive At ANGAが

マネージャーの手によりデジタル化されているとの事。

そのうちYouTubeにアップされると思います。

この映像は千葉のケーブルTVのクルーが

ランブリングスのライブを三台のカメラで撮影し

当時に限定発売したビデオなんだけどさ。

(俺、持ってないから内容は覚えてないなぁ。)

過去の記憶の断片としてのランブリングスを

記録してるって点では面白いんではないでしょうか。

一番大切なのは今のランブリングスをダイレクトに

伝える事だというのは言うまでもない話しですが。
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Voice & Rhythm

2009-06-07 | Weblog
夕刻になり湯村をピックアップしジョアンへ向かう。

雨男の俺達だが珍しく雨も上がったようだ。

信頼するマネージャーとエンジニアAMAが

ジョアンを音の空間に変えていく。

お客さんで徐々に席も埋まりワークソング・スタート。

湯村と音を合わせるのは当日のサウンド・チェックが

初めてでライブは全てが自由なアドリブで構成。

前日湯村に渡したセットリスト以外の曲が

実際の演奏の半数以上を占めていたのが

より自由度を与えていたのかも知れない。

新曲やPaper Knifeなどの古いナンバーも

違和感なく混ぜていけたのは収穫だったかな。

ただライブは生き物だから良い事ばかりではなく

開始から数曲目に声がいきなりオフになる。

原因は声帯にあるんだろうが一曲で元に戻り一安心。

集まってくれたお客さんの雰囲気とジョアンの空間を

体に感じながら一曲また一曲と歩みを進める。

湯村のドラムとリンクしたりハズれたりしながら

曲が転がっていくのが生々しくわかる。

途中「あぁ俺は唄ってんだな」と思えたよ。

勿論、二時間のライブが終了すれば

俺も湯村も「何だかなぁ」と冷めながら

自己分析を始めて反省すべき所を見つけているのだが。

凡ミスと平均を上回ったと思えるプレイを繰り返し

この夜のワークソングは幕を閉じた。

そんな俺の歌を最後まで真剣に聴いてくれた

お客さんに感謝します!ありがとう。

AMA、声のトラブルで途中ヒヤッとさせたが

何とか最後まで行けたよサポートありがとう。

ジョアンはいつも俺にチャンスくれ

新たに何かを生み出す勇気をくれる。

マスター&ママありがとう。

マネージャー、君のメールが今回のライブを

スタートさせた訳だが演って良かったよ。

俺やランブリングスに細心のサポートありがとう。



正直終わったばかりで今後のライブは考えられない。

ライブに顔出してくれたメンバーの直さんと楽屋で

年内にレコーディングに入りたい旨の話しをしたよ。

録音したい曲のイメージも固まっているからね。

そこへ向かうのは全て俺の身の振りにかかってる。

明日からのヘビー・ディズがそこに繋がる事を

信じながら歩いていかなければと思うのだ。

体調不良で心配かけていますが

しばらくは手術も含め治療していかねばと思ってます。

音楽の神様がいるなら俺に御慈悲を。

みんなの待つあの場所へ戻れる事を願う。


写真・ジョアンの看板犬チャッピー長生きしろよ!
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深夜紫煙の中で

2009-06-06 | Weblog
本日いよいよワークソング#3。

何と言えば良いのだろうな。

スケジュール調整から始まり

顔面含む体調管理に精神面のコントロールと

ライブ以前に厄介な問題だらけだったからな。

(何一つクリアになった訳じゃないのだが)

ただコレらも含めてワークソングだからさ。

タイトル決める時もそこがキーワードだったしね。

まぁライブ当日の今日もタイトなスケジュールで

本当にライブやんのか俺って感じだもん(苦笑)。

ぶっちゃけ今回は気持ちの入り方も違う自分がいる。

そんなもんは邪魔くさい以外の何者でもないけど

何なんだろうね、何1つ無駄にしねぇよって感じでさ。

簡単にライブの入口まで来れた訳じゃないから

特にそんな想いになっちまうのかね。

(へへっ、らしくない流れだな)

6月6日にしか出来ないプレイが出来たら最高だ。

初めての人も興味本位の方も

是非ジョアンの空間に足を踏み入れてみてよ。

いつもと違う週末の景色をお見せしますから。

金田&湯村の両名はその夜のベストバウト狙います。

今後のキャリアなんかどうだって良い。

今夜こそ「歌」を手に入れたい。
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不思議な輩

2009-06-04 | Weblog
つまらぬ陰口を叩く輩の何と多いことか。

全く己に関係ない他人様のネタなんか

何故楽しいのか俺にはさっぱりわからん。

何の興味なんざんしょ?

どこにも荒らし屋なる人物がいるらしいがね。

あること無いことをアチコチに散らす奴。

大人だよな?子供とか孫とかいるよな?

御自身はどんな躾をなさってきたのかねぇ。

お前らは醜く下品である。

実にふざけた時間の使い方だ。

目を閉じるように耳も閉じれたら良いのだがな。
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ルーズなデュオ

2009-06-03 | Weblog
ワークソングで何を歌うかまだ正式に決まってない。

今までも大体はそんな緩い感じなんだけどさ。

メニューはテンポやキーやセットの流れで考え

歌詞を中心に組み立てたことは一度もないからさ。

バンドだとメンバーに伝えてからリハに入るから

早めに決定しなきゃならないんだよね。

でも最近じゃ当日の楽屋で決めたり

ステージに上がって決めたり(前回見事失敗)

いつもギリギリまで決まらない事が多いのです。



本日ドラマーの湯村から電話。

湯「ねぇ演る曲、決まっとる?」

俺「なんで?」

湯「それによって持ってくもんがあるし。」

俺「今回お前、足使うのか?」

湯「うん、使うよ。」

俺「そんじゃあ後でFAXするわ。」

湯「別に今夜とか明日とかじゃなくていいけん。」

俺「了解。」

湯「そう言う事でよろしく。」

って事で曲決めなきゃなんねぇ・・・。

でも・・・金曜日で良いって話しだよな!?

結局はライブ前日でOKって事じゃんか。

このルーズさが長続きの秘訣か・・・・。
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魔力

2009-06-02 | Weblog
ギターを鳴らすと俺のように少しくすんだ音がした。

見れば弦がすっかり錆び付いているではないか。

久しぶりに新しい弦を張ってやらねば。

こうして見るとギターという楽器は木と金属が

美しいバランスで共存しているなと今更ながら思う。

張りたての弦を親指ではじいてみると

澄んで凜とした解放弦の音が殺風景な部屋に響く。

まるでだらしのない主人への警告音のようだ。

俺は弱っている自分を大人になり初めて自覚している。

いや正確には認めそうになっているのかも知れない。

去年から我が身に起こる想定外の現実に

右往左往しながらここまでやってきたのだが

ここにきてとうとう連続して体に異変が起き始める。

薬のせいだろうか様々な想いが頭の中を徘徊する。

ポジティブなことって?

ネガティブなことって?

どうしても出口が見当たらないのは

副作用でボーっとしているからだけではないだろう。

今までこんなに見つからない事ってあったかな。

オイ!先の見えない人生を楽しんでいたのは誰だ?

無造作に壁に立てかけたギターが倒れそうになる。

慌ててネックを掴まえるとギターは自然と膝の上に。

それから小一時間ほど爪弾いていただろうか。

不思議と何を考える事もなく時は静かに過ぎていく。

きっとこれもギターの持つ魔力なんだと思う。

ギターを抱いていると此処にいながら

色んな街や路地裏とか君の部屋にいたりするからな。

「バランスを崩せ」と唄ったのも今は昔。

絶妙なバランスの上にしか成り立っていかない

自分に苛立ちを隠せぬがどうにもこうにも・・・。

わかってるよ。

もうすぐライブだろ。

まだそこまでアタマは飛んではおらぬ。

ジョアンで逢おう。
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グチャグチャ

2009-06-01 | Weblog
恐ろしや 恐ろしや

忍び寄る不安を憂う。

時が待たぬなど知っておる。

他人に吐露しようとすれば

寒気がしたり暑くなったりする。

早く早く打破せねばならん。

保つ事が困難に思えるのだ。

しかし体が頭が心が作動しない。

週末に逃げ込むばかりで先に進まぬ。

背負った物を1つ降ろせたならば

俺のすくんだ足は前に1歩踏み出せるのか。

出口だ出口を見つけ出せ。

いつまでも雨が降り続いているようだ。

目を閉じるな目を開けろ。

厚く垂れ込めた雲の先へ。

守るべき物はまだ見えている。

諦めるな 諦めるな 諦めるな。

心臓を打て鼓動を感じろ。

お前は生きている。

グチャグチャだが

確実に生きている。

決めつけてはいけない。

決めていい事など本当はないのだから。

応答せよ!

反応せよ!

声にならなくとも良い

叫びつづけろ!
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